プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

山崎豊子の小説に『沈まぬ太陽』ってあるじゃないですか。このタイトルは何かの例えですか?

『白い巨塔』は分かり易いです。これは大学病院の事で、白衣を着ている集団の過剰な縦社会になってる様をこう表しているのです。

『華麗なる一族』も分かり易いです。2代3代と続く大手銀行の頭取には家族が多く、その家系図を表しています。

『不毛地帯』は微妙ですが、商社の仕事はギスギスしていて、極寒シベリアの痩せた土壌みたいだって事でしょうか。

『運命の人』も微妙ですが、外務省事務官の三木昭子が運命の人なのでしょうか。彼女が爆弾文書を手渡して新聞記者の人生が変わった事が運命なのでしょうか。

沈まぬ太陽は何でしょう?飛行機が墜落して何百人も死んじゃったって事故がテーマですが、これの何処が沈まぬ太陽なのでしょうか?

A 回答 (3件)

不正、汚職、事故など重大な事件を起こし、どんなに悪いことをしてもなお、



太陽(日の丸)(NALのマーク)が沈まずに(潰れずに)
再起を果たしていくからです。

普通の会社ならとっくに沈んで(倒産)いますよね。

また、アフリカへ左遷させられた恩地氏が確か「一度アフリカへ来てください。アフリカは自分を見つめなおすいい場所です」みたいなことを言います。
その時にアフリカ大地に太陽が出ていました。
NAL(架空の航空会社)の社内体制を見つめなおしたらいいのでは?という忠言でもあるのだと思います。
    • good
    • 0

「親方日の丸」ということばがありますが、事実上の国策会社なので、多少でたらめの経営が続いても(それに安住して)倒産することはない(だろう)というその大会社の社員のたるんだ意識をいいます。

「親方(は)日の丸(日本)=この会社は沈むことはない」という作者の皮肉です。現実はあまくなく、そうではなかったのですが。
    • good
    • 0

 日本航空が事実上倒産し、再建中の現在なら、ちょっとうそ臭いタイトルですね(笑)


日航ジャンボ機墜落事故からの再起を書いたとしたなら「沈まぬ太陽」でも納得できませんか?
太陽=日 ってことで。
 ただ最初に書いたように日本航空は事実上倒産しました。

 こういう見方はできませんか?
多国籍企業は世界中に会社(営業所)を持っているので24時間中必ずどこかの国で営業をしている。
世界を股にかけている企業ってことですね。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!