「一気に最後まで読んだ」本、教えて下さい!

"I took the compliment with a grain of salt." で、「そのお世辞を真に受けなかった。(控えめにとった)。」という意味になるそうですが、この"a grain of salt"って何のことですか?

A 回答 (7件)

こんにちは


with a grain of salt はあえて直訳すれば、
「一粒の塩を備えとして」ぐらいの意味でしょうか。

以下はNo.2さんと似たような内容です。

http://www.birch.net/~lindabrown/000231.htm
 
大意(おおざっぱなので、適当に読んでください)
一説によると、
古代ローマ期、ポンペイウスが敵の拠点を襲ったときに、解毒剤を押収した。
それは敵が、自ら製造した毒薬用に開発したもの。
解毒剤の用法には、塩を一粒併用するように書かれていた。
これがあれば、ポンペイウスは、敵が毒殺を仕掛けてきても、自分を護ることができる。
そこで、塩と解毒剤があることによって、(いつか毒殺してやるという)敵のおどしが、見かけほど怖いものではなくなり、言葉どおりに受け取って、おびえる必要がなくなった〔敵のおどしがただのこけおどしになった〕。
ポンペイウスは、塩一粒(という備え)があるという安心感から、敵のおどしを割り引いて受け取った、と言える。
この故事から、ものごとを、見かけどおりに受け取らない、割り引いて受け取る、という意味で用いるようになった。
(略したところには、saltから、salary、eat salt together、with salt over the tableなどの語句が生まれた経緯が書かれているようです。)
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この回答へのお礼

完璧な解答ありがとうございました。イディオムは覚えて使えば勝ちという面がありますが、やはりなぜそうなのか納得をして使いたいと思います。

お礼日時:2004/05/06 11:47

こんにちは。

再度brionyです。

元になった研究者の由来は、読んでいてとてもおもしろいですね。実際、そういう由来は日本語でも英語でも沢山あると思います。

でも日常、日本語を使う際にそういう由来は普段いちいち思い出しませんし、意味の確認をしないで使えたりします。英語でも、そうではないでしょうか。私もフィーリングを捉え、自分の中で一度納得させたら、あとはそれはそれとして、イディオムとして日常で使えるようになることが大切と思います。

pain in the neck というのがあります。

私のメーン州の知り合いが、自分の飼っているネコを指して、

He is really pain in the butt.

といいました。一瞬この表現を見たことがなかったので、ネコが友人の尻になにかするのかだろうか、と考えましたが、意味が通りません。
どういう意味?と聞いたところ
「この言い回しを知らないのか?」
と逆に聞かれました。
そのとき、あ~ pain in the neck と同じか、とすぐに気がつきましたが、必ずしも neck にこだわっている必要はないのだと気づかされました。

take ~ with a grain of salt も
take ~ with a grain of sugar とか、take ~ with a grain of pepper とか、異なる表現に変化しているかどうかは知りませんが、由来にこだわると、生きた表現として使われている英語の慣用句を、私のように見逃すこともあるかもしれません。
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Gです。



ごめんなさい、言葉足らずの説明をしてしまいました.

一粒の塩ではとても意味のある味付けはできない、と言うフィーリングを昔の人はwith a grain of saltと言って、今ではフィーリングだけがそのまま日常表現として使われて様になったんですね.

と書きましたが、本当はこう下のようになります.

takeは受け取ると言う意味ですね. take a compliment誉め言葉を受ける、ですね。

withはと一緒に、ですね。

味付けにもならない一粒だけの塩じゃ、、つまり、どうせおいしくなっていない話をおいしい物ととる必要はない、だから真に受けて受け取る、と言うフィーリングとして覚え易いですね. そういうフィーリングでとってしまっていいでしょう. 

と言うつもりだったのです。

言葉と言う物は、日本語も同じように、もともとの意味、特に名詞を使った表現、とは全く違う意味になってしまっていることが多いですね.

その全く違ってしまったもともとの意味を気にするとなかなか生きたフィーリングというものがわからなくなってしまいますね. 分からないと覚えられないし、使いたい時につかえないものになってしまいます.

丸暗記するよりも、フィーリングを感じ取れる「こじつけ」は語呂合わせなんかで覚えるよりも実力に直接結びつくと私は信じています.

使える実力を作るためには、たまには、自分を納得させてしまう技も使うべきと言う事でもあります.

言葉足らずですみませんでした.
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アメリカに35年半住んでいる者です。



私なりに書かせてくださいね。

brionyさんの言っていることを信じてください. take~with a grain of saltと言う言い方で、~を真に受けない、割り引いて聞く、割り引いて考える、と言うフィーリングを表わします。

一粒の塩ではとても意味のある味付けはできない、と言うフィーリングを昔の人はwith a grain of saltと言って、今ではフィーリングだけがそのまま日常表現として使われて様になったんですね.

ですから、ご質問にある日本語訳ができるわけです.

よって、このフィーリングをあらわすときにはこの表現を使って自分の物にしてください.

You'd better take his story with a grain of salt. あいつの話を真に受けないほうがいいよ.

Take his offer with a grain of salt.彼のオファーは割り引いて聞いてください.

いい話があるぞと説得しようとしている相手にYou should take it with a grain of salt そんな話は話半分に聞いたほうがいい. (そんな良い話しがあるはずがない、お前もそんな話を真に受けて聞くなよ)

と言うような使い方がありますので、これらを例文として、覚えてしまってください.

これでいかがでしょうか。 分かりにくい点がありましたら、補足質問してください。
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この回答へのお礼

例文が参考になりました。こういう表現は具体的な使われ方をしっかりと押さえておきたいと思います。

お礼日時:2004/05/06 11:50

take ~ with a grain of salt


は「話半分に聞く」「割り引いて捉える」と、私はイディオムとして叩き込んでいます。

take ~ with で、~と見なす
a grain of salt で一粒の塩

その ~ を一粒の塩=小さなものとして見なす、つまりそのままの大きさではなく捉えた(言われたことや伝えられたままに捉えない)で、「真に受けなかった」となります。

ちなみに、

a piece of cake 朝めし前, 簡単なこと

というイディオムがありますが、なぜこれが朝めし前なのかアメリカ人に聞いたところ、そういうからそういうんだ、ということでした。
日本人の感覚として、ケーキを細かく切った1つは、簡単に食べられるからか?と聞いたところ、そうかもしれないが、そんなことを考えて使っていない、といわれてしまいました。

take ~ with a grain of salt も、そういう生の表現として、覚えこめばいいと思います。
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むかし塩は食中毒等の予防薬として用いられていたそうです。


だから、「塩一粒と一緒に」食べ物をとるということは、ひょっとしたらその食べ物に毒があるかもしれないと疑っているということになるらしいです。

参考URL:http://members.aol.com/MorelandC/HaveOriginsData …
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一粒の塩って感じの意味


調味料としての塩も一粒程度じゃ役に立たないから、その程度のものとしてということかな
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