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文化大革命の初期は走資派や黒五類を対象にしていた彼らが、どうして仲間内で争いあい、殺しあうようになったのでしょうか?

A 回答 (3件)

「造反有理」をテーゼとする限り、紅衛兵組織自体に格としたヒエラルキーが存在しているわけではない



主流となった派閥があれば、その派閥を妥当して主導権を握ろうと考える派閥が生まれるのは当然
普通の組織であれば、非主流派が逆転するには相当の知恵や苦労が必要だが

紅衛兵の場合、実力行使を推奨されている組織で、造反する事が善とされている以上、実力で主導権争いをするのは必然
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この回答へのお礼

なるほど、最初から分裂する危険性を秘めてたのですか。
敵が弱体化すれば、分け前を巡って争い、それが正しいとされる。悲劇が起きて当然です。

解り易い回答、ありがとうございました。

お礼日時:2014/02/25 21:13

毛沢東思想そのものが誤りであり、誤りに盲従した結果があのザマでした。


余りの盲動に手を焼いた毛沢東が「援農」の掛け声で、若者達を農村部へ追放したのが事の顛末です。その騒ぎの元凶が、天安門で神様扱いされています。
大躍進運動が期待した成果をもたらさず、文化大革命に打って出た天安門の神様の罪は余りにも重い。
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日本でも近い事例として連合赤軍の山岳ベース事件がありますし、それ以外でも多くの国で「革命」時には似たような出来事が起きて、仲間同士の争いと粛正が行われています。


結局のところ熱狂して「革命」に取り組み、その過程で「敵」を攻撃しても、自分たちの理想社会が実現されない事が明らかになったとき、少なからぬ人間が「打倒すべき新たな敵」を自分たちの身内に求めてしまうのです。
紅衛兵の例はその顕著な例と言えます。
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