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113番元素(仮名:ウンウントリウム)は、理化学研究所で合成された唯一の日本製元素で、ジャポニウム、リケニウムといった名前が候補に挙がってると聞きます。
しかし、2011年のIUPACとIUPAPの113から116および118番元素についての合同作業部会では113番元素の命名は見送られました。
その後、理化学研究所では2012年8月12日に3個目の生成に成功し、この実験では壊変系列などから、かなり確度の高いデータが取れたみたいですが、4個目、5個目の合成は実験が金額的に難しいのでしょうか? (数百万円以上かかるとwikiにありますが。)
それとも何度も実験してるけど、確率的に3個以上の合成に成功していないのでしょうか?
国名由来の元素名は、ゲルマニウム(ドイツ)、ルテニウム(ロシア)、ポロニウム(ポーランド)、フランシウム(フランス)、アメリシウム(アメリカ)など数ヶ国しかありません。
日本由来のジャポニウムが周期律表に載れば、永久にその名を刻めるわけで、これから理系を目指す若者の励みにもなります。
合成可能な未発見の元素の数はもう残り少ないといいます。核開発に熱心な北朝鮮や中国が先に発見して、コーライウムとかチャイニウムなんて命名されるかも…というのは杞憂でしょうけど、米国やロシアでも113番元素は合成を試みているらしいですし、時間はあまりありません。
金額が問題なら政府が全面的にバックアップすべきではないでしょうか?すぐにお金にならない基礎研究分野はどうでもいいのでしょうか?
次の作業部会はいつなのか、認定の見込みはどうなのか、政府の援助などの対応方針はどうなっているのかなど、情報があれば教えてください。

A 回答 (1件)

回答にはなっていないかも知れませんが。

学士会会報 2014 II に九州大学教授森田浩介さんの解説が、9ページ出ています。どうやって合成したか、アメリカなど外国との競争の話です。

質問者さんがご存じの2012年8月の話まで書かれており、9月27日に国内外に発表したと書かれています。そして森田先生関連の実験は終了しています。

www.riken.jp/pr/press/2012/20120927/digest/
をクリックして下さい。

学士会会報をお持ちでない場合、学士会編集部 Tel: 03-3292-5930 と相談して下さい。

いつ日本の仕事と認知されるかは書いてありませんでした。
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この回答へのお礼

すっかりお礼が遅れましたが、詳しい説明をありがとうございました。
海外で成功した事例とは、合成に至るプロセスが違うなど、興味深く拝見しました。
なんとか認定にこぎ着けて欲しいですね。
理研はSTAP細胞問題で大きなミソをつけたけど、分野が違いますし、悪影響はないでしょうか?
それが心配です。

お礼日時:2014/05/17 08:29

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