10秒目をつむったら…

はじめまして。
新築にともない、土地の地盤調査をおこなったのですが、SWS方式で3点調べてもらったのですが、結果はどれもほぼ同じ内容で、
0~4.5m   ガラ混じりの砂質土でN値1~3程度。
4.5~7.0m  ガラ混じりの腐植土でN値3~5程度。
7.0~9.0m  砂質土でN値4前後。
9.0~12.0m 砂質土でN値6~7程度。
12.0~15.0m 砂質土でN値8~10程度。
15.0~15.5m 砂質土でN値20程度。
近くに小川が流れており、昔の地図を見ると田んぼだったところのようです。
建物は木造2階建てor平屋の予定ですが、この地盤でおすすめの地盤改良工法があれば、ご教授お願いしたいです。よろしくお願いします。

A 回答 (2件)

地下4m程度までN値3程度は、相当に軟弱ですね。


さらにその下も砂質でN値が低いので、地震のときに液状化となる恐れが高いと思われます。

地盤改良には色々な方法があります。
1)置き換え
   軟弱な部分を掘り出して、良質な土砂で置き換える。
   掘り出した土砂の処分が出来るかが問題。

2)プレロード工法
   建設予定部分に土砂を盛って地盤を予め沈下させてしまう。
   沈下が収まるまでかなりの年数を必要とする。
   完全に沈下が収まるわけではない。

3)セメント混合・石灰混合
   土砂にセメント又は石灰を重機で混合攪拌して、地盤の強度を上げる。
   1m程度しか混合できないので、混合した地盤ごと変形する可能性あり。

4)深層混合
   専用の機械・プラントで柱状にセメントなどの固化剤を混合させ地盤強度を上げる。
   相当に高額となる。
   No.1さんの指摘にもあるが、改良部分との境界で不等沈下が発生する。

5)ジオグリッドネット敷設
   高強度ネットを敷設して、不等沈下を低減させる。
   沈下自体は防止できない。
   他の工法との併用が望ましい。

6)杭基礎
   鋼管、コンクリート杭を地中に打ち込み基礎とする。
   それなりに高額。
   基礎部分以外は沈下するので、家屋周辺で後に段差が出来る。
   水道管などが、不等沈下で破断する恐れがある。

他にもさまざまな工法があると思われますが、思いついたものをあげてみました。
時間の制約がなければ、プレロードを行い、ジオグリッドネット敷設し土壌の置き換えをお勧めします。
ただその場合でも沈下は完全に防げませんので、べた基礎は必要と思われます。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ジオグリッドネットというのは初めて知りました。
詳しく調べてみようと思います。

お礼日時:2014/04/12 11:48

土嚢を敷き詰める工法が安くつくのではないでしょうか。

液状化した幹線公道復旧に使われた実績があります。
http://www.soilbag.com/
http://www.metry.jp/dbox.html
我が家は木造2階建てで地下5メートルまでN値1前後で軟弱地盤です。3メートルまで柱状地盤改良で布基礎です。築30年で最近ウッドデッキを作った業者が5メートルで1センチ傾いていますよと言っていました。柱、建具等にゆがみはなく生活に支障はありませんが言われれば気分はよくありません。

家は問題を感じないのですが家の周りの地盤が沈下し、玄関アプローチ沈下、ブロック塀のひび割れ傾き、ガス管、排水管が損傷を受けました。ベタ基礎や地盤改良では解決できないので別途対策が必要と思います。

平屋は理想ですが基礎の工費が余計かかります。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
ご提案いただいた土のうを以前テレビでみたのを思い出しました。
たしか沼地のようなところに道路を作るのに使っていたと思います。
住宅の地盤改良にも使えるのですね。
当地は前面が比較的交通量の多い道路なので、振動対策にもなるというのはさらによさそうです。
詳しく調べてみようと思います。

お礼日時:2014/04/11 13:55

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