No.4ベストアンサー
- 回答日時:
会社の資本金、従業員数、また沿革などの基礎情報が、webサイトによって開示されていることで、ある一定の信用を得ることができます。
特にベンチャーや中小企業などにとっては、顧客や取引先からの信用を得るために秀逸なwebサイトがあることが重要になってくるでしょう。
会社の大小を問わず、企業のポリシーや主幹事業、専門分野などがまとめられていれば、誰でもアクセスできますし、顧客だけでなく、例えば求人や就職活動をする学生などにとって、非常に大きな判断材料になると思います。
ほとんどの会社がwebサイトを持っている昨今、競争社会の中で、webサイトを持っていないことでチャンスが減る可能性がありますから、「右にならえ」という感じでどこの会社もwebサイトをつくっているのでしょう。
ですが、この「右にならえ」という感覚ゆえに、正直、不必要な情報、コンテンツが盛りだくさんの分かりにくい会社のwebサイトも多いです。
TwitterやFacebookを始める会社、というのもこれと同じ感覚。どこかの会社が初めて広告宣伝に有用、と言われたら、「右にならえ」でやり始める。
誰に向けてのwebサイトなのか、本当に必要な情報なのか、見る人にとって見やすいか、必要な情報がすぐに得られるのか…などなど、そういった本来の目的から外れ、webサイトやSNSがないとビジネスチャンスを逃してしまうかもしれない、といった漠然とした不安感や、他の会社の成功事例をただ紹介するだけの無能なコンサルタントの口車に乗せられ、「右にならえ」になってしまっているのだと思います。
基礎的な情報のみでシンプルなwebサイトで、更新する必要がほとんどないのは良いことかもしれません。
ですが、更新しないのにブログがあるのは微妙なところですね。
マーケティングのような部門とうまく連携し、会社にとって必要なコンテンツとそうではないものなどを整理し、是正できると良いですね。
そうした提案も、企業内でのweb担当者としては必要なことかもしれません。
ちなみに、顧客など、訪問する人がわりと一定層に絞られているので、会社のwebサイトはまだ良い方です。
行政や官公庁のwebサイトとなると、Aという情報を必要な人がいるからAを、Bという情報が載っていないと市民からクレームがあったからBを、Cというゆるキャラを作りCの認知度を高めたいからC公式のTwitterを、などなど、本当に必要なのか?と思う全方位的な情報を網羅的に載せ、肝心の情報は必要なときにアクセスしにくい階層構成で、情報の問い合わせ先の担当部署のメールアドレスも載っていない…そんなwebサイトばかりですね。
いったい何がしたいのか。こっちの方が問題アリだと思います。
回答ありがとうございました。
自社サイトに限らず「右にならえ」でサイトを作っている会社は確かに多いと思います。
思い直してみればウェブサイトの役割や目的など本質的な部分を考えないまま作られたサイトや目的からズレてしまっているサイトも結構ある気がします。
自社サイトは上司の「最近はどこの会社もホームページあるし、うちにも欲しいんだよね」というまさに「右にならえ」で作り始めたので、私自身もモヤ~っとしたまま作ってしまいました。
不必要なコンテンツも多く含まれているので、整理して本当に必要な情報が掲載されているウェブサイトになるようブラッシュアップしていきます。
>基礎的な情報のみでシンプルなwebサイトで、更新する必要がほとんどないのは良いことかもしれません。
今まで頻繁に更新することばかり考えていましたが、基礎的な情報のみで更新する必要がほとんどないサイトというのも有りだと思いました。
>ですが、更新しないのにブログがあるのは微妙なところですね。
ブログも上司の鶴の一声で設置したのですが、他の社は更新する暇がないようです。
このまま設置していてもしょうがないので廃止したいと思っています。
実は一部分ですが官公庁関係のウェブサイトにも関わったことがあります。
観光情報やゆるキャラのPRでブログなりFacebookなりいろいろやっていましたが、成果も微妙だし、観光情報なんかは別の機関で詳しいサイトを運営していたので必要ないんじゃないかなぁ…と。
下っ端なのであまり強くは言えませんでしたが…。
行政や官公庁のサイトは国民・市民に必要とされる情報源ですのでわかりやすくして欲しいですね。
No.5
- 回答日時:
No.4です。
追記というか、参考までに。
一般企業と違って、業務や事業内容よりも「イメージ」が優先されるファッションブランドなんかだと、面白いホームページがあります。
http://www.comme-des-garcons.com
コムデギャルソン(デザイナー:川久保玲)は、何年も前から文章による説明のほとんどないイメージのみのwebサイトを、毎年度更新しています。
不親切、と言えば本当にそうなのですが、ファッションが好きな人にしてみれば、日本でも屈指の、世界に誇るブランドでイメージも定着していますし、世間の「わかりやすいホームページ」や「親切なホームページ」という流れに逆行するようにすることで、ある意味で硬派なブランド、およびデザイナーのイメージをwebサイトでも一貫していると思います。
企業にとって、webサイトとして何が重要か、というのを突き詰めると、こういう選択肢があってもいいのだな、と思います。
追記ありがとうございます。
参考ホームページ拝見致しました。
ファッションやデザインのサイトだと文章よりも写真やサイト自体のデザインなどビジュアル重視ですが、コムデギャルソンのサイトは大胆でインパクト大でした。
既に広く認知されているサイトだとこういう表現の仕方もアリですね。
No.3
- 回答日時:
今の時代は企業・店舗(個人店含む)HPは、
必要というか、必須に近いと思います。
こういっては何ですが豪華にする必要が無く、
数ページだけや質素なページでいい所も
皆さんが思っているより結構あるとは思います。
じゃあ、どうして必要かと考えるかというと・・・。
今やWEBページは“名刺変わり”だからです。
取引先ともツーカーの仲である。
親会社の税金対策的社内子会社。
だから、名刺を使う機会なんてそうそうない。
上記のような場合でも名刺を用意しない企業は少ない。
新入社員の紹介で名刺交換したりして使います。
小企業や個人経営店も名刺代わりとして、
HPに場所を記載しておけば、初めて行く人も
会社、お店の場所までお客様は辿りつけますよね。
あと、WEBページがるか、ないかで信用度が違う。
質問者様自身が転職する際や新しい売り込み営業さんが
きた時にWEBページすらない企業に惹かれたりしますか?
ネットで何か購入する時にHPページあるお店とないお店。
どちらが安心されますかね?
質問者様は“作成側視点”に気を取られていますが、
自分が使う側のユーザー視点に立つと違うと思います。
後は、勤めている企業のコンセプト・費用に
見合うHPを考えましょう。
ページ数は少なく、デザインに重点を置いた方がいいのか?
PCとスマホ、タブレットだと、どちらが閲覧者多いのか?等々。
>ブログも作りましたが誰も更新せず
上記で多いケースなのが『使い勝手が分からない』です。
社内管理者ならば、担当者を選出して使い方指導してあげ、
ブログを更新する日(頻度)を決めてノルマを決めましょう。
ただ、構築だけして『作ったから、後は使うんだぞ!』
だと周りも何していいか分からないと思いますよ。
HP問題でなくても社内システムだけ作って使い勝手分からず、
誰も理解出来ずに放置みたいなパターンかと。
私自身、社内デザイナも制作会社も勤務しましたが、
社内お抱えの場合、作るよりも運用に重点がある場合が多い。
それを考えた上でブログが意味無いとご判断されたなら、
余計な仕事増やすだけですので辞めても良いかと。
回答ありがとうございました。
確かに制作側の観念に囚われていたと思います。反省です。
会社の経営スタイルによってはサイトが必須ですし、新規に取引を考えるならサイトがない会社だと不安になりますね。
ユーザー側としては企業サイトは確かにあった方がいいです。
更新も頻繁にあればなお安心ですね。
ブログに関してもアドバイスありがとうございました。
一応、ブログを更新するためのマニュアルは作って配布したのですが、うちの会社の場合「使い勝手がわからない」というよりは「更新する暇がない」という感じだと思われます。
いずれにせよ放置されてしまうのは目に見えているので廃止したいと思います。
私自身もウェブの知識ほぼ皆無の上司の言うとおりにあれこれ不必要なコンテンツを付けて制作してしまったので、もう少し整理してブラッシュアップしていかなければと思います。
No.2
- 回答日時:
内容の話ではないとしてお答えします。
会社にHPを置く置かないは自由ですから、持っていない会社もたまにあります。
でも置くべきです。
20年前だったらそうも言えないけど、今は必須です。
理由は簡単です。
20年前以前は、「会社案内」というものをグラヴィアオフセット印刷で作ったりして来社の人に渡しました。
銀行に融資をお願いするときにも、人材採用のときにも使いました。
1年間に何百部とか印刷するのが普通でした。
相手に自分を知ってもらう必要があるからです。
それ以外には、大手だったら会社四季報なんかに載せてますが、自分の会社にフォーカスしにくい。
この時代は、「紳士録」というインチキ商売がありました。
紳士録に御社の社長名を掲載させていただけませんか、ともったいをつけて営業に来ます。
当時有名な社長の誰も誰も、あの人も掲載しているところです、というわけです。
そうすると、たとえば「松下幸之助と自分が並ぶのか」とおかしな気分になって30万とか支払うのです。
紳士録は確かに作られますが、金はらったところに数十部ずつくばるだけ。
書店におくことはありません。
来社した大事なお客様にお土産にしてもらう。
もらったほうは重いし迷惑なのでどこかで捨てるだけ。
これはいいカモにされただけです。
こういう時代には、会社案内は非常に重要なものでした。
いま、ある会社の情報を得たいと思ったらどうしますか。
まずググりませんか。
検索すると、その会社のHPが出てきて、いい話悪い話を含めたいろいろ噂話が並びます。
これらを見るのが一番簡単です。
会社案内だけの情報の時代は、きれいごとはいっているが何か問題ないかを調べるのは興信所でした。
今は検索エンジンが2チャンネルで飛んでいる悪口とかツイッターの陰口もみな拾ってきます。
もしその会社のHP自体がなかったらどうなるか。
何もないか、悪口だけが並ぶということになります。
そんなことをされないように、HPは作る必要があるのです。
更新が頻繁でなくても、中身が貧しくても作っておかなければならないのです。
アクセスがなかろうが関係ありません。
そしてADWORDSなんかで必ず上のほうにいる必要があるのです。
回答ありがとうございました。
「内容の話ではないとして~」との前置きでしたが、私はサイトが存在するだけでは不十分だと思います。
確かにインターネットで手軽に情報を得られるようになった今日、会社のオフィシャルのホームページは必要だとは思います。
ですが会社のホームページというのはある意味その会社の「顔」なわけですので、いくらAWARDSなどで上位にいたとしても、中身が貧相だったり更新が無かったりすると印象も悪くなるのでは?
もしこれから取引を考えている企業の情報を得たいと思ってサイトを見て、何年も更新がなかったらどうでしょう?
本当にサイトの情報が正しいものか、現在の状況はどうなのか、取引をして自分側に良い効果が得られるのか、そもそもその会社が今も経営しているのかどうか、などなどサイトを作ったことが裏目に出てしまうこともあるのではないでしょうか。
会社のサイトを作って更新もせずハイ終わり。というサイトなら逆にない方がいいのではないか、という思って質問しました。
四季報は知っていましたが、「紳士録」の話は初めて知りました。
貴重なお話ありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
同感です。
以前勤めていた企業でそう思ったことがありました。
サイトを公開する意味がまったく見えなかったのです。
もともと私の考えでは、
・企業の存在を知らせるため(相手はいろいろ考えられる)
・企業情報の提供(対銀行、対取引先等)
・採用情報の提供(対就職希望者)
・顧客向け宣伝(企業宣伝や製品の宣伝)
・専用ページによる社内関係者への情報伝達(行事等含む)
等々も重要だと思っていましたが、
その様に考えない経営者も多い様です。
ほんのちょっとしたことでも毎日少しずつ更新した方が、
対外的にもよいと思うんですけどね。
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