アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

坐禅を体験された方にお聞きします。
画像では、警策はパーンと大きく響いています。
実際に警策を受けた際に、肩はどのくらい痛かった、ですか?

A 回答 (2件)

以前、鎌倉の浄妙寺で開催されていた座禅会に参加して半年間でしたが、禅の修行をしたことがあります。


師家は故・安谷白雲老師、仏教系の大学で教鞭をとり、大正・昭和の名僧・原田祖岳に師事し、外国にも禅の指導に行った人で、帰国して日本で原田の座禅会を継承し、主催していました。
曹洞宗と臨済宗の良いとこどりという感じの禅風で、曹洞宗と同じように壁に向かった座り、臨済宗と同じように「公案」を用いました。
当時は鈴木大拙の英文の禅の本が世界的にブームを引き起こしている頃で、外国からもたくさんの修行者が来ていて、実に国際色豊かでした。
外国人の女性も何人か混じっていて、その綺麗なこと、座禅をやっていることなんか忘れて、見とれました。
足が長くて、ヒップが大きく、金髪で、目はブルー、同じ人間なのにこんなに綺麗な人間がいるのかと思いました。
朝の9時から夕方の4時まで、間に1時間の食事の時間を挟んで、あとはずっと座禅です。
30畳敷きくらいの方丈に40人位の修行者が座禅をしていました。
座禅を指導する人の鐘の音とともに座禅を始め、30分くらい座ると、また鐘の音に従い立ち上がって、足慣らしのため方丈の中を輪になって歩きます。「経行(きょうきん)」と言ったと思います。
そんな時、外国人の女性が目の前に歩いているのを見ると、そのヒップの揺れるのを見て、気持ちが動揺しました。
座っている最中に、堂内を修行僧が巡回して、姿勢が悪かったり、眠っているようなのを見ると、警策でまず肩を軽く叩きます。
すると、叩かれた人は合掌して下を向き一礼します。そして、頭をかしげて右肩をあけます。
すると修行僧も警策を持ちながら合掌して深く頭を下げて一礼し、今度は警策で肩を叩きます。
結構痛いです。
まあ、悲鳴を上げるほどではないけど、眠っていた目が覚めます。
静かな堂内に警策の音が「ピシッ、ピシッ」と大きく響きます。
口の中で「いてーなあ」と思わず叫んでしまいます。
声は出しませんけど。
片方、2回づつ叩いて、計4回叩きます。
終わると、修行僧は警策を持ちながら、再び頭を下げて一礼します。
叩かれた人も合掌して頭を下げて一礼します。
朝9時から、夕方の4時まで、数回は叩かれました。
叩かれないように姿勢を正しく、眠らないように必死でした。
だけど、長時間座っていると足がしびれてきて、どうしても姿勢が正しく保っていられません。
結跏趺坐ができなくなり、途中で半跏趺坐に変えました。
公案は「趙州無字の公案」をいただきました。
姿・形のない文字を見てきなさい、という問題です。
結局半年間だったので、悟りを得ることもなく、途中で挫折しました。
外国人女性の美しかったことと、そのヒップの大きかったことだけが、今もまぶたに焼き付いています。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
一回目はともかく、2回目の警策は
<結構痛いです。>
のですね。姿勢を正しく、眠らないように、足がしびれないように、と大変なのですね。
しかし、魅惑的な、大きなヒップを鑑賞できたことは、修行の賜物でしたね。

お礼日時:2014/05/16 18:51

昔、黄檗山万福寺の冬安居で座禅を組まして頂いたのですが、その初日、警策で打つ音があまりにも大きく、まさか禅僧を叩いているのではあるまい。

畳を叩いているんだと思ったくらいでした。ついにはわたしも打たれることに。警策が肩に置かれると、上半身を前に倒すんですが、背中を激しく叩かれ、痺れてすぐには身体を起こせませんでした。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございました。
<痺れてすぐには身体を起こせませんでした。>
ですね。昔から長く実施されてきたのですから、(少々)手荒くて、何か訳があるのですね。

お礼日時:2014/05/16 22:14

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!

関連するカテゴリからQ&Aを探す