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音響機器電源用に、トランスボックスの制作を考えています。
定格容量20Aの単相絶縁トランスを、保護ブレーカや電圧計等と共にケースに収め可搬型にて運用したいです。
トランスの1次側に数箇所タップを設けて1次電圧の変動に対応出来る物が良いのですが、既製品でそのような物がなく、中身のトランスだけ特注して、他は自作で考えています。
トランス自体にブレーカーを設けなければいけないと思い、いろいろと調べていたんですが、トランス1次側に設けるブレーカについて解らない事があります。
トランスは通電した瞬間に定格容量の20倍近くの過電流が0.1秒程流れる事があるらしく、トランス1次側のブレーカが定格容量に合ったものだとすると(今回の場合20A)通電した瞬間に落ちてしまい、電源が入らないことがあると。基本的にトランス1次側に設ける保護ブレーカはそのトランスの定格容量の1.5~2倍の物(30~40A)にしなさい、という事が記載してあります。
ここで疑問なんですが、この30Aなり40Aなりのブレーカが付いた定格20Aのトランスを20Aの回路にて使用する場合、その回路には分電盤にて既に20Aのブレーカが咬んでいますよね?そうすると、通電時の過電流が流れた時に盤のブレーカの方が先に落ちてしまい、使えないと思うのですが、どうなんでしょうか?
20Aのトランスに20Aの保護ブレーカでは落ちまくって「使い物にならない保護ブレーカ」という事ですよね?ではそのトランスを20Aの回路で使う場合、回路の分電盤の方のブレーカが「使い物にならない保護ブレーカ」と同じ働きをしてしまうのではないか、という事です。
そうなると、「20Aのトランスは、20Aの回路では使えない」という事になりませんか?なんか納得いきません。20Aのトランスを使う場合30A~40Aの回路を用意しなければいけないんでしょうか?そんなこと無いですよね?
私の解釈がおかしいんでしょうか?それとも分電盤のブレーカは0.1秒くらいの過電流では落ちないものなのでしょうか?
どなたか詳しい方、宜しくお願いいたします。

A 回答 (1件)

>トランスは通電した瞬間に定格容量の20倍近くの過電流が0.1秒程流れる事があるらしく、トランス1次側のブレーカが定格容量に合ったものだとすると(今回の場合20A)通電した瞬間に落ちてしまい、電源が入らないことがあると。

基本的にトランス1次側に設ける保護ブレーカはそのトランスの定格容量の1.5~2倍の物(30~40A)にしなさい、という事が記載してあります。


その電流ではそんなにブレーカーの反応速度は速くありません。
検討しているブレーカーの仕様をご確認ください。


http://electric-facilities.jp/denki4/breaker.html
によれば、

「変圧器の保護については、長時間の連続負荷に該当するため、遮断器の定格電流は、変圧器の定格電流の1.25倍になるよう選定しなければいけません。動作特性を考慮し、瞬時引き外し電流値は「第1波励磁突入電流 / √2」より小さくならないよう、特性表から遮断器を選定することが重要です。」
だそうです。
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