No.16ベストアンサー
- 回答日時:
No.15です。
すみません。循環定義になってますね。循環定義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BE%AA%E7%92%B0% …
操作的定義にすればよかったかな。
操作主義
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%93%8D%E4%BD%9C% …
次のように訂正しますね。
【定義】存在とは、任意の概念が関与する(もつ)すべての属性を捨象して得られる概念である。
存在という概念がどのように成立するか。たとえば、「美しいもの」は、「美しい」という属性に関与していることを示しているが、その概念から属性の「美しい」を捨象して、単なる「もの」となる。
さらに「もの」からは「ものである」という属性を捨象して「 」となる。この「 」が存在である。
【公理1】存在に対して、その成立過程で捨象したどの属性概念をも問うことはできない。
「 」で記号化されるような存在について、「ものであるか」とか「美しいか」などと属性を問うことはできない。この公理からNo.15に書いたように以下のことが導かれる。
【定理1】存在は非時空的表象である。
(証明)
仮定 時空的表象は属性である。
根拠 存在は属性をもたない。(∵【定義】)
結論 存在は時空的表象をもたない。
同様に、疑問詞から導かれる言語の構成要素である、「なぜ」根拠、「どのように」様態、「なんの」制約、等について考えれば、以下の定理などが導出される。
【定理2】存在は無根拠的表象である。
【定理3】存在は無様態的表象である。
【定理4】存在は無制約的表象である。
ここで、【定理1】の内容を吟味すれば、カントが考えたように、先天的に与えられた、感覚の時空形式が生み出す感覚的表象の背後(時空を超えたところの比喩)に、「物自体」と呼ばれた存在が想定される。想定? ぼくには確信されるようにさえ思える。
一方、感覚表象のこちら側(これも時空を超えたところの比喩)には、表象する主体である「我」とでも呼ぶべき存在が想定される。これも疑い得ない存在であることは、デカルトを引いてくれば納得される。
さて、感覚表象を境界として、「物自体」「感覚表象」「我」という直線的配列で比喩されたのだけれど、時空-超時空の構造は、経験認識にもないし、合理的構想もない。
直線的配列で、無接点の接していなかった「物自体」と「我」は、たとえば、円環的に配列しなおせば、「我」「物自体」と並び接する。これらの境界をあらたに想定する根拠が見いだせなければ、「我」即「物自体」となるだろう。
このように考えると、存在は、主体的存在と物的存在の区別も、疑うべきものであることが分かる。経験的には物的存在が知られ、主体的存在が知られてきたのだろう。そして我々はその認識を共有している。
また、感覚表象の中の他人や生き物に注目すれば、これも「物自体」であり、みえざるところの本質的な存在としての、物、生命、他人、自己の区別は、はたして理にかなったことなのだろうかという疑問が生じるのだ。
直線配列を盲信し、また自己に重心を偏よらせていることが、何かと社会問題を発生させている遠因となっているのではないのか。(と、なんとかつないでみました。)
>さて、感覚表象を境界として、「物自体」「感覚表象」「我」という直線的配列・・・
感覚表象を通して物自体と「我」が存在していると考えられる訳ですね
その我に重心を置く事が社会問題を発生させている と言う事でしょうか
なかなか的を射た考察の様にも思えます。
しかし美しい存在というものはないのでしょうか?
美しいは主観ですがねえ 質量のある存在とか
其の辺も微妙ですねえ
これはどうも大変ありがとうございます。
No.23
- 回答日時:
正直、定義等は好き勝手にすればいいと思います。
それで問題が解決するならば。
「何故、生まれたか?」
これは大きな命題かもしれません。
しかし「親」から理由を得られないから「神」か何かからそれを得ようと言うレベルではお粗末です。
出生の秘密を探るレベルの事でしかありません。
仮に記録が何も残っていない人物が、誰から生まれたかを議論する程度です。
誰から生まれようが、「生きている」し「存在」していますよね?
そもそも答が判っていない人間が問うても詮無い事です。
No.20
- 回答日時:
ちょっと違う方向から。
基本的には ハイデガー に乗りたいので、No.9さんと同じような考えだと思います。
代数学を少しやったものからすると、
☆「存在する」⇔(同値) 「存在しない」ことの否定
だと認識するんでしょうけれど。
世の中ではこの考えではうまくいかない!
#「0」か「1」かではないですから。
だから意見は分かれるんだと思いますよ。
数学的には ☆ の文章で終わり、哲学的ではないですね。
これは蛇足でしかないけれど。
(=^. .^=) m(_ _)m (=^. .^=)
この世は存在するかしないかのどちらかしかありません
案外その式は正しいかもしれません
>☆「存在する」⇔(同値) 「存在しない」ことの否定
存在しないことの否定は全て存在すること。
存在することが全てと読めます。
どうも大変ありがとうございます。
No.19
- 回答日時:
よく分からない、と言われてしまった「宇宙(如来)の本体は絶対の大心霊体」とは明治から大正にかけて活動した山崎弁栄(べんねい)と言うお坊さんの説で、また釈尊が体験した精神世界だと思うのでわれわれは想像するしかありませんが、これを私は“宇宙を存在たらしめているもの”と受け止めています。
科学者が物理的研究に依って、宇宙の膨張とかビッグバンとかブラックホールの存在を、明らかにしてますが、これらは千変万化の存在と言うべき事と思います。
二つとない、相対に対しての絶対、であるはずの宇宙の存在こそは「絶対的存在」と云えるのではないでしょうか。
例えが飛躍していると思いますがあえて云えば、大海と岩に砕け散る波しぶき。この波しぶきがわれわれのこの千変万化する存在、と云う訳です。
たぶん、釈尊は「大海」に心を置くことが出来たんでしょう。
釈尊の思想でしたか。今の理論物理も仮説が多くて
紐理論 超ひも理論 弦理論 にしても紐のような性質を持つと言う事で
実際にどのような存在か分かってる訳ではないと思います
>「宇宙(如来)の本体は絶対の大心霊体」
が実際にどの様なものかは分かりませんが 心霊体と言うからには唯心的なものかなと思うばかりです
どうも大変ありがとうございます。
No.18
- 回答日時:
>人それぞれバラバラで、認識が一致しないなら 哲学は何をなすことができるでしょうか
回答がみんなバラバラで、これほどまで認識が一致しないってのもおもしろいですね。
それがなぜか・・・・
存在というのは、猫、人間、橋、海・・みたいな実体ある存在、空気、電気、電波、ウイルスなど間接的に実体を知る存在、点、直線、円周率などの実体を伴わない存在、そして、社会、経済など、それから、霊、魂、神など、分類すると多岐に亘るでしょう。
空想、妄想、夢想までも存在だし、最後に、それらの中心に自分という存在が存在してますね。
存在っていうのは、単純に「ある」ということを指し示しているだけで、定義しようとして上記の分類上にそれぞれ当てはめてみると迷路にハマるってことじぁないでしょうか。
つまり、言葉が足りない、それぞれに言葉が作られていないからシックリこないうえに、これらを一括りに存在と言ってしまっているのが人間という存在であり、自分という存在なんですね。存在自身が存在を定義しようとしている。
つまりは、「存在」は存在するか、というトートロジーは、考えても無駄だということ。
上記分類を精査して明確に定義してから改めて言葉を作ったらいいってことになると思うよ。
存在を定義する言葉がない 言葉が足りない
存在自身が存在を定義しようとしている と言う事でしょうか?
なんとか存在を見極めて表現できませんかね?
どうもありがとうございます。
No.15
- 回答日時:
こんばんは。
yuniko99さん。>「存在」を定義してみてください。
【定義】存在とは、いかなる捨象概念をも問うことができない概念である。
(ここで捨象概念とは、存在という概念が、その成立過程の抽象化に伴って、捨てられていった概念)
たとえば、美しい存在から、美しいを捨てて存在となる。つまり「どんな存在」の「どんな」の部分を捨てた。捨てたものを問うて、存在は「どんな」ものかと問うことはできない。
同様に、「いつの」存在も、「どこの」存在も、「なんの」存在も、「どうしてそうなった」存在も、「どうしている」存在も、その飾りの部分を捨てて存在となるのだから、存在に関してこれらの問い(修飾語であり述語にもなるそれへらの問い)には、答えがないはずだ。
このことから、存在の、無時空性・無制約性・無性質性・無根拠性が明らかとなる。捨てられた概念の否定で、存在を形式的に規定できることになる。形式的だが、たとえば無時空性という概念を味わって、内容を意味づけていく…。
No.14
- 回答日時:
言葉です。
ただ、この世の諸々を存在と名付けたのです。我々が。
存在とは確たるものでもなく、他の概念に勝る特別な概念でもないと私は思います。
例えばりんごというものを言葉で説明しても、説明し尽くすことはできないでしょう。りんごを実際に手にし、味わって、或いは木になるのを見知って、リンゴがなんたるかが次第に確定されて行きます。
存在も同じです。生まれて、目にし、触れ、聴き、五感と意識とで接触し、次第に存在とは何かが明確になって来ます。
その確度や様相が人によって違うのは当然でしょう。
ですから、存在を定義するものは、既に与えられていて、それを言葉にして存在と名称しているのではないでしょうか。
しかしこの回答では不服かもしれめせん。意図が違うと。ですから別の答えも用意しておきたいと思います。
それは、一、全一なるもので、似たような位相にある概念は、他に混沌や無といったものがあります。これは私の哲学(形而上学)ですが、分かりにくいのを承知で披露します。
存在は、第三の位格で、全一なるものです。第二の位格は混沌です。第一の位格に無があります。位格というのは序列、どちらが先かという意味です。第四の位格は時間です。
哲学体系を学んだわけではないので、私のこの考えは妄想のようなものと思われても結構かもしれません。ただ、古代の哲学、タオやソクラテスに触発されて自分も考えてみた結果、こうなったというに過ぎません。無論、この考えが絶対ではありません。参考までに。
位格として順番に 無 混沌 存在 時間 と来るわけですね
これは世界の始まりの順番でしょうか?
時間が4番目ですから 序列なんですかねえ?
存在という言葉は意外に大きな言葉なんですねえ
バラの花が存在する 酸素分子が存在する 酸素分子の存在
と言うくらいの意味で聞いたのですが
存在というのはこの世界の存在という風になるんですねえ
成る程よく分かりました どうも次節の開陳ありがとうございます
大変ありがとうございます。
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