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父が他界し、兄と相続の件でトラブルとなりました。
専門家でなく普通の方のご意見をいただきたく質問させていただきます。
長文ですいません。

【経緯】
母は父より先に亡くなっており、相続人は兄と私の二人だけです。
兄は優秀で高収入です。父の生前中にパソコンで作成した資料をもとに父の死後の家督について全て自分にと父に迫ったことがあります。
「法事を取り仕切るには金も手間もかかるので、財産は全て自分にして欲しい」との主張でした。
「あとあと揉めるのは嫌なので、その旨を念書にして欲しい」とも兄は言いました。
結局、父は兄ではなく凡庸な弟の私を指名し、その旨を明記した念書を作成しました。
私は念書は揉める原因になると反対したのですが、兄に押し切られました。

しばらくして父は他界。
喪主は長男がやった方がおさまりがいいと私は兄を説得しました。念書はリセットして兄弟二人で協力して葬送した方が父が喜ぶと思いましたから。財産も平等に分ければいいと。しかし兄は頑なに拒否し、通夜の途中で参列者を残し自宅に帰る有様でした。
私弟夫婦は喪主として父の葬儀、遺品整理諸々を全て行いましたが、兄夫婦は一切手助けをしてくれませんでした。念書に従い、兄は父の財産を全て放棄する代わり一切手は貸さないのだと認識しておりました。ところが、半年たち雑事が片付いた頃、兄夫婦がやってきて父の財産の半分はもらうと宣言。
今の時代、遺産を平等に分けることにもともと異論はありませんでした。しかし、確信犯的に一切法事や遺品整理諸々を手伝わず、法律的に権利があるから貰うものは貰うと言う兄夫婦に強い憤りを感じました。父が兄を指名していたら、全ては自分の物にしようとしていたのに。

【今後の対応について悩んでいます】
(1)法律では結論がでていることなので、司法書士、弁護士に任せ事務的に処理する。
(2)両方が協力しなければ遺産は分割出来ないので、こちらも父の遺産を手に出来ないが、兄にビタ一文渡さない無抵抗主義でいけるところまで行く。
(3)社会的信用のある仕事をしている兄。法律的根拠は念書にはないが、道義的責任はあると世間にアグレッシブに訴える。他界した父母のことを考えると実際はできませんが。。。
(4)その他、別の道があればご教示ください。

長文にお付き合いいただきありがとうございました。

A 回答 (8件)

西武グループの創業者が亡くなったとき。

喪主を務めたのが、兄の堤清二ではなく、弟の義明氏でした。
それをみて、世間はグループの後継は清二氏ではなく義明氏と認識したそうです。
葬儀の喪主を務めるのは、遺産問題ではかなりの強みです。

西武グループでは、義明氏が全てを実質的に相続しましたが、しばらくして、清二氏が新規事業を始めるたびに借り入れの保証人にされるリスクを回避するため、担保として有力な不動産とセットで財産の一部を西武百貨店グループとして分割したそうです。
 
遺産相続では、社会的信用より、故人との絆の強さが重視されます。
能力があり高収入の兄は、別に遺産を取る必要がないという考え方も出来ます。
日本の場合、法事にけっこうお金かかりますから、その分は考慮です。

故人の意向を重視し、まずは念書のとおりに、貴方が全て相続を基本にし、
遺留分という形で兄に一部を譲るのがいいでしょう。
1、の弁護士に一任ですね。

この回答への補足

回答ありがとうございました。

「故人との絆の強さ」
父から愛されなかったと感じている兄は、正にご指摘の点を痛感し、本人は苦しんでいるようです。
人より優位に立てないとコミュニケーションが出来ない可哀想なところがあります。
通夜を途中退席したのもこのせいだと思います。
兄の今回の仕打ちさえなければ、兄弟仲良くやって行きたかったのに。。

因みに兄の年収は2000万以上です。
自宅も億を超える豪邸。現在は仕事の都合で都心のタワーマンション住まいです。
家が痛むからと誰にも貸していません。
子ども二人も既に社会人です。

私は年収300万台。妻もパートで家計を助けてくれています。
小学生の女の子が一人。
父の残してくれた古家に家族三人つましく暮らしています。
築50年でアチコチにガタがきている家です。

補足日時:2014/06/09 15:16
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
深いご見識のアドバイス、勉強になります。

お礼日時:2014/06/11 07:36

 遺産相続に関してはあなたの思うとおりにされてはいかがでしょうか。

ご質問に遺産相続と同時に問題となる「祭祀継承」の問題がなにも語られていません。この件は既に合意に達しているのでしょうか。

 もし、祭祀継承の件に関しての話し合いが残っているのであれば、あなたが継承する場合はそれなりの負担を強いられるのですから遺産分割の中から経費分を余分にもらうようにされてはいかがでしょうか。

もしお兄さんが祭祀継承するようになるのなら、葬儀の際の後始末の経費、その他を遺産分割の中から支払ってもらうようにいえばいかがでしょうか。

又、遺産分割の対象に不動産がある場合、価値のある不動産をあなたが要求されても良いではありませんか。葬儀の後始末をお兄さんは放棄してお帰りになったことは出席者の多くの人がご存じですので、それらの人を証人として、あなたのもくろみを実現させることも可能です。まず、あなたがどうしたいのかを具体的に済まさなければ適切な案を言えません。

この回答への補足

回答ありがとうございました。

私が第一に考えていることは、私の家族を守ることです。
価値ある不動産ではありませんが、父の残してくれた古家に家族三人でつましく暮らしています。
今回の兄の行動はこの暮らしを破壊しようとしています。
法律にも詳しく、資金のある兄と正面から戦っても勝ち目がないとも感じています。
また、兄の心の問題を理解できるのは弟の自分だけという気持ちもあります。
しかし、兄が私の家族の生活を破壊するのなら、戦いも辞さないというところです。


祭祀継承については、私としては念書が生きている立場です。
誠意を持って、父の墓守をしているつもりです。
兄の方は、兄嫁が姉妹のみということもあり、先に他界した兄嫁の母を兄が墓守しています。
宗教観の厳格な親戚の中にはこの点から兄に父の祭祀継承資格はないという人もいます。
アドバイスいただいた視点を活用させていただきます。

補足日時:2014/06/09 15:54
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
今後の参考にさせていただきます。

お礼日時:2014/06/11 07:33

葬儀と遺品整理等をプロに頼んだらいくらかかるかの費用を算出し、同額を自分に当てて支払った形とする。



残りを当分分割。これで自分は持ち出しの損はしません。

この回答への補足

回答ありがとうございました。

まったく抜け落ちていた視点でした。
数字的に再確認し、理論武装しておきます。

補足日時:2014/06/09 16:01
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
具体的に役立つアドバイスを頂戴しました。

お礼日時:2014/06/11 07:32

うーーん 大変失礼ながら 質問者様がつつましく生活され最低限その生活は守りたいこと 兄が裕福であることは 相続問題には関係ありません。


書かれているように、法律的には決着が付いており(念書であろうと事前の相続放棄は無効 可能性は少ないが遺言書扱いでも遺留分は渡さなければならない)ますので 残念ながら 質問者様が全額貰う手段はありません。父が遺言書として質問者様に全額相続を書いておいてくれればよかったのに それが悔やまれます。
そして、争っても 兄の方から アイツは金の亡者だと言いふらされかねませんし 結局は基本的には負けます。
まあ、皆様書かれているように 今回の葬儀関係の費用はもとより 質問者様の手間賃(といっても数十万でしょう) 今後の祭祀費用を引いた額を 折半とせざるを得ないでしょう。
質問者様と兄の生活水準の差は どうしようもないことです それを遺産問題に絡めてもねえ
ちなみに 我が家では 亡母が子4人のうち女性の2人だけを受取人にした各300万の生命保険金を掛けていましたが 誰も多いとか少ないとかの問題にしません。今更ながらですが そんな手法もあったのに・・・
くれぐれも 短気を起こして 事件に発展することだけは止めましょう。よくある話ですが・・・
お気に触る文言があったら申し訳ありませんが、客観的な意見として受け止めて下さい。

この回答への補足

回答ありがとうございました。

関係者以外の客観的なご意見はとても参考になります。
法律はご指摘のようになっているんですよね。
専門家に相談した際、最初に教えていただいた点でもあります。

もし、これからの相続で、この質問をご覧になっている方がいたら、私のような思いをしないためにこの点は特に抑えることをオススメします。

少し知恵のついた私が絶対避けようと今思っていることは、不動産の共有です。
子供の世代に禍根を残さないように。

補足日時:2014/06/09 18:25
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
成熟した大人のアドバイスと感じました。

お礼日時:2014/06/11 07:29

何もせず


もらえるものをもらって
ひっそりしていたらいいとおもいますよ☆

この回答への補足

回答ありがとうございました。

争い、まして身内の争いは本当にバカバカしいと思っています。。。

補足日時:2014/06/09 18:34
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
私の心の声に一番近いアドバイスです。
弱い人の痛みも分かる優しい方と感じました。

お礼日時:2014/06/11 07:26

質問者様は、亡くなられたお父さんの家に住まわれているようですが


こちらの相続はどうなるのでしょうか。
現金なら折半できますが、不動産はそうもいきません。
個人的には、不動産も実勢価格で換算し
現金と合わせて折半かな?と思います。

うちの夫の実家も兄弟二人で義父亡き後の相続をしたとき
 ・現金は折半
 ・土地建物は売却することにしたので
  一端、兄弟二人の共有名義にした後、売却し
  売却益は折半、付随費用も折半
でした。

葬儀の喪主は長男でしたが、葬儀の持ち出し分は
義父の預金から出し、法事等の費用も折半
実家を売却するにあたり、家を整理して空にするまでの
作業も、2軒の共同作業でした。

お父さん、いくら残されたかはわかりませんが
 法事の費用=父の遺産
ではないですよね。
不動産が含まれれば、遺産の方が多いですし
それを敢えて念書に書かせようとしたあたり
裏で兄嫁が牛耳っているのでしょうか。
まぁ、お父さんは、そのあたりを全てお見通しで
質問者さんを指名したのでしょうね。

人が亡くなると、手続きや故人の後始末は
結構大変なので、そこも加味して弁護士等を入れて
決着されてはどうでしょうか。
 

この回答への補足

回答ありがとうございました。


私達家族が住んでいる古家も父の遺産として相続に含まれます。
しかし、とても賃貸したりそのまま売却できるレベルではないので、お金にするには解体し更地にする必要があります。
解体費用まで考えると売却益はほんの僅かと不動産屋に言われました。確実に売れる保証はできないとも。プロが買い取る場合は更に買い叩かれるみたいです。

兄夫婦は流通価値のない家は私に、現預金は自分達と考えているのかもしれません。
現預金は兄の収入からすれば大した金額ではないと思いますが、
金持ちほどお金に執着するのかなと嫁と話しています。

確実に折半するには回答者様のご経験と同じやり方しかありません。
その場合、私達家族は生活の基盤である家を失います。
低収入の私家族が人並みに暮らせていたのは父の古家があったからです。
折半してもとても家が買えるような金額にはならないし、しばらくは良くても現金は家賃で底をつき、子供を大学に進めてやりたい夢も崩れそうです。情けないですが超零細企業勤務の私が年収アップするのはかなり難しいです。

二軒の共同作業。。。
羨ましいです。せめて葬儀の時に折半を表明してくれて、その後のことも協力してくれていたら、こんな悲しい感情にならずにすんだと思います。

裏で兄嫁。。。
鋭いですね。兄は本来、お金に淡白でした。
兄は「▲▲▲万円は貰わないと嫁が許してくれない」と言っていました。
「お前のところはお前がどんな状況でもついてきてくれるだろ」とも。
計算高い兄嫁を父は嫌っていましたね。

アドバイス参考にさせていただきます。

補足日時:2014/06/09 22:25
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
ご経験を交えたアドバイスは本当に助かります。

お礼日時:2014/06/11 07:22

20年前を思い出しました。


私は4人兄弟の長女です。
先に一人娘の母が亡くなったので、祖母の死後、兄弟で代襲相続をしました。
自宅、店舗付住宅、アパート2棟の計4つでしたが、それぞれの資産価値が違うために揉めたのです。
当時専業主婦だった妹二人はお小遣い欲しさからアパートを希望し、4等分に満たない額は現金でくれと言いました。
結局妹達の希望に沿う形で遺産分割協議書を作成し、兄が自宅、私が店舗付住宅を相続し、現金は兄が用意しました。(私は唯一相続税が発生したため)
その後阪神大震災によりアパートは半壊。
修繕費用もなく家賃収入が得られなくなったために、妹達はアパートの買い取りを打診してきました。
私はまだ相続税を払うための借金返済に追われていたので、兄が応じてお金を渡しました。
自らの経験で意見を述べさせて頂くとしたら、維持管理していく力がない者は相続しない方が良いと思うのです。
親の前で子は平等とは言え、墓守を担う子は一人です。
兄弟の数だけ負担が減る訳ではないんです。
妹達が親や祖母を大切に思っていたのは知っています。
しかし気持ちだけでは続かないんです。
事を荒立てれば長引くだけです。
私なら経験上、さっさと兄に任せて自分は身を引き家を出ます。
そして法要の時はずっとお客様の立場で気楽にいます。

この回答への補足

回答ありがとうございました。

ご経験を交えてのアドバイス、とても参考になりました。
私も出来れば兄に喪主を任せ、気楽な次男坊でいたかったです。
法律に詳しい兄夫婦は法律効果のない念書を使い、一般的な長男の役割を巧妙に次男夫婦に押し付けたのだろうと
専門家から言われた事があります。。。

補足日時:2014/06/10 08:34
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
妻にも見せて、今後の参考にさせていただます。

お礼日時:2014/06/11 07:19

世間では、長男、次男、あなた方の逆の相続争いも多々ありますよ。



長男が葬儀、遺品整理、墓守に仏壇守り、親戚付き合い、それに親の介護までやっても、なにもし

ない、したくない次男が財産を等分にわけてほしいという例です。

まだ、あなたの場合、葬儀、、遺品整理に留まっているのに、そんなに執着するのはどうしてでしょうか?

私の知り合い(また、仕事柄、そのような相談は山ほどあります)は親を看取った家、敷地を売り、主張どおり、等分に分けましたよ。

相手が自分の権利を主張されているのですから、逃れようはないと思います。

きびしい意見でごめんなさいね。

お兄様が裕福で、あなたが自力で家が持てないことなど、相続には全く関係ありません。

温情をかけて、家だけでもあなたに、、そう思いますが、、、

そうはいかないと思います。

仏壇、墓守をどちらが担うかわかりませんが、、その分は余分にもらうか?お兄さんと相談することですね。

遺産、相続といいますが、その遺産の元来の持ち主の親をないがしろにしてはいけませんよね。

お父さんの残した家に執着しないことです。

きついことをいいますが、、その家はあなたの家ではありません。

気持ちを切り替えることです。

家族を守りたい!!と書いておられますが、、、その家を自分のものにしたい!!言い換えればそう

いうことなのかしら?

相手(兄)がそれを許さない以上、、、あまり凄惨な状況にならないようにね。

あなたが考えた1~3の案ですが、取りあえずは、1がいいのではないでしょうか?

っと、書きましたが、、、、

民法でありますように、お兄様にもあげないと解決しないと思いますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。
妻にも見てもらって、今後の参考にさせていただきます。

お礼日時:2014/06/11 07:15

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