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漢方についてなんですが、病院で出される粒剤って煎じ薬と比べたら効果劣りますか?
今、漢方専門の病院で月2万で煎じ薬を飲んでいますが、保険が効く粒剤に変えようか迷ってます。

A 回答 (4件)

 漢方で保険適用ということは、効能効果にのっとって処方されるということです。

したがって、裏技的な使い方、例えば痔に麻杏甘石湯を使うとか、つわりに桂枝湯を使うとかは保険適用になりません。いわゆる「証」にあっていても処方名と許可をとっている効能効果が一致しないと煎じ薬でもエキス剤でも保険は通りません。
 また、煎じ薬の処方のなかに保険適用されない生薬が使われていた場合、たとえば「秦艽」などが含まれていた場合、混合診療となりやはり保険は適用できません。
 保険適用を活かすならこの2点をクリアする必要があります。

 ところで、漢方専門の病院ということですが、流派は何でしょう。案外大事なことです。中医系ですと保険適用になっていない処方が多く、エキスにチェンジは自費でも医師が難色を示すかもしれません。また、中医系の生薬は「修治」といって、いわゆる一次加工をした原料を使うことも多く、エキス剤は基本的に修治されていませんから、医師のこだわりからやはりエキス剤の使用に難色を示す可能性があります。

 最近は、中国通貨の元が強く、また中国本国で需要が高まり、また投機筋が朝鮮人参等の買占めを行ったりで、生薬市場が高騰しております。正直、煎じ薬は採算が合いにくくなっています。自然と生薬の品質に影響がではじめています。エキス剤と煎じ薬が特に保険調剤では同じとは到底思えません。自費の煎じ薬が高いのはむしろ自然で安心ではと思います。
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漢方薬とは本来個人個人の状態に合わせて個々に調合する物です。


この調合された漢方薬と市販の漢方薬では効き目は違いますよ。
言ってみればオーダー品と既成品の違いです。

少なくとも自分は全く効果は違いました。
元から漢方系が効きやすい体質らしいです。
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「漢方薬」という呼称は日本独特のもので、中国式医薬法と西洋医学、双方から学んだ独特の医薬術です。


中国式では、病因を体内の不調和にあるとして、体調の整備を基本目的として根治を目指します。
西洋医学は概して対症療法で、痛みの緩和や解熱など、即効性のある医薬品を提供します。時には外科的手術で病変部を除去することもありますが、中国式では病変の自力回復・治療を支援する方向を目指しています。
漢方は、長崎で学んだオランダ伝来の西洋医術と中国古来の医方に加えて、日本古来の和方をも加味して独特の進歩を果たした医学です。
前置きはそのくらいにして、いわゆる漢方薬として市販されているものは、基本的に医薬品賭しての認定(薬事法)を受けてはいますが、それらの全てが医療保険の適用を受けているわけではありません。また、保険適用を受けるためには、医師の処方箋が必要です。
漢方薬は煎じ薬とエキス剤に大別されます。この内約150種ほどのエキス剤(漢方製剤)が保険適用を受けています。煎じ薬には、基本、適用されません。素人の取り扱い不注意による事故を防ぐためかとも思います。
原材料は植物・動物・鉱物から抽出される薬効成分ですが、それらの単体は「生薬」と呼ばれ、生薬の適宜な組み合わせで、目的の医薬を合成・加工します。
漢方薬の効き目は穏やかで、徐々に効果を発揮する点で、患者にはまどろかしく感じる場合もありますが、根治療法としては一理あると考えます。
一般的には穏やかな薬とされては居ますが、用法を誤れば様々な弊害を生じることもあり、特に妊婦や特定の持病をお持ちの方には極めて危険な場合もあります。
漢方薬を続けたいとお望みなら、専門の漢方医を受診して下さい。最適な漢方製剤で保険適用可能なものを処方して貰えます。
煎じ薬との効能の差は良く分かりませんが、製剤の方がエキスの塊、つまり無駄な部分が少なく、茶碗一杯の苦い薬を飲むよりも、より少量の水または白湯で服用できます。
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原則的に煎じ薬も保険ききますが保険適用にならないものがあるのでしょうか?



それで一般的な粉になった漢方薬ですが、漢方薬というのは「○○湯」とか「△△散」とかありますが、それぞれに意味があって煎じ薬になっていたり散剤になっています。
つまり「○○湯」であれば煎じ薬として飲むのが本来の姿。
一般的なエキスの散剤は手間を省いて楽に飲めるようにしているものなので、効き目という点では若干劣る可能性はあります。ただそれが実際のところ問題になるほどなのかどうかはケースバイケースでしょうしなんとも言えないですね。

いずれにしてもお医者さんに相談してということだと思います。
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