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和声外音は意識して使うものなのですか?
コード進行作ってメロディ作って合わせたら当たり前のように存在するそれらに後付で名前を付けただけのものではないのですか?

わたしはまだ作曲のイロハを学んでいるのものです
右と左がやっとわかってきたくらいです

作曲に携わる方はこの和声外音というものを意識して曲を作ってますか?

A 回答 (2件)

作曲家です。

クラシック音楽の視点でお答えします。

和声外音は「コード進行作ってメロディ作って合わせたら当たり前のように存在するそれらに後付で名前を付けただけのもの」ではありません。メロディを作っている段階で、土台となるコード進行を考えます。たとえば、添付した画像のような例は、コードとメロディーが全く合っていない悪い例です(少し極端に書きましたが)。こういう間違いを犯さないためには、和声と、和声外音について理解しておかなければなりません。
作曲の勉強を始めるとき、まずは和声外音を全く含まない和声を書くことから始めます。それから、和音構成音を、各種和声外音で装飾する練習をします。この段階では意識して書きますが、比較的短期間で体得でき、自分の感覚の一部になってしまえば、もうそれほど意識はしません。そうなれば、和声進行と矛盾しない旋律を、自由に書くことができます。

ただし、歴史的に見る場合、一般的に、まず音楽が先にできて、理論は後からできるといわれます。ですから、中世のような古い時代の音楽は、現在標準的に学ばれている和声学で体系化されている理論がまだありませんので、旋律と和声の関係は、現在とは違います。音楽の発展とともに、今標準になっているような和声の理論が体系化されたわけです。
「和声外音について教えてください」の回答画像2
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>付で名前を付けただけのものではないのですか?


楽譜というものは全部後付けですよ。楽譜、楽典ありきではありません。
ですので和製外音というのも実はアイディアに詰まったときに手がかりとするものなのです。一人の人が何曲も作っていくうちに同じようなスタイル、同じようなアレンジになります。それを打破するための手段としてスケールとか和声法とかが存在します。あくまでもワンパターンにならない為に知識としてつけるもの。
でも意識せずともこのあたりの感覚が出来る人も居ます。ただ知ってるとアレンジは変わるのは確かです。山下達郎さんとかかなり詳しいので、二声、三声、四声でいろいろパターンを変えてますよ。でもこれを理解しているミュージシャンは最近の人は居ません。殆どはアレンジャーというかミュージックプロデューサーという名前のゴーストライターに任せきりです。
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