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先月二十歳になり、国民年金の納付書が届きました。
高卒から一年程会社勤めをしており、厚生年金を払いましたが、色々あり今は正社員ではなくなりましたので、国民年金を納めます。

国民年金は 25年以上納めなければ、年金の受け取りが出来ませんが、
途中で結婚した場合、厚生年金の扶養となった場合、国民年金の納付額は意味がなくなってしまうのでしょうか?
国民年金と厚生年金は違うもの、途中から切り替わると、25年未満の納付額は無効、と認識していますが、違いますか?

A 回答 (7件)

> 国民年金と厚生年金は違うもの、途中から切り替わると、


> 25年未満の納付額は無効、と認識していますが、違いますか?
それは大間違いです。
次の段落でそれを例示いたします


> 先月二十歳になり、国民年金の納付書が届きました。
> 高卒から一年程会社勤めをしており、厚生年金を払いましたが、
> 色々あり今は正社員ではなくなりましたので、国民年金を納めます。
仮に19歳誕生月から1年間会社勤したとして、ご質問者様の年金加入履歴は次のようになります。
 a 19歳誕生月~:国民年金『第2号』被保険者(厚生年金)として12月
 b 20歳誕生月~:国民年金『第1号』被保険者として12月
更に、21歳誕生月から5年間厚生年金に加入したとすると
 c 21歳誕生月~:国民年金『第2号』被保険者(厚生年金)として60月
そして、26歳誕生月に2歳年上の彼と社内結婚をし、寿退社(専業主婦)をして60歳誕生月[当人]の前月まで(60-26=34年)過ごしたとすると
 d 26歳誕生月~:国民年金『第3号』被保険者として408月
以上のような年金加入をした場合、b+c+dが300月(25年)以上あれば老齢給付の受給権が発生いたします。
計算するまでもありませんが、12+60+408=480月=40年なので、受給権は発生していますね。
なお、後述しますがaの期間は無駄にはなりません。


> 国民年金は 25年以上納めなければ、年金の受け取りが出来ませんが、
現在は、20歳以降60歳未満までの間の国民年金保険料納付期間が300月[25年]以上となっていますが、法令の改正が通っており、ご質問者様の場合には「10年以上」が適用されると考えます。
また、上記の40年間で25年を充足できていない場合、厚生年金(20歳未満、60歳以降)の加入期間も25年の計算に含みます[合算対象]


> 途中で結婚した場合、厚生年金の扶養となった場合、
> 国民年金の納付額は意味がなくなってしまうのでしょうか?
20歳未満の間に加入していた厚生年金の記録は、無駄にはなりません。
 1 国民年金の保険料納付済み等月数が不足している場合、上記に書いた合算期間として計算される。
 2 お書きになられている状況から「障害厚生年金」や「遺族厚生年金」を受給する事は無いと考えられますが、これらの年金受給につながる。
 3 「老齢基礎年金(国民年金)」の受給権[現時点では25年以上]を取得した場合、厚生年金の加入実績に応じて「老齢厚生年金」を受給できる。


他の方が詳しく書いているので簡単に書きましたが、ご理解の一助になれば幸いです。
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>途中で結婚した場合、厚生年金の扶養となった場合、国民年金の納付額は意味がなくなってしまうのでしょうか?



いえ、意味がなくなることはありませんので心配いりません。

◯結婚した場合について

「公的年金保険」は、「国民一人ひとり」が加入する制度で、「結婚している人」と「結婚していない人」で加入する(加入すべき)年金保険が変わることはありません。

ちなみに、結婚した相手(配偶者)が「国民年金の第2号被保険者」だった場合で、【なおかつ】、「その配偶者に扶養されている(≒生活の面倒をみてもらっている)」場合に限り、(5upさんは)「国民年金の第1号被保険者」ではなく、「国民年金の第3号被保険者」となります。

※「国民年金の第3号被保険者」の保険料は年金制度全体で負担するため、本人の負担はありません。

◯厚生年金の扶養について

「厚生年金保険」は、会社員やパートタイマーなどの「被用者、労働者」以外は加入できません。

また、「健康保険」や「共済組合」の「被扶養者(ひふようしゃ)」のような制度もありません。

(参考)

『第1号被保険者|日本年金機構』(と関連リンク)
http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?i …
『~年金が「2階建て」といわれる理由|厚生年金・国民年金web』
http://nenkin.news-site.net/kiso/kiso03.html
---
『公的医療保険の適用対象者―被扶養者―健康保険の場合|WEBNOTE』
http://kokuho.k-solution.info/2006/01/_1_69.html

※リンクのタイトルは「2階建て」となっていますが、(内容をご覧になると分かりますが)「国民年金基金」や「厚生年金基金」にも加入している人は「3階建て」になります。

>国民年金と厚生年金は違うもの、途中から切り替わると、25年未満の納付額は無効、と認識していますが、違いますか?

上記の通り、「20歳以上~60歳未満」の間は、誰でも「国民年金」の被保険者(加入者)ですから、「途中から切り替わる」ということはありません。

その前提があったうえで、「厚生年金保険に加入した人は2号」「厚生年金保険に加入している人に扶養されている配偶者は3号」というような違いがあるだけです。

---
なお、「厚生年金保険」は、「被用者、労働者」しか加入できませんので、会社をやめてしまえば脱退しなけばなりません。
ただし、国民年金のように「◯◯年間保険料を納めないと年金を支給しない」というようなルールはありません。

つまり、「加入していた期間」と「加入期間中の標準報酬月額」に応じて、(たとえひと月の加入でも)「国民年金(基礎年金)」に「厚生年金」が上乗せされて支給されます。

※「障害【厚生】年金」には「初診日が厚生年金保険の加入中であること」という条件があるなど、「厚生年金の種類」によって支給条件は異なります。



*****
(その他、参照したWebページ・参考リンクなど)

『Q.年金の受給資格期間を25年から10年に短縮する年金機能強化法が成立したと聞きました。後納保険料の納付申込みを検討していますが、年金の受給資格期間の短縮などについて詳しく知りたいのですが、どうすればいいですか。|日本年金機構』
http://www.nenkin.go.jp/n/www/faq/detail.jsp?id= …
『受給資格期間|日本年金機構』
http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?i …
---
『Q.会社に勤めたときは、必ず厚生年金保険に加入するのですか。|日本年金機構』
http://www.nenkin.go.jp/n/www/faq/detail.jsp?id= …
『標準報酬月額|日本年金機構』
http://www.nenkin.go.jp/n/www/yougo/detail.jsp?i …
---
『なぜ障害年金の請求漏れやもらい損ねが起きるのか?|藤澤労務行政事務所』
http://www.fujisawa-office.com/shogai1.html

***
『公的医療保険の分類・種類(体系)|WEBNOTE』
http://kokuho.k-solution.info/2006/01/_1_22.html
---
『あなたも入るかもしれない?協会けんぽって何|日経トレンディネット』(2008/10/02)
http://trendy.nikkeibp.co.jp/article/column/2008 …
『健康保険(協会けんぽ)の事務と手続等|日本年金機構』
http://www.nenkin.go.jp/n/www/service/detail.jsp …

***
『各種相談窓口|全国社会保険労務士会連合会』
http://www.shakaihokenroumushi.jp/general-person …
『社会保険|kotobank』
http://kotobank.jp/word/%E7%A4%BE%E4%BC%9A%E4%BF …

***
『世帯、世帯主|誰も教えてくれない住民票の話』
http://members.jcom.home.ne.jp/hitosen2/juumin2. …
『ふ‐よう〔‐ヤウ〕【扶養】|goo辞書』
http://dictionary.goo.ne.jp/leaf/jn2/194845/m0u/
>>[名](スル)助け養うこと。【生活できるように世話すること】。「両親を―する」

※間違いのないよう努めていますが、最終判断は各窓口に確認の上お願い致します。
※なお、ご紹介したサイトの信頼性についてはご自身でご判断ください
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厚生年金を払っている人は国民年金も払っています。



一番等級の低い(収入の低い)人でも、本人負担分と会社負担分を足せば、国民年金の額を超えます。
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>国民年金と厚生年金は違うもの、途中から切り替わると、25年未満の納付額は無効、と認識していますが、違いますか?



何年前の話?
昭和61年に基礎年金制度が実施されてからは年金の加入期間はどの制度でも通算されます。
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年金制度に対するあなたの理解は、間違っています。



20歳になったら誰でも年金保険料を納付する義務は生じます。
まだ働いていない学生の場合もそうです。

あなたが会社員であった10代のときは、国民年金ではなく、厚生年金に加入している会社だから厚生年金保険料を納付していたのです。
で、途中で厚生年金が適用されない雇用形態になったから、その時点で保険料も引かれることがなくなりました。
それはまだ10代だからです。
そして今回20歳になったわけですから、自動的に役所から国民年金納付書が届いたのです。

将来、年金が支給される年齢になった場合、今の制度では、基礎年金の部分と、それに上乗せされる厚生年金の部分とが合算されることになります。
厚生年金に扶養制度というものはありません。
ただ、夫が厚生年金保険料を納付する会社員であれば、その配偶者は第3号被保険者として、本人が保険料を納める必要はありませんが、国民年金の加入期間には加算されて行きます。
尤も最近では、女性の社会進出を促すために、この制度を改定しようとの議論がなされているようですが、将来どうなるのかは分かりません。

これが自営業の方と結婚されたとしたら、夫婦それぞれ国民年金を払っていくことになります。

国民年金と厚生年金とは一体的に運用されるものなので、加入期間は当然合算されます。
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現在の法律では受け取れるのは25年以上の納付が必要ですが、短縮する改定も考えられています。


期間は国民年金と厚生年金の期間を合わせて、また厚生年金の扶養(第3号被保険者)の間も含めて、更には収入の都合等で納付免除を受けているならその期間も含めてになります。
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>、違いますか?


違いますよ。

累積ですので心配しなくとも大丈夫です。

配偶者の厚生年金へ加入すると、3号被保険者に該当することになります。
保険料は、配偶者が加入している厚生年金基から支払われるので負担は一切ありません(公務員なら共済とか)。
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