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こんにちは、心理学専攻の大学生です。

今卒業論文を書いていて、実験結果をt検定しようとしているのですが、
要因がわからず、対応のあるt検定か対応のないt検定かわかりません。

実験のテーマは衣服の着用者と観察者における第一印象の比較です。
実験内容は、着用者2人にそれぞれ5コーディネートずつ用意してもらい、
それを着て刺激画像を撮り、着用者にその衣服を着て他者に伝えたいと思う印象について評価してくださいという指示で、「積極的なー消極的な」など16の印象項目について7段階で評価してもらいました。
その後で、同じ印象項目と刺激画像をセットにして、観察者(被験者)に「この衣服を着た人に対して持つ印象を評価してください」といった指示で、印象項目を着用者と同様に7段階で評価してもらいました。

それで、着用者と観察者の印象評定に差があるかを確かめるために、印象項目の1つずつについて(例えば積極的なー消極的なについて)着用者の評価と観察者の評価をt検定したいと考えているのですが、この場合、要因は何になるのでしょうか。
要因は人で、水準は観察者と被験者の2でしょうか?
それによって、対応のあるt検定か、対応のないt検定かも変わってきますよね?

考えたのですがわかりませんでした。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

心理統計の基本がよくお分かりでないようですね。



本来でしたら、実験を計画する段階で、どのような統計的検定手法を用いるか、用いることができるかまで確認しておくことが必要です。

といっても、お困りでしょうから、最低必要なことだけ書かせていただきます。

まず、「対応がある」「対応がない」というのは、対象者の特性に関して区別されます。
男女のように、別の対象者の間で平均値の差の検定を行うときには、「対応がない」となります。
「対応がある」というのは、同じ対象者に、ある処置をする前と、後の平均値を比較するような場合をいいます。

ご質問の場合、着用者と、観察者という、異なる対象者の間で平均値の差を比較しますので、「対応がない」になります。


また、「要因」は、実験条件となりますので、ここでは、着用者か、観察者かの「条件」と考えられます。
「水準」は、ある「要因」の中に、いくつの条件、グループがあるかですから、ここでは、着用者と観察者の2つの「水準」です。


1つ気になるところがあります。
それは、コーディネートの要因に、水準が5つある点です。
コーディネートの要因の位置付けが、研究目的との関連でどのようになっているか、書かれていませんので、よく分かりませんが、場合によっては(研究目的によっては)、2要因分散分析(対象者と、コーディネートの2つを要因とした分散分析)を使った方がよい火も知れません。

そのあたりは、研究目的との関係を再度お考えになり、指導教員の先生にも相談なさる方がよい火も知れません。
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