アメリカの無人機による空爆

Question

報道を見ただけの漠然とした素人質問です。

本当に小さな子供が巻き添えになり、
その遺族の悲痛な叫びや、憎悪が報道されたりします。

これって結局、
新たに憎しみを生み出してテロリストを量産する結果
に繋がって行くんじゃないでしょうか？
（殺された幼い子供の親族らしき人が必ず報復すると
　叫んでいるシーンなども見かけますので。）

アメリカ国民はこうした無人機による空爆の誤爆を
どう受け止めているのでしょう？

テロに巻き込まれやすいのは、
厳重な警備や軍人に守られてる作戦を決めた人ではなくて、
無防備に日常を送る一般人になりがちですよね。

自国の国民を余計な危険に曝す作戦を実行し続けている。
そんな印象がして、違和感を感じます。
アメリカ国民はそれをどう捉えているのでしょう？

そしてどんな事情から無人機による空爆は
やめられる事なく続いているのでしょうか？

gouzig · Accepted Answer

無人機と有人機の爆撃における誤差はそんなに大きくはないということです。
有人機であれば見分けがつく、無人機は見分けがつかないということではないからです。
有人機でもそのような細かい確認をして爆撃できてはいません。
つまり、その差ではなく、爆撃という戦術が適正かどうかという問題だと思います。

key00001 · Answer

最近はテロリストも、地対空ミサイルくらいは保有していますので・・。
従い、無人機化は致し方ナシと思いますし、そもそも有人機なら良いのか？と言う話しですから、無人機に拘る必要は無いでしょう。
日本に原爆を落としたのは、Ｂ－２９（有人機）ですから。

> アメリカ国民はそれをどう捉えているのでしょう？

アメリカに限らず、政治や外交に精通してない人には、欧米とイスラム原理主義の対立による報復合戦と言う現象に見えるのだろうけど・・。
そんな単純な話しではないことは確かですね。

> そしてどんな事情から無人機による空爆はやめられる事なく続いているのでしょうか？

まず根底には石油利権が絡んでて。
中東に完全なる一大利権を構築したい欧米勢と、それを阻止したいロシアや中国が、イスラム圏を、裏やら陰から支え・・・と言う構図です。
更に欧米勢では、政財界に大きな影響力を持つオイルメジャーや軍需産業などが、戦争支援の立場で、高度に政治的な問題でもあります。

極論すりゃ、ＣＩＡやら旧ＫＧＢの様な非合法組織が、イスラム原理主義者によるテロをデッチ上げてでも、戦争状態を継続する可能性が、充分にあり得ます。

一般的な社会生活においては、目的は必ずしも手段を正当化しませんが。
大国,超大国とか、国家権力と言うレベルでは、取締る術がありませんので、手段が正当化されちゃう例も多く、その結果として、罪のない市民が犠牲になるのでしょうね。

財政面などからは、特にアメリカは「やめたい」と言うホンネもあるでしょうけど。
しかし欧米勢が中東利権から手を引けば、ロシアや中国が台頭することは必定で、それらが勢力を増して、経済や軍事のバランスが逆転でもしたら、最悪は第三次世界大戦まで想到する事態にもなりかねず・・。

そこまでは行かずとも、たとえば、中東が平和になった結果、中国が尖閣諸島やら西沙・南沙諸島などへの動きを活発化させるとか、ロシアが東欧への干渉を強めるなどの可能性も、無いとは言えません。

すなわち、中東やテロ被害者は気の毒ですが、そこでの衝突が、世界的な「ガス抜き」になり、多少は日本の平和に寄与している点も否めず、現在の国際社会,国際情勢においては、必要悪と言えるかも知れません。

KappNets · Answer

無人機の普及は（原爆やオスプレイ同様）科学技術の進歩を素直に反映したものです (#)。それ自体を嘆いたり非難したりしてもあまり意味はないと思います。むろん無人機が有人機に劣る点があれば修正して行かねばなりませんが。
(#) 運転手の要らない（とりあえず軍用）自動車も実用化されています。

なお、小さな子供が巻き添えになるのは米国軍の責任という部分もありますが、民間人にまぎれて戦おうとするテロリストが戦う相手であることを忘れてはなりません。そもそも子供を人質の形で戦争に巻き込んでいるのはテロリストなのです。

米国軍が中東から手を引いたらどういう世界になっていくか、フセインやアサドに後を任せて良いのか？　その議論を抜きにして目先の子供の命だけを議論できるものでしょうか。米国軍だって大勢の若者の命を失っているのです。

hekiyu · Answer

”これって結局、
 新たに憎しみを生み出してテロリストを量産する結果
に繋がって行くんじゃないでしょうか？”
　　　　↑
その通りで、こうやって米国は敵を量産しているという
訳です。
日本もそうですが、とかく政治家とかいう人達は
目先のことしか考えません。
後々どうなるかなど一顧もしません。
その頃には、現役から退いているからです。

”アメリカ国民はこうした無人機による空爆の誤爆を
 どう受け止めているのでしょう？”
　　　　↑
米国は民主主義の国です。
つまり国民が望んでいることを政治家がやっている
だけです。
何しろ、他国に無断で侵入し、ビンラデンを暗殺し
それでお祭り騒ぎをする国民性です。
毎年、模擬原爆を落として拍手喝采している国民です。

”そしてどんな事情から無人機による空爆は
 やめられる事なく続いているのでしょうか？”
　　　　↑
最大の理由は自国民を危険にさらさずに敵を攻撃
できる、ということです。

朝９：００に出勤し、ゲームのようなステッキを動かし
無人機を操作して敵を攻撃し、夕方５：００にはスーツを着て
帰宅し、家族と夕食を採ります。
 
自国民の兵士の損害はゼロです。
これなら国民の反発を招くこともありません。

国際政治学者の「高橋 和夫」教授は、この点を指摘し、
無人機の発達は、戦争を安易にやる危険性が増える
ことを危惧しています。

wakaranyo2 · Answer

アメリカは、デスティニーで移民した時から怨みが渦巻いているのです。誤爆かどうかさえ解りません。

rokutaro36 · Answer

（Ｑ）新たに憎しみを生み出してテロリストを量産する結果
に繋がって行くんじゃないでしょうか？
（Ａ）その可能性はある。

（Ｑ）アメリカ国民はこうした無人機による空爆の誤爆を
どう受け止めているのでしょう？
（Ａ）できれば、無くしたいが、現状では、やむを得ない犠牲。

（Ｑ）自国の国民を余計な危険に曝す作戦を実行し続けている。
そんな印象がして、違和感を感じます。
アメリカ国民はそれをどう捉えているのでしょう？
（Ａ）「自国の国民を余計な危険に曝す作戦」
という捉え方をしていない。
無人機なので、米軍人の命を危険にさらすことなく、
相手を攻撃できる有効な手段と考えている。
テロによる報復を受ける可能性もあるが、
だから何もしないということを、良いとは考えないのが米国。

（Ｑ）そしてどんな事情から無人機による空爆は
やめられる事なく続いているのでしょうか？
（Ａ）米国は、同盟国を守るという役割を持っていることを
自他ともに認めています。

イスラム国は、明らかに米国と価値観を異にしているだけでなく、
この国の台頭は、同盟国を危険にさらすことになります。
だから、攻撃をするのです。
イスラム国を支配下に置く意図はないので、
地上部隊を送り込んで占領するのではなく、単なる弱体化、
できれば、消滅をすれば、目的を達するので、空爆をしている。
地上部隊を送り込めば、米兵に犠牲が出ることは避けられないが、
もっとも人的被害が少ないのが、無人機による空爆です。

イスラム国が崩壊すれば、攻撃は止まるでしょう。
しかし、無人機の空爆で、イスラム国が崩壊するかどうかは、
誰にもわからない問題です。
ですが、現状では、最も無難な手段でしょう。

アメリカの無人機による空爆

無人機と有人機の爆撃における誤差はそんなに大きくはないということです。

最近はテロリストも、地対空ミサイルくらいは保有していますので・・。

無人機の普及は（原爆やオスプレイ同様）科学技術の進歩を素直に反映したものです (#)。

”これって結局、

アメリカは、デスティニーで移民した時から怨みが渦巻いているのです。

（Ｑ）新たに憎しみを生み出してテロリストを量産する結果

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