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美術館の運営における課題点を教えてください。
例えば、今、地方自治体から予算が出てても美術館の経営は火の車だと思いますが、なぜそうなったか知りたいです。

A 回答 (3件)

美術館博物館は大小あり、場合によっては企業が応援していて、入館料よりもいい景品もらったのではと思うことがあります。



企業は儲けるばかりでなく、社会、文化の貢献しないといけないという気持ちがあってかと思います。

そもそも芸術の価値は実用性とは超越するものであったりします。

美だけでなく、精神性などもあったりしますよね。

実用のないものは、自治体など支援しないとそれ自身で収益がとれません。

大きめの博物館美術館は特別展でいい企画をだせたら、人も来ます。

私としたら、大きなところはよい作品ってよく見れるので、解説の充実を期待してます。
文化学習の場でもあると思いますので。

小さいところはいい企画をしているという認知を周囲にできるかなど必要かと。絵本とか人形など良い企画って無数に作者もいる中で誰もがしっている人ではなくてもいい作品を作っているひとなんて多くいるものです。
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多くの美術館で「年報」や「要覧」というものが発行されています。

これに収支予算書・決算書が掲載されていますからこれを読まれるとよいでしょう。ウェブで公開しているところも少なくないです。
経営が悪化している理由は基本的には「収入」よりも「支出」が上回る、もしくは「収入」よりも「支出しすべきもの」が多くなることが原因ですが、美術館によってそれぞれです。特定芸術家の作品を収集・展示している美術館と広く作品を収集・展示している美術館、立地によっても違ってきます。
公立直営なのか、指定管理者なのかという運営形態によっても違ってきます。
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 「文化」とは、お金がかかる割に儲からないものです。

美術館の展示や運営に係る費用を想定して、それを入場料収入でまかなうには、いくらの入場料で何人以上入場しないと採算が取れないか、計算してみれば分かります。
 ウィークデイの昼間にどれだけの観客がいるか、見てみれば様子が分かるでしょう。

 変わり映えのしない常設展示と、たいして話題にもならない特設展示を行ったとしても、集客は望めないでしょう。どれだけの入場者を確保できるか、いかにリピーターを増やすかが問題で、一般の公共の美術館のように、「こんな展示をしてるから見に来い」という姿勢では、集客は増やせないでしょう。
 「待ち」ではなく、「発信する」「仕掛ける」姿勢が必要です。

 美術を表面的なものだけでなく深く掘り下げる工夫や、地元の芸術活動と連携して人が集まる場所にする、いろいろなイベントやしかけで子供や年寄(ウィークデイに時間がある)を集める、といった「企画」能力も必要なのでしょうね。
 特にリタイア世代で、余暇に絵を描いてみようか、という人も増えているはずなので、「観る」から「創る」方に重心を持たせる企画も面白いかもしれません。

 地元の有力企業とタイアップして、企業のイメージアップに貢献することで資金を集める、ということも必要でしょう。企業名を付けた美術館、企業が経営する美術館も多いですから。
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