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航空運賃にはいつの頃からか運賃と別立てでサーチャージ(燃油特別付加運賃)が課せられることになり、コレが恒常化してしまっています。そもそも運賃の決定にはあらゆるコスト(燃料代も)を織り込み決定しているはずで、だびだびの改定が難しい航空運賃とはいえ、別立てで燃料代が請求できるという道が当たり前のようになっているのはいかがなものでしょうか?

A 回答 (4件)

おっしゃることは充分に理解できますし、私もそう願いたいです。

しかし、諸外国全てが燃油サーチャージを認めている現状では、日本だけ認めないわけにはいかないでしょう。昔から航空会社って、国営だったり、国策会社だったりと結構保護されていますね。昔は為替のサーチャージだってあったのですよ。航空会社がぼろ儲けしているならともかく、よろけながら運航している状況では、致し方ないのかもしれません。
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お役所国家日本のガラパゴス社会ゆえです。


*海外では総額で表示しています。

物価の内税外税についても未だに統一されて
いませんね。

携帯料金の複雑な料金体系日本は変な国です。
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変動するのを見越して高い料金設定にされる(2000年以前はそうでした)よりはマシかと


昔は航空運賃は高かったですからねぇ
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えーーと誤解の内容に書いておきますが「航空運賃」には今も昔もサーチャージはありません。


はい、航空「普通」運賃=正規運賃のことです。

正規運賃は、IATAの約款に基づき、路線価格として決められていて、IATAに参加している航空会社はその価格に準拠した普通運賃を策定します。

参考、ANA普通運賃表
http://www.ana.co.jp/int/fare/main/guam/normal/

この表で見て分かるとおり、たとえば東京-ホノルル間の普通エコノミー料金は60万円で、運賃規則にあるとおり、ファーストクラス・ビジネスクラスに振替えることができ、予約はいつでも変更できますし、書いてはありませんが、JALやデルタなど同じホノルルに行く他社便(IATA参加会社)に振替えることも可能です。

この普通運賃にはサーチャージはありません。もし、異常なほど燃油が上がれば、運賃そのものが
引き上げられます。

ところが、「航空運賃」というものが、いつの頃からか「普通運賃」を指すのではなく「正規割引運賃(PEX)」のことを指すようになり、これが恒常化しています。

PEXは、またPEX以外の割引運賃も需要や他社との競争にたいして、最大限の割引をしているため、企業努力としての正味の運賃と、市場変動の結果赤字になってしまう燃料費は別立てで表記するようになっています。これは、サーチャージ分も含めて運賃の割引競争をすると、無理な値引きをしているのか、サーチャージが安いのか分からなくなってしまうからです。

石油の価格は変化が激しく、数ヶ月で30ドル(比率にして1.4倍近く)上がったり下がったりしているのですから、これを運賃で吸収するのはかなり難しいでしょう。

また、サーチャージは各航空会社一律ではなく、特に破産直前のJALは市場オペレーションの失敗もあって、シンガポールエアーや米系航空会社にくらべて高いサーチャージになっていたのか記憶に新しいところです。

このように、そもそも割引運賃である、というところから正規の割引価格と、価格が変動して割引価格では吸収しきれない燃料代を別にして徴収することで、航空会社として出来るコストカットやサービスの向上とその結果の価格と、航空会社ではどうにもできない石油価格のコストは分けて利用者負担にしているから、航空会社も安定的に事業が行えるのです。

正規割引運賃でハワイの最安値はサーチャージを除き往復55000円(ANA)です。このような運賃を2ヶ月前ぐらいに提示し、その後燃油があがったら吸収しきれないのは当然です。

ちなみに747の時代ですが、ハワイまでの燃料消費量は片道57000リットル程度、ケロシン価格は50円程度だとサーチャージがかからないようですので、その場合片道の燃料費は285万円、往復だと570万円、機材にもよりますが、747だと座席数は400から450席ぐらいですので、平均して一人頭の燃料費は1万5千ぐらいでしょう。(今はもっと効率のよい飛行機なので安くなっています)
この価格が三ヶ月で1.4倍になれば、2万1千円ぐらいになるわけですから、55000円の割引運賃ではものすごいコストになるわけです。また、この燃料費は利益を乗せた価格ではないので、利益を算定すると、とても55000円などの価格で航空券を売れるわけがない、ということになります(しかも、常に満席だともかぎりません)

安い割引運賃で購入している以上、サーチャージが別立てでかかってくるのはいたしかないことだと思います。それがイヤだというなら、そもそも普通運賃しかなかった時代に戻るしかないでしょう。
そうなると、航空運賃は最低でも3倍になると思います。

LCCは確かにサーチャージを取りませんが、そのかわり日や便による値段の変動が大きいですし、採算が合わなければ運行そのものを取りやめて、利益を確保するビジネスモデルです。どちらがいいとはいえませんが、少なくとも「空気を運んでいるだけ」でも定時運行する大手にはサーチャージが必要でしょうし、それがあるから格安の運賃で私達が乗れる、ということなのです。
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この回答へのお礼

なるほど、大変詳しくありがとうございました。
それにしても正規運賃と割引運賃との差がこんなにあって、日常的に割引運賃の方が一般化している商売なんて他にありますかね!?

お礼日時:2015/03/10 15:00

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