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ダッカでのハイジャック事件のとき、福田赳夫元首相の超法規的措置が批判されることがあります。では、どのように対応するべきだったのでしょうか?日本赤軍に屈せずに捕まえていれば良かったと思いますか?

A 回答 (4件)

>福田赳夫元首相の超法規的措置が批判されることがあります。



当時の世界情勢では批判していたのは外野だけです。その後、モガディシオ事件で制圧に成功例が出たので批判一色になりました。当時の警察の実力では制圧できないか、できても甚大な被害が出たでしょう。そして、乗客のなかにいた米国人に危害が加えられないように米国からの圧力も制圧をしない方向に傾けました。

>では、どのように対応するべきだったのでしょうか?

身代金を値切ること、犯罪者の釈放を極力しないことは必要だったかもしれません。気前が良すぎると的にされますので、要求を値切るのは常識です。
シリアから「6つのオレンジ」の引渡しが打診されたときに受諾するか、それと犯人を交換するよう交渉はするべきでした。
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どう対応べきで、なにがベストだったのかは分かりません。

もしかしたら「超法規的措置」が結果として大正解だったのかもしれません。

でも、どのような対応であっても結局批判は避けられません。批判は避けられないというより、その時の判断を後の判断材料にする必要があります。

たとえば、昨年ISILに湯河氏と後藤氏が拉致監禁され、身代金の要求をされました。安倍内閣はこれを拒否し、一切の交渉をしなかったといわれています。

これも、超法規的措置のトラウマがあるからではないでしょうか。

政府が身代金を出すのは、基本的には超法規的措置になります。日本の法律のどこにもないからです。
ですから、安倍内閣が身代金を出す覚悟で交渉に当たること自体、批判を受ける結果を招いたかもしれません。

ダッカ事件の福田総理の最大の失敗は「超法規的措置という判断は、のちのち同様の事件が起きた時に日本政府の判断を縛ることになる」という点が考慮されたかどうか分からないことです。

個人的な感想から言えば、やり方はともかく「超法規的措置」と言葉に出した時点で、未来の政策に与える影響を考えていたとは言いにくいと思います。
同様の措置をしながら「便宜上内閣の閣議決定で身代金を払うが、のちのち国会に諮る」と言ってもよかったからです。

国を動かす責任、というのはたった一言で覆されることがよくあります。ですから、その点は批判というか常に批評することが重要でしょう。
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犠牲覚悟で、強行突入すれば良かったのです。



日本人は平和ぼけしているので、そういうことを
やると、人気が落ちるのを気にした訳です。

同じ年に起きたルフトハンザ事件ではドイツは
強行突入して解決に至っています。

当時は、警察関係者も、そういう意見が多かった
のですが、票を気にした福田氏がああいう行動に
出ました。

お陰で、釈放されたテロリストがハーグや企業爆破
などで活躍し日本は車や家電の他に
テロまで輸出するのか、といわれました。
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当時の情勢では苦渋の決断であって批判される事では無いと思いますが、適切だったかどうかについては検証は必用でしょう。


当時の日本が出来る事出来ない事を今に合わせて言ったところで非論理的。
しかし、批判する人達って今の情勢をそのまま当時の情勢に被せて言っているのでしょう。
結果論だけを述べても仕方の無い事ですので、次にまたこの様な事態が起きた場合の対処法を時代や情勢に合わせて
検討していく方が大事でしょうね。
「たら、れば」言ったところで過去が変わる訳じゃ無いですし。
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