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森喜朗が首相になったときはマスメディアからさんざん叩かれましたが、衆議院議員の当選は14回を数え、自民党では清和会の会長を務め、党内ではキングメーカーとして君臨していました。考えてみれば自民党においては20年近く、3本の指に入る程度の影響力を持っていたことになります。政治家としては稀に見る成功者の一人でしょう。

また、国会議員を勇退(これもなかなかできるものではありません)した後も、オリンピック組織委員会の会長を務めるなど、今でも多大な影響力を行使しています。

少し見た限りにおいては(失言が多いところから見ても)普通のおじいちゃんにしか思えないのですが、森喜朗の一体どこの部分が凄いのでしょうか。
国のトップである総理大臣を務めた人間は他に何人もいますが、森喜朗だけは(国会議員を辞めた後でさえも)いつまでも影響力を持ち続けていられるように思います。

質問者からの補足コメント

  • この人の敵は失言を追いまくるマスコミくらい、ということなのでしょうか。
    まあ、世間的な印象はそれで決まってしまうことが多いですが。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/09/04 22:11
  • あなたは質問文を読んでいないでしょう。

    >国のトップである総理大臣を務めた人間は他に何人もいますが、森喜朗だけは(国会議員を辞めた後でさえも)いつまでも影響力を持ち続けていられるように思います。

    何も考えずに回答するのは止めてくださいね。

    No.2の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/09/05 09:12
  • 確かに清和会(森派)のトップで派閥内から多くの総理を出したというのは大きいですね。
    でも、その割には凄さがいまいち世間に伝わっていない気がしますね。

    No.3の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2015/09/08 18:26

A 回答 (3件)

一番大きいのは、現在、自民党の最大派閥である清和会のリーダーであった、ということになるでしょう。


そして、そうなった理由は、森氏が小泉内閣を縁の下で支えた、ということだと思います。

現在、自民党の清和会(かつて、森派、その後、町村派から細田派へ)に所属する国会議員は、90人を超える大所帯で、自民党の国会議員の4分の1近くを占める最大派閥です。そして、第2派閥の平成研究会(額賀派)が50人ほどなので、倍近い人数を誇っていることになります。
実際、現首相である安倍晋三氏、さらに、それ以前を振り返ると福田康夫氏、小泉純一郎氏と森内閣退陣後の自民党の首相5代4人のうち、4代3人が清和会所属の議員ということになります(例外は、麻生太郎氏だけ)

で、そうなった最大の要因は、小泉内閣時代に、出身派閥のリーダーとして、党内をまとめ、小泉内閣を支えた、ということになります。
まず、森氏が首相になった当時、自民党内で清和会というのは決して大きな勢力ではありませんでした。当時は、元首相の橋本龍太郎氏が率いる平成研究会が最大派閥で、そのほか、加藤紘一氏が率いる宏池会、亀井静香氏率いる春秋会と言った派閥の方が勢力を持っている状況でした。ただ、その中で、森内閣時代にある意味、怪我の功名とも言える形で宏池会の加藤氏による「加藤の乱」が起きて、宏池会が分裂し、勢力を削りました。

ただ、それでも森内閣退陣時は、清和会の勢力は決して強いとは言えず、その直後の自民党総裁選では、当初、最大派閥を率いる橋本龍太郎氏が最有力で、小泉氏の勝ち目は薄いと思われていました。しかし、「自民党をぶっ壊す」などのキャッチフレーズや、当時、人気の強かった田中真紀子氏の応援などもあり、党員票から逆転をし、小泉氏が総裁、そして、首相になりました。
けれども、当初は、先に書いたとおり、自民党内では平成研究会などの方が有力な状況。しかし、国民からの人気はある、というのが小泉内閣の置かれた状態でした。そのような中、森氏は国会議員として当初から活躍していた「調整役」としても力量を発揮し、党内の調整に動きました。
森氏はもともと、党内では調整役として力量を発揮するタイプで、幹事長、政調会長、総務会長といった党内のまとめ役を長くしていた人物です。その調整力と、小泉内閣の支持率によって、党内をまとめていたわけです。

そして、その小泉内閣は、郵政民営化などで、自民党内の勢力図を大きく変える行動をしました。反対した議員を除名し、直後の解散総選挙では刺客候補を送る、という選挙戦の結果、春秋会のリーダーであった亀井静香氏は離党。平成研究会なども大きく勢力を削り、その中で清和会だけが勢力を大幅に伸ばし、結果、最大派閥となりました。

現首相の安倍氏にとっても、森氏というのは、ずっと自分達を支えてくれたリーダーです。
その意味では軽視できない、というのは間違いないでしょう。また、現在の最大派閥の元リーダーということで、党内で誰を推挙するか、などでも有利になる、ということであると思います。
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元総理大臣だからです。

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>党内ではキングメーカーとして君臨していました


そこはどうかなぁ・・・
一定の影響力は持っていたが、思いのままにはならなかった
まぁ君臨すれども統治せず的な意味合いでなら、そうなのかも知れないが

>自民党においては20年近く、3本の指に入る程度の影響力を持っていたことになります
それもチョット誇張しすぎ

>政治家としては稀に見る成功者の一人でしょう
タイミングが良かっただけで、決して自力で勝ち取ったとまでは・・・・


簡単に言えば
・世代交代のタイミングに一致した <-リクルートコスモス事件で上の世代がゴッソリ抜けた
・敵が少ない
・身内に受けがよい
・煩悩が濃い
と言う事になるだろう
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