街中で見かけて「グッときた人」の思い出

今時、武器を持ったり戦う少女キャラって珍しくありませんが、一昔前のアニメなどでは女の子が武器を持っていると女の子が武器なんて持ったらいけない、という描写がよくありました。そういう描写があった理由と無くなった(少なくなった?)理由って何が考えられますか?

A 回答 (3件)

昔のアニメで女の子が戦わないのは、まあ、そもそも戦場には男しかいなかったからでしょう。


武士にしろ軍人にしろ。
女性は戦うにしても、城だったり家を守るために、最後の最後にしか戦いません。
なので女の子が武器を持って戦うという発想も、昔にはなかったのでしょう。
また、女性は『女性らしく』というのが、男女ともに理想であったので、理想ではない戦う女性を描いても見る人がいなかったのでしょう。


ただ、近年で『戦う女性』が増えたのは、やっぱり「セーラームーン」が大きな原因ではないでしょうか。
Wikipediaによれば「セーラームーン」は、『「戦闘美少女系魔法少女物」の先駆け的な作品でもある』ようですし。
「セーラームーン」が大ヒットしたことで、女の子が戦っても良いという風潮が出来たのではないでしょうか。
しかもこのセーラームーンは少女向けアニメでしたが、男性ファンも掴みましたので、男性視聴者視点からも、そういう認識が広まったのだと思います。

まあ、「セーラームーン」が1992年であるのに対して、バトルアクションこそしないものの強い女性が描かれた「ナウシカ」は1982年、1989年には「スレイヤーズ」で馬鹿強い女性が女主人公を張っていたりもしますが……。
社会に大きな影響を与えたという意味では、「セーラームーン」が一番だと思います。

また、「セーラームーン」以外では、ゴツいロボットを操る少女が登場する「エヴァンゲリオン」のヒット、女剣士などが多く登場しだした「ドラクエ」「FF」などゲームのヒットも、女性が戦いだした大きな理由だと思います。(まあ、ゲームの方は、スレイヤーズなど人気ライトノベルの影響を受けている傾向がややありますが)

それと、もっと大きな社会的な話で言えば、1972年に男女雇用機会均等法が、1985年には女子差別撤廃条約に日本が批准し、同時期にキャリアウーマンという言葉が生まれています。
なので「セーラームーン」などがヒットしたのは、このように社会全体で女性に対する意識が変わってきたことも理由なのではないかと思います。
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>そういう描写があった理由


「女の子は守るべきもの、血腥い真似をさせてはいけない」という認識(建前?)が非常
に強固だったせいだと思います。
最近でも医者などに「あなたの手はそんな事に使うものではないはずだ」とさとす描写が
ありますが、それと似たようなものでしょう。
女の子が武器を持つ事を否定する描写が減ったのは、アニメや漫画で「戦う女の子キャラ」
がすっかり一般化したせいで、「否定した側に共感する人」が少なくなったせいでもある
のではないかと考えられますね。
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ギャップ萌えです


華奢な少女にライフルを持たせると、これまでになかった萌えが生まれることに気づいてしまったからです
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