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「どうして葉っぱは緑色なのですか」
というのと同じで、答えようがない?のかもしれませんが・・・。

もともと鉄だったのに、この黄色はどこから来たのだろう?
・・と不思議に思いました。

色について、へえ、おもしろい… となるお答えがあればうれしいです。

A 回答 (3件)

おかしな説明が見受けられますが・・。

炎色反応とは関係ないし・・、塩素の関係ない、だって水酸化鉄の茶色---水や水酸化ナトリウムは茶色だっけ(^^)
 そもそも炎色反応が鮮やかな1族や2族の金属の塩は基本的に無色ですよ。
 食塩は塩素持っていても白色です。ナトリウムの炎色反応は強烈な黄色!!!

そもそも、色とはその物体の表面が可視光線のうちのどの色を吸収するかです。赤を吸収すればあかるい青色に見えるし、青を吸収すると黄色に見える。
 青と黄色を混ぜれば緑になる。ここは美術で習ったね。

 黄色に見えるということは、青の光が吸収されているということ。

 ということは鉄が青の光を吸収するということなのですが、それは鉄が3価のイオンの時の色です。水溶液の色-金属のアクア錯イオン:化学屋の呟き:So-netブログ( http://hyper-chemistry.blog.so-net.ne.jp/2011-10 … )
 鉄は2価にもなりますが、2価の鉄イオンは緑です。

塩化鉄IIIは褐色ですが、塩化鉄IIは黄緑色してます。厳密には、塩化鉄III6水和物(FeCl₃・6H₂O)は黄色してますが、無水の塩化鉄IIIは黒い粉末です。---エッチングをするとき無水物のほうが溶かしやすいので私は無水物持っている。しかしすぐ水を吸って黄色くなってしまう。水に溶かせば黒褐色の溶液になる。

 またきれいな青色の硫酸銅ですが、蒸発皿で焼いてしまうと白い粉末になるし、乾燥剤のシリカゲルに入っている塩化コバルトは無水だときれいな青だけど、水があるとピンクになるよね。

 実は金属--特に2族~11族の遷移元素は、典型元素の金属(1族,2族,12族,13族・・)と異なり、様々な価数の陽イオンになります。この電子が曲者で、可視光線の範囲にある光を吸収する---それに共鳴しうる軌道を持つので、色々な色を表します。
 硫酸銅水溶液にアンモニア水を加えると濃い青色になり・・綿を溶かす・・銅アンモニアレーヨンつくったな・・高校時代に授業で
 フェロシアン化カリウムから紺青という顔料を作ったり・・高校の授業でいろいろな顔料作らされた。
 
 色とは、可視光線の特定の部分を吸収する性質です。そして、私たちが知っている絵具や顔料、あるいは染料は、そのほとんどが金属--特に遷移元素---に様々なものをくっつけて、吸収する光の範囲を決めているのです。
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この回答へのお礼

「そもそも色って…」ということに興味があったので、なるほどと思いました!
ありがとうございます!

お礼日時:2016/04/02 23:55

鉄・アルミニウムなど炎色反応を示さないものと塩素がくっつくと黄色くなるようです。


塩素ガスの色が黄色に近い「黄緑色」ですので、その色が出ているようです。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%A1%A9%E7%B4%A0
なお、塩化銅は緑色ですが、こちらは銅(炎色反応が緑)が影響しているからです。
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この回答へのお礼

炎色反応というものが、関係あるんですね。
ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2016/04/02 23:54

半分厳密に言うと(笑)それを理解するには初歩の量子化学と配位子場理論が必要になります。


これはルビーが赤く、サファイアが青、コランダム・黄玉が黄色と同じです。なお黄玉の黄色は
三価の鉄の色で、塩化鉄と同じです、鉄は非常に不思議な元素で、その原子核の安定度は他の
元素に比し最大で、恒星の中で核融合が進みある閾値以上に鉄が溜まると、鉄の核融合が始まります。
鉄が出来る所までは発熱反応で赤色巨星が出来ますが、鉄は最も安定なため鉄が他の元素に変化
するには熱を吸収しなくてはなりません、高温高圧なため鉄で留まることが出来ず、
鉄が消費され始めると恒星の中心は急激に冷え、高圧を支えて行くことが不可能になります。
すると、恒星の質量は変化が無いのに膨らみすぎた外部のガス状部分が中心に向かって
崩壊し、空気より遥かに密度の高い衝撃波が生じ、それが恒星の中心で爆縮します。
全ての原子は崩壊し莫大なニュートリノとγ線を放出し星は死にます。この時質量が私達の太陽
より少し大きい程度の星は電子が各種の元素を構成する原理となるパウリの排他律が破綻し、
全ての電子が等価の軌道に落ち込み、白色矮星になります。さらに大きい星では同じ事がさらに
激しく起き全ての電子が原子核に落ち込み元素は消失中性子星になります。
これを超えるとブラックホールになると予想されています。
この変化の時、新星や超新星が観測されるのですが、ニュートリノとγ線以外に星の成分も吐き出され
鉄より重い元素はこの爆縮時に出来ると考えられていますが、鉄が非常に多い、また水素やヘリウム
もまだ沢山残って居ます。我々は超新星の欠片で出来ていると言われますが、この鉄から逃げるのは
非常に困難で、どこにでもあります。たとえば隕石の中に隕鉄と呼ばれる物があるのはその一例です。
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この回答へのお礼

ちょっとむずかしすぎます(^^;)
ご回答、どうもありがとうございました!

お礼日時:2016/04/02 23:54

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