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電気の初心者です。
交流モータ 1200W-100Vの突入電流測定にて、下記数値でした。
1)消費電力測定にて、電流値11A
2)電流クランプ 電流値18A
1)は有効値、2)は実効値との違いではないかと思われます。
また、使用するスイッチの定格電流に匹敵する数値は何が該当しますでしょうか。
実効値、ピーク値など。
良くわからないので、教えていただければ幸いです。

A 回答 (2件)

突入電流を測定するためには、モニター出力(DC電流)付のクランプ


型電流計と波形を連続して記録するメモリレコーダーを用意する必要
があります。
また、測定回数も数十回測定して、平均値を求め始動電流とします。
あるいは、一番大きな値とする場合があります。

モニター出力(DC電流)付のクランプ型電流計とメモリーレコーダー
の例として、つぎのような測定器がありますので、参考にすると
良いでしょう。

[AC/DCカレントプローブ(20A):例/日置電機]
https://www.hioki.co.jp/jp/products/detail/?prod …
・画面上段の[資料ダウンロード]をクリックします。
・2行目の[製品カタログ]をクリックして、カタログをダウンロード
 し内容を確認します。

[センサーユニット:例/日置電機]
・モニター出力(DC電流)をDC電圧に変換するために使用します。

[メモリハイコーダ/MR8870:例/日置電機]
https://www.hioki.co.jp/jp/products/detail/?prod …
・画面上段の[資料ダウンロード]をクリックします。
・2行目の[製品カタログ]をクリックしますとカタログをダウンロード
 して内容を確認します。
・突入電流を測定している例を紹介してます。

<電動機のJIS規格>
国内で製作している標準電動機(単相電動機)にはJIS規格があります
ので、JIS規格に該当している電動機であれば、規格を参考にすると
良いでしょう。
下のURLをクリックして参考にしてください。

[JISC4203/一般用単相誘導電動機]
http://www.jisc.go.jp/app/JPS/JPSO0020.html
1)表示された画面の2段目の「JIS規格名称からJISを検索」の下に
 ある空欄に「電動機」と入力し、右下にある「一覧表示」を
 クリックします。
2)画面が代わりますので、上から3段目の「一般用単相誘導電動機」
 の「JISC4203}をクリックします。
3)再び、画面が代わりますので、上から3段目をクリックしますと
 画面の上段に「規格の閲覧」の項目があります。
4)その右横をクリックしますと規格内容が表示されます。
5)閲覧のみですが、2頁に「最大始動電流」の欄がありますので
 その数値を参考にします。
6)電動機の種類(始動方式)や容量(出力:kW)に異なりますが、
 最大始動電流は電動機の「定格電流の5~6倍」となっています。

(注意)
最大始動電流を求め時、電動機の軸を固定して、そのとき流れる
電流を測定し、最大始動電流としています。

(留意事項)
質問者が「交流モータ 1200W-100V」と書かれていますが、国内の
配線状況から国内で製作販売されている電動機では「最大で1000W」
となっています。
測定しようとしている電動機の定格電流を調べる必要があります。

なお、上記の1000Wの電動機の定格電流は14(A)(50Hz時)になって
います。
これ以上の値になりますと、コンセントとプラグの定格電流を超過
しますので、過熱して使用できなくなると考えられます。

(その他)
電動機をON/OFFするためには、
1)最大始動電流が電動機の定格電流の5~6倍でも問題なく
 開閉できること
2)電動機の定格電流を連続で通電しても過熱しないこと
3)この他、開閉頻度などについても検討する必要があります。
 これらを満足する開閉器には電動機を開閉する目的で製作された
 機器として「電磁開閉器」があります。
 電磁開閉器については下のURLをクリックして参考にします。

[標準形電磁接触器・開閉器:例/富士電機機器制御]
http://www.fujielectric.co.jp/products/mc/mc_ms_ …
・画面上段にある「総合カタログ」「機種別カタログ」をクリック
 して参考にします。
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この回答へのお礼

富士山兄 様
回答いただきありがとうございます。
大変参考になりました。回答内容に沿って検討したいと思います。

お礼日時:2016/04/17 23:05

測定器のスキャン周期の違いによる差異もあると思う。



突入電流のピーク値の計測は結構難易度が高いですよ。
積分時間の分解能が高い機器を使わないと単なる「実効値」の表示であってピーク値にはなりません。(波形に歪み・偏りがあることと、ピーク値の取りこぼしがあることを考慮)
ピーク値ではなく、過電流遮断器などの反応時間内の実効値を知りたいのであれば、それでも十分です。

※理論的にはスキャン周期が短ければ短いほど正確な値を計測できるはずですが、機器側の測定誤差が大きくなることも考慮する必要がある。
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この回答へのお礼

銀鱗 様 回答ありがとうございます。
質問が不明確で申し訳ありません。内容についてはわかりました。ありがとうございます。
質問がわかり難いため、もう一度記載いたします。
1)消費電力と、電流クランプの実測値が異なるのは、消費電力の場合が有効値、電流クランプの場合は実効値のためですか。
2)また、スイッチなどの定格電流の数値は交流の実効値の数値にて確認すれば良いとのことでしょうか。
電気の初心者のためこのへんがよくわかっていません。
もしもう一度回答いただければ、幸いです。

お礼日時:2016/04/17 14:55

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