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日本の医療システムについて、勉強を始めました。

よく2対1、3対1のように表現される
看護体系ですが、

この意味は、
1.「患者さん(ベッド)総数に対する、看護士さんの従業員総数」と考えてよいのか、

2.常に病院が患者さんに割り当てなけらばいけない看護士さんの数(つまり、2対1なら、看護士さんは、夜間でも昼でも、患者さんの半分の人数いなければいけない)ということなのでしょうか?

どちらかといえば、1のような気がするのですけれど、そうすると、とりあえず、パートや名義だけに近い看護士さんとか雇っておけばそれだけですんでしまったり、ほとんど看護士さんがいないようなひどい夜間体制になってしまうようなことにはならないのでしょうか?

ご指導、よろしくお願い致します。

A 回答 (5件)

>もう少し伺いたいこととして、ナースの受け持ち患者さんの数がはっきりしているような日本の病院で、の日中時間帯の場合、大体、一人の看護師さんが受け持つ患者さんの数とはどれ位のものか、よろしければ教えていただけないでしょうか。


看護部門の人間でないので知ってる範囲ですが。30床程度の一般病棟で、6人ないし7人です。リーダー1人、部屋持ち3人あとはフリーになったりいろいろ。ですので実際患者を受け持つという意味では1人で10数人見ています。しかし看護基準では2.5:1です。
35床程度の療養型では2人で部屋持ちをしていますので1人15人程度うけもつことになります。ですのでみんな忙しそうに走り回ってます。病院によっても違うでしょうけど小さな規模の個人病院ではこんな感じです。
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この回答へのお礼

kazu_kun1203さん、ありがとうございました!豪州で、NS1人で、8人は殺人的だ・・・とかいっている時に、10人を越える数というのは、やっぱり、ちょっと大変すぎるのでは、と思ってしまいました。この問題以外に、研修医、医療過誤、感染対策、高度医療・・・日本の医療コストが上がる要因を考え出したら、キリがないですね。どれも、ほっといていい問題でもないですが。フゥー(汗)
今後とも、よろしくお願い致します。

PS:今回、初めてGOOの質問コーナーを利用させていただいたのですが、とても助かりました。私も、いまからどなたかのお手伝いをさせていただこうと思います。

PS2:お二人に、同じポイントをお渡ししたかったのですが、うまくできないようです。
ランダムで決めさせていただきますが、御二人に同等の感謝である事を、付け加えさせて下さい。

お礼日時:2004/07/17 02:08

一般病棟とICUなどでは話が変わってきますが、一般(急性期)病棟では、2:1または2.5:1が一般的で、日勤体制は通常6~8名の看護師(2.5:1の場合は助手1~3名を含む)の体制が一般的ではないでしょうか?これらは基準(=最低条件)数と夜勤数確保、労働条件確保と経営的要請(ぎりぎり)の間で決まると思います。

これでいうと50床の病棟で日中は6~8名となりますが、実際には病棟師長1、点滴や注射当番などが1~2が部屋持ちからはずれたり研修や各種会議(師長会議や主任会議、院内感染対策会議など)への参加、検査や手術への患者護送・担送などで抜ける人数を考えると、実際には病室担当者は4~6名で、8名から12名程度となるのではないかと思います。なお、日本の看護労働の調査では、勤務時間中、記録などのデスクワークが約3割、点滴や注射、薬などのセットなど看護勤務室内での仕事が約3割で、残り約3割が病室などで直接患者さんに接する業務となっているとの調査結果が出ています。IT化、記録の短縮化などで直接の看護労働の比率をどうあげるかが、ミスを減らしたり、患者さんの満足度をあげる上で課題となっているようです。もっと聞きたければ、遠慮なくどうぞ(笑)
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この回答へのお礼

hanakokoroさん、ありがとうございました!とってもよく分かりました。NZのケースなのですが、現在、IT化が進みつつある反面、そのせいで時間がとられて、患者さんの順番待ちが悪化したというニュースもあったりしました(笑)。まぁ、それは一時的なものだとは思いますが、日本の場合、看護婦さんのしなければいけないことが、余りに多岐にわたっていて、大変だなぁとは思います。今後、患者さんにとってもそうですが、医療スタッフにとっても、もっといい世の中になるといいですねぇ。今後とも、よろしくお願い致します。

お礼日時:2004/07/17 02:07

#2です。

補足です。
夜間でも2:1などシバリがある場合を除いて一般的には下に書いた通り1日平均患者数に対する看護師の数です。ただこれはその病棟に勤務する看護師の総数ですので、非番の日や夜勤入り、夜勤明け、準夜勤、遅出など常に2:1なり3:1ではありません。病床規模にもよりますが夜勤は少ないのが普通です。うちも1人ないし2人です。必要最低人数に近い数で回さないと人件費も高いので経営が成り立ちませんね。

この回答への補足

hanakokoroさん、kazu_kun1203さん、ご回答、ありがとうございました。とても勉強になります。

私は今、海外で勉強しているのですが、日本で、看護師さんというと、こう1日中、バタバタ走らざるを得ない忙しさをすぐイメージ(笑)するのですが、海外に来ると、(ドラマで見るERとか以外、)結構、病棟が静かというか、みんな落ち着いて見えるところに、驚きました。(病院差もあるかもしれませんが。)

それでもオセアニアのケースだと、今、看護師さんのストライキが活発で、要求事項の大きな柱として、「1ナースあたりの、患者さんの受け持ち人数を4~6人に規定すべし。」というのがあります。これと比較する際、日本の看護体系基準というのが参考になるか疑問に思った次第です。

もう少し伺いたいこととして、ナースの受け持ち患者さんの数がはっきりしているような日本の病院で、の日中時間帯の場合、大体、一人の看護師さんが受け持つ患者さんの数とはどれ位のものか、よろしければ教えていただけないでしょうか。

今後とも、よろしくお願い致します。

補足日時:2004/07/16 11:15
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おおむね「1」ですが「ベッド数」ではないです。

「患者数」です。100ベッドがあっても50しか入院していないことだってありますからね。
直近1年だったか3ヶ月だったか忘れましたが、何ヶ月間かのデータをみて1日平均入院患者数を計算します。その人数を2:1なら2で3:1なら3で割ります。それが必要看護師数です。また点数の基準の違いで正看護師の割合も決められています。また、割った数字は小数点も有効ですので、非常勤なども常勤換算で人数にカウントできます。なので、基準で夜間も看護師数(2:1)とかがさだめられていなければ、極端な話1人で夜勤をしててもいいわけです。
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細かくはいろいろですが、大まかに言うとベッド数に対するその病棟全体の看護定員で計算します。

看護体系によって看護師だけ、とか看護助手を含めるとかあります。各勤務帯ごとに揃えているのではありません。2:1でも2.5:1でも夜勤は2~3名のところが殆どです。病院の総数ではなくて病棟単位です。夜間は50名程度の入院患者数を2~3名の看護師で見ている訳で、これはいろいろなところで問題にされているのだけれど、医療にお金をかけたがらない政府・厚労省のおかげでほぼ昔のまんまです。
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この回答へのお礼

hanakokoroさん、ご回答、ありがとうございました。とても勉強になります。

よろしければ、もう少し伺いたい点を、kazu_kun1203さんの欄に補足させていただきました。

今後とも、よろしくお願い致します。

お礼日時:2004/07/16 11:25

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