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蒸気タービン発電機の入口蒸気流量が増えると発電量が増加しますが、これは発電機のトルク増加により、内部位相角が進むからと聞きましたが
① 位相角が進むことで発電量が増加する仕組みがよくわかりません。
② 発電量が増加することで界磁電流、界磁電圧が増加しますが、これは無効電力を調整するためですか?又は、発電機の電圧を調整するためでしょうか。
ご回答、よろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

直感的に考えれば、発電機~電力消費負荷という構成では「発電量が増える=電力消費が増える=負荷が重くなる」ということです。



 負荷が変わらないのに、蒸気量を増やしたら、回転数が上昇します。
 蒸気量を変えずに負荷が増えたら、発電機は重くなって回転数が落ちます。

 つまり、「負荷が増えた分、蒸気量を増やし、トルクを大きくして回転数を一定に保持する」という制御をしています。

 また、負荷に対して電力を供給するということは、電力は「電圧×電流」ですので、発電電圧を一定にして電流が増えれば、負荷端での電圧が下がります。回路全体のインピーダンスを考慮して、負荷端での有効電圧と有効電力を調節するため、発電機側で界磁を調節して発電電圧を調節します。
 界磁は「発電機の磁石の強さを調節する」もので、直接的には発電電圧を制御します。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
大変勉強になりました。

お礼日時:2016/05/02 08:09
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この回答へのお礼

ご回答、ありがとうございました。
またよろしくお願いいたします。

お礼日時:2016/04/29 15:15

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