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サルトルの実存主義とは何かという本に、
度々出てくる「彼」とは
一体誰の事を指しているのでしょうか?

質問者からの補足コメント

  • 解答ありがとうございます!

    恥ずかしい話ですがこの手の本を読むのは初めてでして、

    文中に出てくる「彼」というワードには、前の文を読み直して探していたのですが、
    何回も出てくる「彼」に混乱して
    もしかすると何か特定の一人の人物がいるのではと思い質問した次第です。

    No.1の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2016/06/03 11:02

A 回答 (4件)

「実存主義とは何か」において、サルトルは数名の「彼」を文中に表現しています。

(サルトルが教えた或る生徒、一人の部隊長、サルトルが出会ったイエズス会士、ジイド、デカルト、人間自身を相対化した「彼」)
それらは、文脈において、明確に区別できると思いますが、それを特定の一人の人物と想定したのは、どのような理由でしょう?(可能性としては、「或る生徒」と「イエズス会士」、「一人の部隊長」が同一の人物と考えられると言う事でしょうか?)
文章としては、特に混乱するような様には書かれていませんし、人称代名詞をそのまま訳しただけだと思います。
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この回答へのお礼

やはりそうですよね……笑

単純に彼を文中で一人の人物ではないかと仮定して本を読んでいたのですが、どうにも文脈が噛み合わないので読み直して彼事態特定の一人の人物を指しているわけではないのではと感じたのですが、

日常的に文脈の中で彼と言うと普遍的でない印象をもっていたので混乱したのだと思います。

スッキリしました。
ありがとうございました!

お礼日時:2016/06/04 15:50

No.2さんにベストアンサーを差し上げて頂いていいですよ。


私は、中々理解できず、やっとのことで何とか答を出せたので・・・。
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この回答へのお礼

悩んでいたんですが、おかげで踏ん切りつきました
あありがとうございます!

お礼日時:2016/06/15 00:11

2回目の回答が大変遅くなりました。

正直、この本は何度か読み返してみたのですが、あまり理解が出来ず、もどかしいばかりでした。
わずかに印象に残ったのは「実存は本質に先立つ」と「(人間は)主体的に自らを生きる『投企』である」ということぐらいです。

今夕、最初の「実存主義とは何か?」(「実存主義とはヒューマニズムである」の所、「討論」は省略)を再々度読み返してみて、何とかご質問への回答を探しました。

・・・しかし、あなたの言うようには「彼」は中々姿を現しませんでした。(使用テキストは、人文書院版です。)

はじめて「彼」が姿を現したのは「ひとりの部隊長」として(p.48)
次いで、「実存主義者」として(p.51)
「母親孝行なある生徒」として(p.52-57, p.72, 76で再登場)
「デカルト」として(p.58)
「人間」として(p.60, 80)
「卑劣漢」として(p.63)
「コギトによって直接におのれを捉える人間」として(p.66)
「ジイド」として(p.70-71)
「画家」として(p.71)
「ピカソ」として (p.72)

以上、いずれもその前に出てきた者を指して「彼」と言っているように見受けられました。
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お待たせしました!・・・と言いたいところですが、実はまだちゃんとした回答の準備が出来ていません。


サルトルの「実存主義とは何か」は、私が毎回見ているNHKEテレの「100分de名著」の2015年11月の放送で知りました。
http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/48_jitsuz …
「NHKオンデマンド」という過去の放送を見られるサイト
https://www.nhk-ondemand.jp/program/P20120008620 … 
から、@25分×4回分=100分の放送を見ることも出来ます。

私は、毎月1作品ずつこの番組で取り上げられる名著の数々の大抵について、これをきっかけに、原著を読むようにしていますが、正直、この「実存主義とは何か」については、放送を聞いてもよくわからず、親しみもわかず、スルーしてしまいました。何よりも第一印象として、この作品は、フランスの第二次大戦後の退廃的な世相の中で、当時の若者を引きつけた要素はあっても、どこか虚無的で、且つ、マルクス経済学との親近性も感じられ、あまり生産的な思想だと感じられなかったからです。

実際に原著を読んでいないので、あなたが言われる「彼」の存在にも気が付いていません。
まあ、一般的には、西欧の言語では、「彼」とか「あなた」とかは、必ずしも、特定の人物ではなく、一般的な人を指しているケースが多いとは思いますが・・・。

しかし、確答が出来ないのも無責任なので、この際、遅まきながら原著を読んでみることにしました!
丁度、「100分de名著」でその後2016年2月に採り上げられ、私の人生を変えるほどの大きなインパクトを感じた
アドラー心理学(サルトルとは対極的な思想という印象)⇒ http://www.nhk.or.jp/meicho/famousbook/51_adler/ …
関連の本を読んでいたのを中断し、サルトルの「実存主義とは何か」を読み始めた所です。
数日して読み終えたら、又回答するので、お待ちください。

あなたは、この本を読まれたのですよね。
読まれたからこそこの質問をされたと思うので、
是非あなたなりのお考えやヒントになりそうな事柄をご提示ください。
この回答への補足あり
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