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ウクライナ情勢が連日報道されていますが、ふと思ったことがあります。愚問かもしれませんが、共産主義って民主主義ではないんですか。共産主義の国というのは、あくまで経済体制のことをいうのでしょうか。政治体制は、民主主義ということなのでしょうか。共産主義でも、公選の議員がいれば、民意が反映されているし、三権分立などがきちんと確立されていれば、民主主義と考えてもいいような気もします。ただ、共産党一党支配などは、ほかの国民の意見を聞かないという意味で、民主主義に反するような気もします。いずれは、労働者階級の存在しかあり得ないので、共産党以外の政党は存在しない、ということなのでしょうか。もともと、想定している概念自体が違うということなのでしょうか。旧ソ連や、市場経済導入前の中国などの、現実の国の実態がどうかということではなく、学問的にどう定義されているのでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • 例えば、民主主義というより広い概念の中に、共産主義という概念が包含されているというようなことなのでしょうか。

      補足日時:2022/04/19 05:45

A 回答 (7件)

おっしゃっていることは正しいです。



世界にはいまだ真の意味での共産主義国家は成立していません。
経済体制が成熟した資本主義から共産主義に移行するのです。

民主主義というのは政治体制です。
民主主義の対立概念は独裁主義、専制主義です。

共産主義=専制国家と思うのは、ひとえに「資本主義とは何か、共産主義とは何か、民主主義とは何か」についての無知からくる誤解です。
意図的に誤解を広めてもいます。
そして、ウソも百篇いえばホントになる、のことわざ通り「誤解」が正しい知識の顔をして大手を振って歩いているのが現状です。

日本人は概念をきっちり規定して論理的に思考するのは苦手な国民性ですから、共産主義=悪い、専制主義=悪い、民主主義=良い、みたいな単純主観的な分かりやすい考え方に満足してしまうのです。
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この回答へのお礼

非常に明快で、とても勉強になります。自然科学と違い、社会科学では、どのような見方をして考えていくのかを、知りたかったのです。だから、実態がどうという事ではなくて、と書いたのです。

お礼日時:2022/04/19 23:12

共産主義=マルクス・レーニン主義なら民主主義ですよ。



しかし人間には欲望があり、権力を手に入れた人が共産主義を独裁主義にしてしまい易いのです。
その代表例が、ソ連時代のスターリンであり、ロシアのプーチンです。
その他には、フランスのロベスピエール、イタリアのムッソリーニ、ドイツのヒットラー、オーストリアのチャウチェスク、中国の毛沢東、習近平、北朝鮮の金親子孫です。

その様な独裁国家を防ぐ手立てが民主主義になります。
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立憲君主制、中央集権国家等は別として、政治を行う代表者を選挙により、一般大衆から選出するのが民主主義の基本的理念です。

つまり、社会主義、共産主義、資本主義も、それぞれ形を変えた民主主義になります。社会主義、共産主義は大雑把に言えば、民主平等であり、資本主義は競争社会になります。社会主義、共産主義は見方を変えたら、ある意味理想的な国創りになります。社会主義、共産主義から民衆が資本主義国家に移りたがるのは、権力が集中してるのが、1番の要因です。つまり、社会主義、共産主義も権力が一部の人が握ってる為に上の生活を望む事ができづらいからです。共産主義、社会主義と資本主義において、1番の違いは、報酬の分配の仕方です。
平等か競争かです。
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社会主義と民主主義は共存出来ますし、そうでない国もあります。



共産主義というのを簡単に言えば、極端な社会主義の事です。
一昔前の中国がそれで、国民皆が同じ服を着て、国営の企業で働き、同じ収入を得ていました。

社会主義というのは、皆が平等になるように国が管理しようという政治体制です。
社会保障や年金制度などの考えはこの辺からきています。

資本主義というのは、その辺を国が管理せず、頑張った人がそのまま報われるようにしようという考え方です。

社会主義と反対のベクトルを持っているのが資本主義です。
完全な社会主義も完全な資本主義も、中々存在するものではありません。
例えば日本は民主主義でかつ、社会主義に少しよっている資本主義です。
スウェーデンなどは重い税金で社会保障が手厚い結構強めの民主主義・社会主義国です。


民主主義というのは、国の方針を国民で決定しようという考えです。
多くの民主主義国家は、現実的に選挙で選ばれた代表者が政治を行う間接民主主義です。
これと反対のベクトルを持っているのが、独裁政治です。


社会主義=怖い というイメージがあるのは、
社会主義で独裁政治体制の国ではないでしょうか。
社会主義国は国が国民を強く管理すると同時に、一人若しくは一集団にその決定権があることになります。
なので腐敗しやすいのです。

近場の国では、
かつての中国や旧ソ連、北朝鮮などがこれにあたります。
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共産主義にもいろいろな考え方がある。

革命起こして共産主義者以外を全員殺せば共産主義が実現できるという考え方もある(ソ連・中華人民共和国など)。議会制民主主義の国で、革命なんかなくても議会で多数を占めれば共産主義が実現できるという考え方もある(日本など)。共産主義はたった漢字4文字だけで理解できるほど簡単ではないです。なんでもそうだけど。
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社会福祉を資本主義の補助として使うのなら、競争と助け合いの両立でうまくいくとは思います。

しかし、ベースから競争を排除した共産思想では、うまくいくとは思えません。

共産は聞こえはいいが、現実には独裁資本主義の事ですから、排除すべき。
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現実を無視した学問に何の意義もないでしょう。

北朝鮮をパラダイスと呼んでいたようなもの。

細部に渡る民主化は難しいと思います。どうしても独裁化あるいは党幹部優遇になりやすいでしょう。それどころか。日本赤軍というテロ組織が日本だけでなく外国でもテロ活動を行ったというのが現実です。

また、競争がないと国内の成長が難しくなります。国際的な競争だけになってしまいますから。中国やロシアは証券取引所開設前からオリンピックや宇宙開発等では活躍はしていましたが、国内ブランドといったようなものは少なかったです。資本主義導入後は少しづつ特許等が増えて大きく変わりました。

要因の一つは、資本投資を国が独裁的にしか行わない、つまり、ど素人投資。その上に、責任も取りません。自由資本主義であっても問題はありますが、少なくとも投資の失敗は損害に直結し反省することになるので、独裁よりは遥かに現実的に進みます。
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