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こんばんは。

 よく工事現場などから古代の遺跡が発見されます。

○ 「これは紀元前○世紀から○世紀のものである」などと発表されますが、これは、何を根拠に判断されるのでしょう? 地層とかでしょうか?

○ またその推定結果はかなり信頼できるものですか?

  以上、お話をお聞かせ下さい。

A 回答 (4件)

絶対年代(具体的に何年くらいとわかるもの)や相対年代(何かと比較して古いか新しいか)というものがあります。



絶対年代で有名なのは自然科学の成果を利用した放射性炭素年代や年輪年代を測定するものです。
http://nihonshimatomenote.seesaa.net/article/437 …
ただ、誤差があったり、その誤差の捉え方で信頼性には議論があるものもあります。

相対年代は遺物を比較したりします。
土器のようにたくさんでているものは、編年といって型式によって時期の前後関係がわかるものがあります。

地層は順序でもわかりますし、火山灰など土の性質で時期を絞ることもあります。
また、文字資料が出土した場合は、具体的な年代(ずばり年月日が書いてあったり、人名などから時期が推測出来たり)がわかることがあります。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

お礼日時:2016/12/30 00:21

遺跡が見つかったからといって、ニュース速報のようにすぐに発表されたり報道されたりはしません。

ぶっちゃけ分からないってのもあります。

なので、その見つかったものがいつごろのものかとか、まず調べます。文献に当たり、それらしいものを探したりもします。
そうやって、相当に古いものであるとか、文献にある何々と思われるとか、そういうのが分かって初めて発表されます。

見つかったものが江戸時代のなんでもない遺構だったりすることもあるわけです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

お礼日時:2016/12/30 00:20

有機物(炭素)があれば、放射性炭素年代測定法使うことが多いです。


炭素原子は普通は原子量12ですが、原子量14の炭素が1兆個に1個の割合で存在することが保たれています。
炭素14が5730年の半減期で崩壊して窒素14になるので、炭素14の量を測定することで有機物が作られた時期を推定します。

炭素14は、地球の大気上層部で窒素14から宇宙線によって作られており、地球での炭素14の量は南北半球でその量が違いますが一定量です。
このことを利用して遺跡などの年代を推定しています。
ただし、太陽活動や地場の影響を受けたりすることがあり誤差が出ることがあります。

珊瑚や木の年輪の成長、他の放射性物質の崩壊を利用して誤差を修正する方法と組み合わせることで、遺跡の年代推定の精度を上げています。
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この回答へのお礼

どうもありがとうございます。

お礼日時:2016/12/30 00:20

有機物に含まれる放射性炭素での年代測定だと思います。


放射性物質の半減期は決まってるので、信頼できるものだそうです。
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この回答へのお礼

ああ、高校で習ったきがします。ありがとうございました。

お礼日時:2016/12/30 00:20

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