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最近よく新聞などで、紹介されておりますが。
埋蔵文化財等から出土する木材に使われている木の年輪による遺跡などの年代測定方法のひとつだと聞いておりますが、

 (1) 年代が判明する根拠は何なのか。確実なよりどころは。
 (2) さまざまな木の年輪の間隔をデータベース化したものに照らしあわすようですが、日本全国いろいろな地域別気象条件が違いや、年度による天候不順による木の成長度合いの違いはどのように反映されるのか。
  

A 回答 (5件)

No.3の方へ



内側と外側が逆ですぜ!

ついでに参考入れときます。

参考URL:http://osaka.yomiuri.co.jp/oldtopics/monosiri/ms …
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この回答へのお礼

ご返答、ありがとうございました。
また、質問にぴったりの、参考情報、ほんとうに参考になりました。

お礼日時:2001/08/09 17:15

(1)だけ。


日本国内での台風の記録は.比較的正確に残っています。
ある木材に.傷があった場合に.台風によって受けた傷と見当つけます。
すると.ある程度太い材料の場合に.特定の年数で傷が有りますから.その傷の位置から.何年とわかります。
後は.和暦から西暦に換算するだけです。

以上20年ぐらい前に見たNHKの教育TV放送の内容です。当時.年輪年代法なんて言葉がなかったようです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。20年も前に見た記憶を頼りに、回答していただけるとは、また、このサイトの私の質問を見ていただけた事は感激です。私も、edogawaranpo さんのように早くなりたいと思いました。ありがとうございました。

お礼日時:2001/08/09 08:58

下の方の回答に補足です。

(簡単ですけど学校で習ったことです。)
木を切ってみると、一番内側にある年輪が去年できたもので、一番外側にあるのがその木が最初に作った年輪-内側から数えて28番目だとすると、28年前の年輪です。環境と気候によって年輪の大きさは毎年違います。どれか一つを基準とすると、その1年前は1.5倍、その2年前は3倍、その3年前は0.5倍と、一つの木の年輪の大きさの比率が出ます(例 28年前:27年前:26年前…=2:1:0.5…のように)。その地域で同じ時間を過ごした他の木の年輪も同様の比率を年輪に持っています。
以前ある建物に使われた材木は建築時よりン年前のものだ、とかいうニュースがありましたが、やはり記録は取られていて、建築時の年輪の比率と合わず、年輪のデータベースを検索してその材木の年輪の比率と同じ比率を持っているデータが見つかったものと思います。
アメリカでもたしかカリフォルニアに最古木があり、それがデータベースに使用されていたと思います。
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年輪年代測定法は今世紀初頭アメリカのダグラスによって発明された精度の高い年代決定法です。

年代測定法は10種類以上ありますが、一長一短があり目的によって使い分けられています。例えば古生代の地層の年代決定には100年ぐらいの年代差は誤差として問題にもなりませんが、弥生時代の遺跡で100年差は学説が変り、教科書が書き換えられるほどの大事件です。

年輪による時代測定法を細かく説明出来るほどの知識はありませんが、おおよそ次のような手順だと思います。

1.現在(0年前)から文書の記録のある年代までは、木材が残っていれば実年代と年輪を対比できる。
2.地質学、生物学など他の学問で地球の過去の大きな気候変化が解明されている場合、発掘されたたくさんの木材から年代を当てはめていくことができる。空白の時代は次の資料が発見された時、埋めることが出来る。
3.こうして切れ目なく昔へ昔へと溯ってパターンを作り上げます。パターンが出来れば、発掘した木材の年輪を、あたかも指紋を照合するように、年輪が合致する所を探し出すことによって年代が決定されます。

こうして日本では約3,500年前、アメリカでは8,200年前までの「暦年標準パターン」が作られています。ある国のパターンは気象条件の異なる他の国では使えません。年輪測定法の特徴(強み)は木材が伐採された年が判明するので年単位で測定できることです。従来の「土器編年表」は近畿地方で発掘された土器の様式を細かく分類して年代を決めていましたので、年単位までは測定不可能でした。年輪測定法がアメリカで発達したのは、アリゾナやニューメキシコの乾燥地帯に先住民の遺跡がたくさん発見され、柱や梁に使用した木材が豊富だったからです。年輪年代法は世界中で有効な手法ではありません。木材が保存される気象(土壌)条件が不可欠だからです。
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私が学生の時、同様の質問の


飛鳥?の博物館でしました。
奈良国立文化財研究所に過去2000年間(当時)の
年輪幅変動の標準パターンと言うのが有るそうです。
それに照らし合わせて、なおかつ必要に応じて可能なら、炭素14を測定し地域てきな補正していると聞きました。

うろ覚えなんで、自信なしにしておきます。
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