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 500年前の眼鏡を年代測定したら誤差はどのくらいになりますか?
 測定法の種類とおおよその誤差を教えてください

A 回答 (4件)

 No.2さんも書いておられますが、当然ながらC14年代測定には炭素が必要ですから、水晶・ガラス・金属ではこの方法は使えません。

また、C14法は光合成によって植物の体内に取り込まれた炭素が植物の死滅によって固定されて以降の経過年数を測定するものである点もご注意を。

 鉱物の年代測定としては熱ルミネッセンス法やフィッショントラック法、電子スピン共鳴法などがあります。500年程度の年数であれば熱ルミネッセンス法は使えますがその他の方法は不適。ただし熱ルミネッセンスによる測定には資料の破壊が必要になるでしょう。

 いずれにしても「眼鏡の一部に炭素を含む部材があること」または「明らかに眼鏡を作成した時と同じ時に作成したと証明できる付属物に炭素を含む資料があること」、かつ「それら炭素を含む資料がその眼鏡が作成された時期に固定された炭素を含んでいるものであること」がC14測定の前提です。
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この回答へのお礼

 有り難うございます

 胸のつかえがとれました

 感謝します

お礼日時:2006/03/19 23:44

500年前でも考古学の分野です。


考古学とは「古い時代を研究する学問」ではなく「遺跡や遺物、遺構といったモノから歴史を研究する学問」です。
従って「近世考古学」という400~100年間を対照する考古学研究や「戦跡考古学」という第2次世界大戦の遺構を研究する考古学もあります。

話の本筋に入ります(^^;)

C14を使用して測定したのであれば基本的には「測定年代+-○○年」という年代が出るはずです。例えば「西暦1250年+-40年」という形です。
この場合よく「1250」が測定年代だと誤解されがちですがあくまで+-ですから1210~1290年の間に入るというのが正解です。
資料の状態にもよりますがC14なら数十年単位で産出されるはずです。
ただし、No.2の方が書かれているとおり、C14にしてもAMSにしても誤差が発生しますが、「おおむね500年前」ということに大きな誤りはないでしょう。
それが「510年前」なのか「480年前」なのかといった誤差は生じるとは思いますが(^^;)
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この回答へのお礼

 回答有り難うございます。

 対象物が、水晶、ガラス、金属であるためどれを測定するかで
誤差の幅が変わるかと思いますが、ご存じでしたら教えてください。

お礼日時:2006/03/19 01:40

炭素を含む部材や鉄が使われていればC14法は使えます。

AMS法を使えばそれなりに測定は出来ます。
ただ、かなり誤差は大きくなるでしょうね(半減期の1/10ですから)。定量的にはわかりません。
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この回答へのお礼

 回答有り難うございます。
 私も同様の考えでしたが、専門外のため質問しました。

 教授が500年前のものを測定し、誤差が少ないようにいっていたので
不審に思い投稿しました。

 本人に詳細を問いただしましたが...

 

お礼日時:2006/03/18 02:15

まず、年代測定は無理です。



年代「鑑定」は、可能かもしれませんが、・・・・。

それに、たかだか、500年位前の話は、「考古学」にはならないでしょう。

この回答への補足

 何年くらい前ならかのうでしょうか?
 眼鏡そのものは可能でしょうか?
 レンズがガラスか水晶ならかのうでしょうか?

 ご存じでしたら教えてください

 宜しくお願いします

補足日時:2006/03/18 02:21
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この回答へのお礼

 回答有り難うございます。

 同様に考えておりましたが、教授が炭素測定で測ったことがあると
いったので、本当に可能かと思い投稿しました。

 500年前が考古学とは言えませんが、年代測定は此処で尋ねるのが
妥当と考えました。
 私も「鑑定」は可能と思いましたが、やはりそうでしたか

お礼日時:2006/03/18 02:21

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