プロが教えるわが家の防犯対策術!

先日、谷川岳に行きました。
ほとんど初心者なので、ロープウェーを使って天神尾根を往復しました。

これまでは高尾山や丹沢等、比較的歩きやすい山にしか行ったことがありませんでした。
今までホーキンスのトレッキングシューズを履いていたので、今回もそれを履きました。
しかし谷川は今まで行った山と違ってガレ場が多く、トレッキングシューズでは、なんだかスキー靴を履いて歩いているような感じで足裏の感覚がつかめなかったため、特に下りでは怖い思いをしました。

個人的には地下足袋のような足にフィットするものを履きたいと思うのですが、逆にそれだと足首や膝を傷めそうです。

皆さんは岩場を歩くとき、どんな靴を履いていますか?
トレッキングシューズでの歩き方に慣れるしかないでしょうか。
また靴下や中敷について等色々アドバイスいただけたらと思っております。

A 回答 (4件)

お履きになっているGTホーキンスの靴がどの程度のものかわかりませんが、靴全体がある程度ガッチリしていて、底が厚く硬いものであれば岩場での歩行にはむしろ適していると思います。



ゴロゴロした岩場(いわゆるガレ場)では、岩の形が足裏に伝わってくるような靴では歩行中に足裏が痛くなりやすく、無意識にそれを補うように歩くため足首や膝を痛めることにもなりかねませんし、長時間歩いていると非常に疲れやすくなります。

最初のうちは、おっしゃるようになんだかスキー靴を履いて歩いているような感じで心もとないと思われるでしょうが、慣れれば次第に岩のゴツゴツした形状を気にすることなくマイペースで歩けるようになるので、是非靴底のしっかりした靴を履くようにしてください。
これは岩場だけに限らず、長時間の歩行になればなるほど疲労度の差にでてきます。

これから本格的な山歩きをするのであれば、できれば皮製(最近は合皮が多い)で防水も充分なしっかりした登山靴を買っておかれるとよいと思います。
購入直後はいきなり高山などに行かず、近場の低山やハイキングコースで履き慣らしをしておいてください。

靴下は長めのニッカーホースと呼ばれるものの上に短めのソックスの重ね履きが基本です。
これはニッカーホースによって歩行時のふくらはぎの筋肉の揺れを抑え疲れにくくするのと、重ね履きによってクッション効果と靴擦れの防止をしているのです。
また、新しい靴に慣れないうちは足首の部分に靴が当たって痛くなることがあります。その防止、あるいは痛くなってからの処置のため、ハンドクリームか石鹸を持っていって足首の靴に当たる部分に塗ると効果的です。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

私のホーキンスの靴は皮製でなくゴアテックスなのですが、普通のスニーカー以上登山靴未満という感じのものです。
ゴアテックスなので少々の雨や水にも強いかと思って買いました。
まだ大して歩けないのですが、もう少し山に慣れてきたら本格的な靴を買おうかと思います。
これからもマイペースで歩けるように、しばらくはあまり難しそうな山には行かず、近場で慣らすようにしたいと思います。
ニッカーホースというものを履いている人を見たことはありますが、どういう目的のものか知りませんでした。
また、ハンドクリーム等で足首の痛みを予防できることも知りませんでした。今後は足首を痛くしないですみそうです。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/16 16:53

山歴16年ほどの現役山岳会員です。

非常に良いアドバイスを前の方々がされているので、既に結論は出ているようなものなのですが、実は全く同じ靴(だと思います。ホーキンスの布製GORE-TEXです)を穿いて、今月の頭に谷川岳の石黒尾根に行ったばかりなので、何かの縁かと思いますので少々アドバイスを。

仰っているのは、天神平から一番目の非難小屋と、肩の小屋の中間にある鎖場などでのお話ですね。結論から申し上げると、ホーキンスのトレッキングシューズで充分です。寧ろ、問題点は歩行技術や、急傾斜、岩場への不慣れにある気がします。

先週は、岩だらけの劒岳へやはり同じ靴で行きましたが荷物が20KG以上ありましたので、この靴では少々”靴底が軟らかすぎ”て足に負担がかかってしまいました。
しかし、今回いかれた天神尾根~山頂ピストン程度で、荷物も軽いのであれば、この靴で充分では無いでしょうか?

このコースなら、慣れている人であれば地下足袋でも充分ですが、歩行技術が伴わない人には、捻挫防止の為にもハイカットのかっちり足首が締まる靴をお勧めします。又、私も経験があるのですが、#2の方のご指摘の様に、ガレ場などで軟らかい靴を履いていると、足の負担を減らす為に、わざとそっと足を置いたり、バランスに気をつけたりと疲労が増します。その意味でも先ずは、今の靴に慣れる事をお勧めします。

順序としては、まず奥多摩、丹沢、奥武蔵等の1000~2000mくらいの山をデイハイクで何度もいかれては如何ですか?
これらの山域で、上体が安定して(振れない様に)歩く練習をされる事をお勧めします。
岩場に慣れるのであれば、比較的上流の河原で、岩場と河原が適度にある程度の所をハイキング感覚で歩いてみてはいかがでしょうか?(岩場ばかりの、本当の上流部はやめてください。沢登になってしまいますので。それと岩が濡れている様な条件でもやめてください)

そして、2000m以上のある程度本格的な山を始める段階で2万円前後のちゃんとした軽登山靴を買われたらいかがでしょう?(軽登山靴で冬山は無理ですよ。用途をしっかり登山用品店の店員に説明して購入して下さい)
実際歩きなれてくると、皆さんが指摘されている意味が分かると思います。ゴツくて値段が高い靴の方が、より悪い歩行条件(足場の悪さ、荷物の重さなど)に対応できる=足に負担がかからない、が条件がそんなに悪くないのであれば、逆に軽快なトレッキングシューズの方が楽だという事実です。

中敷も、あった方がメンテナンスが楽だとは思いますが、中敷の種類や有無よりも、靴の構造自体の方が重要なので、余り気にされない方が良いと思います。もし気にされるのであれば、むしろ厚手のウールの靴下(山用のです)を履かれる事をお勧めします。但し、夏場の低山ハイクでは暑いだけなので、その場合は普通の靴下で充分です。

それと、もし可能であれば登山用品店や登山雑誌などが主催する岩登り教室の様なものに一度参加される事をお勧めします。私が劒岳に入山した日に、実は中高年のご夫婦が滑落事故で亡くなられていたのですが、歩行技術と岩登りの技術の中間くらいにあたる技術が足りなかったのだと思います。 実際、今回劒岳でも見ていてこちらが恐ろしくなる様な登り方、降り方をする中高年がたくさんいました。劒に限らず、槍、穂高や谷川では必ず役に立ちます。

長くなってしまいましたが、是非山に慣れて楽しんでください。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

西黒尾根は、かなり険しそうですね。今の私には到底無理です。
このときも本当は厳剛新道を下る予定だったのですが、あまりの暑さに水不足+バテテしまったのでした。
仰るとおり、慣れていないせいで歩きにくいのだと思います。
しばらくは都下や近郊の低山で練習したいと思います。
もう少し涼しくなったらまた丹沢に行きたいです。
そして、いずれは槍ヶ岳。。。なんて、いつになるやら。

ありがとうございました。これからも楽しい山歩きを続けたいと思います。

お礼日時:2004/08/19 16:41

私は、40年間山登りをしています(現在進行形)。

参考になれば幸いです。
登山の目的にあわせた選択も必要かと思います。
たとえばデイパック(荷物重量10kg以下)程度で、機動性を重視する場合などはランニングシューズを履いたり地下足袋を履いたりする人もいます。
重装備になると(荷物加重30kg以上)足下を安定させるために、重登山靴と呼ばれる靴底が厚く足首の深い靴を履きます。足首の深い靴はねんざ予防の効果もあります。
クライミングでは、足裏感覚重視のピッタリとしたシューズをはきます。
整地された場所を歩く場合には底の柔らかい靴でもいいのですが、不整地やでこぼこの多い道ではできるだけ底の硬い、丈夫な靴をすすめます。足裏が安定していた方が疲れません。ただし底の硬い靴でアスファルト道路を長時間歩くととても疲れます。
下りの際には靴ひもをしっかりと締め、靴の中で足を遊ばさないこともポイントです。
思いついたことを書き留めてみました、長文になって申し訳ありません。
登山靴を選ぶ際には以下のサイトなども参考になるかと思います。

参考URL:http://www.yoshimisports.co.jp/qa/qa.html
    • good
    • 1
この回答へのお礼

40年間というのはすごいですね。私などはここ1年でまだ5回くらいしか行ったことがない、超初心者です。
私の荷物は、水と食料(昼食+バナナ、チョコ)、上着、雨合羽(2部式)、タオル以外ほとんど入っていないのでとても軽いです。
荷物を重くするのがいやなこともあって、まだ泊りがけで山に行ったことはありません。
お言葉によると、私は機動性を重視したいように思っていたのだと思います。
疲れないように、また怪我をしないように硬い靴を履くことも大切なのですね。
しばらくは今の靴で、難易度の低い山に登って山の歩き方に慣れていきたいと思います。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/16 17:00

岩場を歩くので、トレッキングシューズで危険を感じるようでしたら、


重登山靴がいいです。
特に下りは足首の上のほうまで固定されるほうがいいです。
靴下は厚手か2枚重ねを履きます。

足裏の感覚がつかめないとのことですが、衝撃を受けないためにも、伝わらないほうがいいのではないかと思いますが・・。
岩場は好きでよく歩きますが、もし足裏に岩の感覚があったら痛いような気がします。
(すみません。このへんはなんか感覚が違うのかもしれません。)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

下りのときは足首の上のほうまで固定されるほうがいいというのは知りませんでした。
靴下も普通の綿のものを履いていました。
夏で天候が良かったせいもあるのですが、ちょっと危険ですね。
岩場の感覚は、言葉が難しいのですが一枚岩を下りるときなど足元がガンダムみたいで歩きにくかったのですが。。。
やはり衝撃を受けないような靴を履いて慣らすのがよさそうです。
ありがとうございました。

お礼日時:2004/08/16 16:47

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!