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職場の上司が、「仕事は理論的ではなく論理的に進めなさい」と言います。「理論から偶然の成功は生まれない」という考えらしいですが。
実験をする際にも理論から入るのではなく、結果を論理的に分析して進めなさいということのようです。
私は理論ありき、だと考えていますが。。
みなさんはどちらが優先だと思いますか?
また、理論的・論理的の違いについて思うところを教えて頂けないでしょうか?

A 回答 (5件)

業務上の取進め方針について,上司から明確な指示を受けた質問者さんの立場になって考えてみました。


業務方針ですから,”理屈抜きに”上司の考えを理解する必要があります。
先ず理解しないことには反論もできません。(^_^;)

質問文を熟読していて,一箇所だけ妙な点に気付きました。
質問者さんは「「理論から偶然の成功は生まれない」という考えらしい」とおっしゃっている箇所ですが,
上司の方は「偶然の成功」を期待しているのでしょうか?
わたしはむしろ「必然の成功」を期待しているのではないかと思うのですが・・・。
ここは,後者の方だと勝手に考え,話を進めさせていただきます。

「結果」は”現実に得られたもの”です。
どんな理論もかないません。
ただ,この「結果」にも弱点があります。
常に同じ方法で再現できるか?ということになると,問題があります。
温度圧力条件,機械器具の違い等,いろんな要素を考慮しないと,再現はできません。
これらの因果関係を「論理的に分析」し切って初めて,再現ができます。
また,この分析の過程で,新しい発見が出てくることもあります。
分析した結果をまとめると,新しい理論(仮説)が生まれる可能性もあります。

わたしは理論と実験は表裏一体のものだと考えています。(どちらも大切ということ)
理論は汎用性がありますが,その実験だけに限ってみると,果たして適用できるかどうか問題があります。
理論を探し出してきたり,今から行う仕事に対しての適応性を裏付けるために,結構時間がかかる場合も
あります。

わたしは,両方とも大切だと思っています。
しかし,理論の適応性を検討するよりも,結果を解析する方が確実だ,という考えもあります。
上司の方は,あなたに対しては,このような選択をなされたのではないでしょうか?

以上のことがご理解いただければ,上司の方への反論も可能と思います。
ガンばってください。

それにしてもこのサイト,理屈のための理屈を並べ立てることのお好きな方が多いですね。
もっと質問者の立場に立った,親身なご回答が必要なのではないかと,いつも思うのですが・・・(-_-;)
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
適当にやってたまたま良い結果が得られるのを期待し、
良い結果が得られたらその原因を論理的に分析する、という「後付け」手法ですよね。
ただやみくもにやるのが非効率かつ確実性に欠けると私は思うので、上司の言うやり方に疑問を持った次第です。
blueteeth7さんのおっしゃるとおり、私も両方大切だと思います。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/19 02:02

論理とは公理や基本的な定理に従い、


演繹を行って新たな定理を導くものです。

理論とは実験や経験に基づく現象の理由付けであり、
さらには類推による予測の手段です。

純粋に論理的であればその演繹結果である定理は
無矛盾であり破綻することはありません。
これに対し、理論は実験等の経験則が主体であり、
その理由付け等が完全に証明されたものとは限りません。

例えば、ニュートンの法則も一種の「理論」です。
古典物理の理論は実験的に裏付けられました。
しかし、量子物理学の世界が広がることで、
その矛盾が明らかになって行きました。
これはアインシュタインらによる論理的な追求が、
その理論を崩していったわけです。

また最近で言えばマイクロプロセッサーの
「ムーアの法則」が次第に実情に合わなくなっています。
30年ぐらいの実績により信頼のある法則でしたが、
やはり実体と直接関係のある予測手段ではないので、
現実からの乖離が始まっているわけです。

ということで「理論」とは往々にして
その構築過程で細部の無視や近似といったものがあり、
そういった細部に目を向けることが
大きなターニングポイントになる可能性があると
考えられるのではないでしょうか。
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この回答へのお礼

返信遅くなり申し訳ありません。
数々の理論がある現在、新しい物を
生み出すにはどうすればよいか。難しいところですね。
回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/19 01:52

私は,まず理論を踏まえてはじめて,論理的に考えて進めるのがよろしいかと。



実験というと,
化学実験くらいしか思いつかないのですが,
例えば,
薄層クロマトをやっていて,展開時間「○分間」と書いてあってその時間になったら何も考えずにあげてしまうのではなく,
その日の室温などを考慮して,○分間前後として,
展開時間を変更する。

吸引ろ過をするときに,言われたとおりにやったら
目詰まりを起こして回収率が下がった。
次の時は,回収率が落ちた原因を考えて,採取量を減らしたり,あらかじめ粗いメッシュでろ過をして進めた。
それでもうまくいかない。原因を「論理的に分析」して進める。

料理でも
料理本に書いてある時間加熱して,
書いてある分量で味付けをしてそれでおしまいではなく,
例えば,指定時間加熱したけど,まだ少し固かったから,もう少し時間をかけた。分量も指定どおり入れたけど,いまいちだったから,もう少し入れたら,味がはっきりした(私好みになった)

素人の私が思いつくのはこんな感じです。
難しいことはわかりません。的外れだったらごめんなさい。
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この回答へのお礼

返信遅くなりました。
数打てば当たるという進め方に疑問を感じている今日この頃です。回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/19 01:50

この上司は、



理論的≒演繹的
論理的≒帰納的

というような意味合いで使いわけているようですね。

そう仮定して考えると、
「完全に演繹的な進め方」というのも、
「完全に帰納的な進め方」というのも、
どちらも、現実にはあまりないと思います。

で、それらを組み合わせて進めるわけですが、どちらに重みを置くべきかは、取り組む仕事によって異なると思います。

たとえば、市場調査のような仕事なら、帰納的な要素がより大事になることが多いでしょうし、既に有る技術を使って新製品を開発しようという仕事なら、演繹的な要素が体節になりそうです。

ちなみに、私のイメージでは、

理論的:既にわかっている原理に基づいて考える
論理的:物事を筋道を立てて判断する

といったところでしょうか。(上の説明に近いです)

この見方でも、確かに、「理論的」を大事にしすぎると、現在までにわかっていることの枠組みにとらわれる危険性もありますね。
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この回答へのお礼

返信遅くなりました。
確かに仕事によって使い分ける、というか重みの置き方を変える必要はありますよね。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/09/19 01:48

あくまで私の主観です。

^^;
理論とは、法則や原則、規則、常識にまで適用します。

論理です。
言葉での論です。
上司の論、fumofumo さんの論、私の論と色々ありますね。
困ったとき、人の意見を聞くのはとても良い事です。

昔ある技術者の研究が暗礁に乗り上げました。
処理速度が遅く、使い物にならない事が判明したのです。
電車の中で同僚と、
「同時に5個の計算をさせるのは無理だな。」
こういう話をしていると、この言葉を聞いた小学生が、5人でやればいいよ。そう言ったそうです。

CPUを再設計し、数基の並列処理をさせ、計算不要な場合は待機させました。
その結果、次世代の処理能力(8ビット→16ビット)が偶然誕生したそうです。
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この回答へのお礼

返信遅くなり申し訳ありません。
人それぞれの考え方がある中で、上司が自分の考えを強制するのにちょっと嫌気がさしていました。
人の意見を聞くのは大切ですよね。

お礼日時:2004/09/19 01:46

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