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場面緘黙症を治したい。

小さな頃から場面緘黙症でした。
家では喋れても、外では借りてきた猫のようでした。

特にひどかったのは小学生の頃で、先生に問題を当てられても一言も喋れずにうつむいたままだったり、具合が悪くて保健室に行っても何も喋れずにいました。

他人とのコミュニケーションは主に首を左右に振ったり縦に振ったりすることでYESやNOの意としていました。本当に、全く喋れませんでした。

今はもう成人して、ある程度は話せますがそれでもコミュニケーション能力は人並み以下です。
自分から話しかけることができません。
言葉に詰まり、どもります。
適切な返しを探すのに時間がかかり、会話に時間がかかります。
そんな私を見た人を苛立たせ怒らせてしまうこともあります。

今までずっと「私は人見知りなんだ」と思っていましたが最近になって場面緘黙症という言葉を知りました。

これはもう治らないものですか?
今までずっと、この場面緘黙症を治すため努力はしてきました。
学校の転校をしたり職場を変えたり、笑顔の練習や会話のシミュレーションなど。

けど、人を前にするともうダメなんです。
いつもの喋れない私になってしまうんです。
人と話すのが怖いです。
どうしようもないのかもと思いますが、生きにくくて仕方ありません。

古い知人にはとあるきっかけで「お世話になった人に自分から話しかけるとか、人当たり良く話すとか、社会人なら当たり前のことでしょ、いい年していつまでも他人に甘えていて子供すぎる。」と言われ縁を切られました。

つらくてつらくて仕方ないです。
ずっと友人がいないのも寂しくて悲しいです。
自分を変えたいのに変えられない。
どうしたら場面緘黙症は治せますか?

A 回答 (1件)

私も過去に一度だけ場面緘黙症に陥ったことがありました。


勤務先では営業に携わっておりましたので「話す」行為は日常的です。
そんな私が特定の場所で話せなくなるなんて、想像すらしていませんでした。
その場所は精神科でした。
当時新たな事業を初対面の社員達と立ち上げることになったのですが、一人のメンバーの振る舞いにより業務に支障が出るようになりました。
ある日のこと、帰宅途中に突然意識を失い近くの病院に救急搬送されてしまいました。
直ぐに意識が回復したので入院には至りませんでしたが、診察した医師の指摘に従いしばらく精神科に通うことになりました。
しかしいざ医師の前に座ると何も話せないのです。
その時は本当に話せないのか、実は話したくないだけなのか、自分でも分かりませんでした。
医師からカウンセリングを勧められましたので、カウンセラーによる対話と行動認知療法の末、場面緘黙症を克服することができました。
前置きが長くなりましたが、場面緘黙症の人の根底には行動抑制的な気質があるのではないかと言われています。
失敗したり、ルールや規範から逸脱することを極度に恐れるあまり、話せなくなるというものです。
私の場合も、精神科に通うこと自体会社の期待を裏切ることになるのではないかと恐れました。
それ以前にメンバーの振る舞いに対処できない自分に失望と腹立たしさが募り、それを暴露することは即ち自ら敗北を認めることになると思い込んでいたのです。

実際問題あなたが本当に場面緘黙症なのか、それとも人見知りや引っ込み思案なのか、専門家でないと判断できません。
先ずは精神科を受診なさってみては如何ですか?
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