アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

ソ連の崩壊を以て、社会主義は資本主義に負けたと言われますが、第二次世界大戦の後に、世界中で社会主義国家が成立し、完全な資本主義国と言えるのはアメリカと西欧と日本だけになりました。

70年前にソ連の周辺国を始めとして世界のあらゆる場所で社会主義国が成立し、中国やベトナム、キューバでは資本主義が社会主義に敗退する結果になったのは何故なのでしょうか。

質問者からの補足コメント

  • 70年前に社会主義国が世界中で成立した頃の話を聞いているんですけど。

    今でも社会主義の体制をとっている国はありますので、机上の空論ではありません。

    No.5の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/05/13 08:11
  • それは鄧小平が改革開放政策をとった後の話ですね。
    その前のことを聞いているんですけど。

    No.8の回答に寄せられた補足コメントです。 補足日時:2017/05/13 08:26

A 回答 (12件中1~10件)

定説や学説がどうなっているのかは知りません。


ただ、第二次世界大戦というのは、《「国民国家」という国家を主体にした争い合いには関心があまりない階層・階級・大衆》の出現だったのではないかと思います。
「ある国民国家A」が「別の国民国家B」と競い合って勝ったところで、負けたところで、どの道、自分の家庭環境で得られる教育・賃金・住宅・医療など基本的な面では苦しくて、イイ思いができることなどない、身分・民族・男女などでも、きっと辛い思いをし続けるんじゃないのかと、なんとなく感じていた状況で、イデオロギーとして、「国家が、全国民の基本的な教育・賃金・住宅・医療などを保障し、身分・民族・男女などによる差別はなくすんだ」という提示があったとき、これを好ましいものとして受け取り、積極的に支持し、自分らが主体になれる・幸せを感じられると思ったのでしょう。
こうした時代だったから、社会主義国として社会主義政権をいただいた国家だけでなく、資本主義国でも、「国家が、全国民の基本的な教育・賃金・住宅・医療などを保障し、身分・民族・男女などによる差別はなくすんだ」という主張をする政党や大衆運動は盛んで、そうした政策は盛んに取られたのだと思います。
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E7%A6%8F%E7%A5%89 …
    • good
    • 1

国民のほぼ全員が、戦争に疲れ、最低生活必需品さえどころか食糧難。

それで、配給制。皆が平等思想に飛びついたのは当然なことです。日本においても、食料の配給制度、主だって産業は国営と。メキシコでは十分な食料があったので、社会主義者は相手にもされずに今日に至っています。

しかし、社会主義制度をとった国は、個人の利益だけを求める一部の国民だけが、恩恵を受ける階級制度に。それで、社会祝儀の崩壊です。

中国、ベトナム、キューバ、ベネズエラも、国民を食わしていく為に、資本主義導入せざるをえなくなり、社会主義崩壊は目の前です。資本主義が社会主義に敗退したのではなく、資本主義導入が遅れただけです。
    • good
    • 0

【回答】


社会主義経済が上手く行っていたからだと思います。
一昔前は「ソ連、北朝鮮はパラダイス」こんな言論が日本でもまかり通っていました。
戦前の日本でも天皇を中心とした社会主義が、論じられていました。2・26事件等が起きた背景もこれに該当します。
    • good
    • 1

ソ連軍が「開放」した東欧は「ソ連の支配下での政権樹立」なので除外します。



それ以外の地域では、アジア、アフリカ、中東などの多くの国が植民地支配から独立しました。
これらの国では、社会の発展が遅れていたため、産業基盤を「国営」「国有企業」にして保護・育成しながら運営する必要がありました。脆弱な自国の産業を、市場経済・資本主義経済の中で自由競争させることでは生き残れなかったからです。
そのため、国家による計画経済、石油や鉱物資源の国有化、基盤産業の国営化・国有化を推進しました。これは、体制的には社会主義の形態をとりました。
また、第2次大戦以前から主要産業を「先進国」「巨大資本」が支配していたアジア・アフリカ・中南米では、これらの動きの中で人口の大半を占める民衆が立ち上がり、社会主義を目指した国も多かったのです。先進国や巨大資本に対抗するには、「国家」権力が経済にも介入しないといけなかったからです。

インドのネルー、インドネシアのスカルノ、エジプトのナセルなどは、共産主義者ではありませんでしたが、国家としては「社会主義」を標榜しました。これらの国々は、アメリカ中心の資本主義陣営、ソビエトを中心とした共産主義陣営とは独立した「第三世界」を形成しました。
    • good
    • 0

社会主義経済システムは、紙上の空論!


農業分野では、生産者、生産物収集者、分配者、それを統括者、同じ給与同じ生活水準では、どこかに、不満がたまる。これを国際社会に出すと、競争力「品質」等で全滅する。
この回答への補足あり
    • good
    • 1

70年前にソ連の周辺国を始めとして世界のあらゆる場所で


社会主義国が成立し、中国やベトナム、キューバでは
資本主義が社会主義に敗退する結果になったのは何故なのでしょうか。
   ↑
1,当時、知識人の多くが社会主義を賞賛していました。
  日本とて例外ではありません。
  資本論が一番売れたのはソ連ですが、二番目は日本だった
  のです。
  しかし、日本は米国との関係が密接で、天皇制がありました
  ので、社会主義化は免れることができました。  


2,ソ連で社会主義政権が誕生しましたが、その
 ソ連の経済が好調でした。
 不況に悩む資本主義諸国を尻目にして、毎年
 目覚ましい成長を続けていたのです。
 これを目にした途上国は、資本主義よりも社会主義だ、と
 飛びついたのです。
 
 もっとも、社会主義国の経済成長は、後に検証された
 結果、誇大ないしウソばかりだったことが確かめられて
 います。

 ノーベル経済学賞を受賞したクルーグマンは、
 社会主義国は、資本と労働を集めただけだから、経済成長
 しても、すぐにダメになったのだ、と説明しています。



3,スピードがあります。
 途上国は何しろ、手っ取り早く、経済成長したいのです。
 そうでないと政権が持ちません。
 もたもたしていたのでは、政権の支持を失い
 転覆させられます。
 
 それで、独裁と親和性がある社会主義を採用しました。
 独裁なら、経済政策に反対することもできないから
 政府の政策がスムースに進むだろう、と考えたのです。
    • good
    • 1

多くの国の庶民が貧しかった時代です。


朝から晩まで働いても生活は楽にならず、一方でお金持ちたちは贅沢な暮らしを送っているように見えました。

社会主義は、貧富の差の無い平等な社会を主張していましたから、きっとそこに惹かれたんでしょうね。

しかし、貧富の差の無い平等な社会では、努力する人としない人も生活は何も変わらないわけで、人々は努力をやめ、いよいよ貧しくなってしまいました。
また、社会の方針を決めるために民主集中制をとったため、指導者の権力が強くなり、新たな支配階級を作ることになってしまいました。
    • good
    • 1

一度中国に行くと良いですよ。

拝金主義と強欲資本主義、金が全ての国ですよ。
夢から覚めにゃ!
この回答への補足あり
    • good
    • 1

マルクスの定義では、社会主義においては、人は労働と必要性に応


じて受け取り、能力において支払うとされています。ここでの労働
は、『資本論』にもありますように、就労時間ではなく、生み出し
た価値すなわち成果です。アメリカ、西欧、日本もマルクスの定義
をおおむね満たしていますから、社会主義の国でもあります。

さらに、社会構造を眺めても、アメリカ、西欧、日本においても、
大きな企業が倒れそうになりますと、国が支えたりしますね。その
代わり、国は企業に様々な要求を突き付けもします。つまり、ある
程度の大きさになりますと、企業の「基土権」は部分的に社会や国
に帰属し、株主の権利は「上土権」に限定されることになります。

ソ連、東欧、中国だけでなく、世界のあらゆる国が、半ば社会主義
化したのです。

社会主義革命の機運が新たに盛り上がることがないのは、すでに、
我々は革命後の世界に住んでいるからでしょう。
    • good
    • 1

つまり労働に対する対価の分配です。

中国人に言わせると日本が、分配の手本だと、皮肉な事ですね。
    • good
    • 0

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!