プロが教えるわが家の防犯対策術!

人間とチンパンジーのdnaが99パーセント同じと言いますが信じられません。
納得できる情報を教えてください。

A 回答 (4件)

http://gigazine.net/news/20150721-human-not-99pe …

これを見れば分かるよ。
    • good
    • 0

実際にはこの数字はとんでもなくて、実数は99.5%以上なのです。

私は上限を知りません。なぜこの数字になりあなたの様に異様に感ずるかの間には、遺伝子型と表現型をはっきり区別せずに使うからです。もう亡くなったかもしれませんがリチャード・ドーキンス教授の本を読むと理解出来ます。簡単にいうと遺伝子は「無いと生きていけない」遺伝子と「この状態が環境に最適だからこれで行こう」という遺伝子の二つがあるとお考え下さい。混乱が起きるのは前者の比率が非常に大きいのに、後者と混ぜてしまうからです。
よく使われる例ですが、火星人が降りてきて人間とチンパンジーを捕まえ、遺伝子学的解析をすると後者は無視され「なんだ、同じか」と判断されてしまいます。前者の典型がミトコンドリアでそこに注目すると、動物と植物は80%同じ。
    • good
    • 1

遺伝子は二重らせんをなし、相補的配列で並んでいます。


熱すると分かれ、冷めるとくっつきます。
その温度は、配列に食い違いがあるほど、くっつく力が
低下し、低い温度で分かれます。
その温度において、人とチンパンジーはほとんど同じ配列
だという結果が出たのです。

そもそも遺伝子配列の変化は、種分化のプロセスを表わして
おり、人とチンパンジーの種分化は、化石からもミトコン
ドリア遺伝子からも、核内遺伝子からも、4百万年前に
アフリカで起きたと考えられており、生命40億年の
歴史からして、ごく最近の出来事に過ぎません。

生物進化40億年において、30億年は単細胞のままでした。
つまり生物にとって、細胞としての進化がよほど大変で、
猿から人への進化などその出来上がった細胞を並びかえる
だけの簡単な作業だったと言えるでしょう。
    • good
    • 1

「人間とチンパンジーのDNAが99パーセント同じ」と言うのは事実ではありません。

 

以下、 『gigazine』2015年07月21日「人間とチンパンジーのDNAは99%一致するというのは本当なのか?」からの転載。
------------------------------
「人間とチンパンジーではDNAの違いはわずかに1%しかない」という「99%一致説」が世間に浸透しています。しかし、本当に遺伝子配列の99%が一致するかというと、そうではないことが指摘されています。人間とチンパンジーのDNAの違いはどの程度のものなのか、DNAの違いを調べることに意味はあるのかなどが、分かりやすく解説されたムービー「Are We Really 99% Chimp?」が公開されています。

よく言われるのは人間とバナナの遺伝子(DNA)は50%が一致するということ。同様に、人間と犬では80%が、チンパンジーにいたっては99%のDNAが共通だと言われます。この場合、体内の細胞を取り出してみると、染色体に代表されるDNAの遺伝子情報のごく一部のみが異なるように受け取れます。

しかし、実際には人間とチンパンジーでは、DNAの遺伝子情報はかなり違っています。人間とチンパンジーが別の種に別れたのは600万年前から800万年前。別の種になってからも、ともに進化を続けて遺伝子情報がそれぞれ変化してきました。人間の染色体は23対なのに対してチンパンジーは24対と、それぞれ独自の進化を遂げてきました。

遺伝子情報を文字に書き起こして比べてみます。
人間にあるけれど、チンパンジーにはない遺伝子情報やその逆もあり。それ以外の部分は、塩基配列はごく一部が違うだけでほとんど同じ。これらの違いを科学者がどう捉えるのかが、99%一致説の鍵を握ります。

塩基配列のわずかな違いは一つずつ数え上げることは可能。では、まったく違う部分はどう扱えばよいのでしょうか?
例えば、人間とチンパンジーとで記述自体は共通しているけれど、人間では2回繰り返す場合はどうでしょう。
これらをすべて1文字ずつ違うものとして数え上げるべきか……それともパラグラフ全体を「1つ」の違いとして数えるべきか。
同じパラグラフでも異なる場所に現れている場合はどう考えるべきか?
文字列の順序が反対の場合は?
文を区切れば一致する場合はどうか?……など判断が難しい場合がたくさんあります。

この難問に対する科学者の回答は……なんと、「大きく異なる部分は切り捨てる」という大胆な方法。
その数、なんと13億文字。
一方、残った24億文字だけを考えて……比較した結果が「98.77%の一致」というわけです。つまり、人間の25%のゲノムとチンパンジーの18%のゲノムを無視して、残りの部分だけを比較して出されたのが「人間とチンパンジーはDNAが99%一致している」という99%一致説なのです。

さらに、根本的な問題としてDNA情報の異なる「程度」は単純な文字列の違いでは計れないというものがあります。
わずかなDNA情報の違いで、姿かたちがまったく異なることがあったり……他方でDNA情報がかなり違うのに、ほとんど同じ形の場合もあったりします。
つまりは、DNAの情報がほとんど同じであることをもって、生物学的に「近い」とは言えないということ。

しかし、DNA情報を調べることに意味がないかと言えばそうでもありません。DNA情報はその動物が進化してきた「歴史」を記録している情報として非常に大きな意味を持っています。

進化する度に異なる枝に分かれてきたそれぞれの進化の過程を示すのがDNA情報。その進化の過程を考えれば比較的近い段階で分かれた人間とチンパンジーが非常に近い種であるのは確実だと分かります。もちろんバナナと大きく異なるのも確実と言えるのです。
--------------------------------
つまり、人類とチンパンジーの遺伝情報37億文字のうち、大きく異なる13億文字(35%)を除いた24億文字(65%)だけを比較して、人類とチンパンジーのDNAが99%と一致すると、学者は唱えているということです。
同じ部分だけ比較すると一致するのは当り前であって、まるでペテンのような話ですが、実態としては、人類とチンパンジーの遺伝情報は64%程度しか一致していないということになります。
    • good
    • 2

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!