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日本が常任理事国になった場合のメリットはなんでしょうか?拒否権を持てたとしてもアメリカに追従するだけのように思えますが...

A 回答 (6件)

「情報」というメリットが大きいのではないでしょうか。


冷戦期には、国連による安全保障は機能しないと言われてきました。しかし、国連憲章では安保理は国際の平和と安全の維持に責任を負うものとされているため、決議が採択されるか否かは別として、必ず世界中の武力紛争や難民の移動に関する情報が各国から安保理へ報告されます。

日本が擁する外交官の数は、他の先進国と比較すると少なくなっています。在外公館に配置できる人数も、当然制約が大きいわけです。こうした資源の限界を考えると、安保理に常に席を置いておくことで、各国の紛争に関する情報を入手できるという点は、極めてメリットになるのではないでしょうか。

実際、日本はもはや拒否権を得ることにはこだわっていないようです。去る11/16の日経新聞で、北岡伸一(日本の国連常駐代表部次席大使)氏は、いずれの国も現在の拒否権制度には反対しており、拒否権を持つ国を増やす安保理改革案にはどこも賛成しないだろうと述べていました。「何を今更」という感じですが、日本が常任理事国に入れたとしても、現在のP5と同じく拒否権を持てるかどうかは、最初からかなり怪しかったというわけです。
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この回答へのお礼

皆様方回答ありがとうございました。日本は世界からどう思われているのかとか国連での日本が出来ることなど疑問に思い質問しました。どうもありがとうございます。

お礼日時:2004/12/14 22:51

日本はフランス型、中国型外交 どちらも出来ませんね。

フランスは アメリカとソ連の冷戦時代にも、両方の国から一目置かれ、両方の国と付かず離れず中立的な立場に立ち 友好関係を保っていました。また、中国みたいに 他国の干渉は受け入れず っしり腰を据えてマイペースで外交を進め、自分から積極的にはあまり動かず、他国のモーションを待っているような政策も不可能です。確かに、発言権が強くなるとというメリットがありますが、アメリカに追従するだけで、世界レベルではメリットは少ないと思います。それに、日本が常任理事国入りしたら、ドイツが「なぜ日本でドイツでないんだ。日本が入るんだったら ドイツも入れろ」と猛烈に申し立てるだろうし、フランスは阻止しようとするでしょう。それでも、ドイツが 常任理事国入りしたら 今度はイタリアが黙っていないだろうし、更にまた インド、パキスタンにも
運動が広がるでしょう。このように 常任理事国ばかり増えても世界的なメリットはあるとは思いません。
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国連の内部で行われる各種の議論に、最初から参加できることです。



現状では、議論が終わった後、その結果を知らされる。日本政府は、結果を知らされた後、安心したり、慌てたりする。議論が終わったあとに抗議を申し入れても、聞き入れてもらえないケースが多々あります。
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常任理事国入りのメリット、それはズバリ言って日本の国際的発言権の強化にあるといえます。



たしかに現段階では仮に日本が国連常任理事国入りを果たしたとしてもそれはアメリカ主導の国際秩序の強化に加担するだけになるかもしれません。
しかし国際世論に疑問視されがちな昨今の米国の行動は今後の国際情勢に大きく影響してくることが予想されます。日本もいつかやって来る「アメリカ離れ」の時に備え布石をうっとくのも一つの手としてアリなのではないでしょうか? 

ただ忘れてはならないのは常任理事国入りにはメリットもあればデメリットもあるということです。発言権が強化されるということはそれに見合った国際貢献が要求されるということにもなります。現実的に考えて我々にかかる負担も増大することは想像に難くありません。
こうした内容も踏まえて日本首脳陣には慎重に協議してもらう事が望まれます。ただ早く実現すれば良いという問題ではありませんから。
後半個人的な意見になってしまってすいません。
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現在ではアメリカ追従ですが、将来は分かりません。


段々、アメリカより中国の方が良いお客さんになりつつもあります。
いつか在日米軍を追い出し、真の独立が出きる日が来るときの為の力にもなるでしょう。
強大になった中国やアメリカを良く思っていないヨーロッパの国々も日本をアメリカの支配から脱するのに協力してくれるかもしれません。(もちろん好意からだけでなく、自国の利益を考えてのことでしょうが)

今回のイラク戦争も完全に世界の理解を得られていませんし、国連からの非難も出ています。
いつまでもアメリカの天下ではないでしょう。

まあ将来のための布石ってとこでしょうか。
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 単純に考えて米国に対して追従する際にも、自分の値を高くすることも可能です。



 今までは「単なる国」の反対ですが、常任理事国が安保理で拒否権を行使するのでは国家として発言の重みが異なってきます。いままでか細い反対の声だったものが
力のある反対になれば対米関係でも一定の範囲で譲歩を引きだすことは容易になるでしょう。

 一般的な常任理事国のメリットですが国際政治における発言力の強化の一言です。声がでかければ、こちらの意思も通しやすいし、情報なども集まってくる。
 アメリカ一辺倒と思われがちですが、日本はアジアーアラブーアフリカなどでは独自の路線も持っています。
 国連が非先進国の意思を通す機関(票数では圧倒してますし、事務総長ポストは先進国の物ではありません)という側面を利用すれば、外交交渉はし易くなると思われます。

 特に日本は歴史的経緯から国際政治に於ける唯一の力である軍事力に大きな制約をかけています(是非は問いません)。そのため発言力も一定度低くなりがちです。

 また、日本としては国連に対しかなりの拠出をしており、コストに見あったリターンが欲しいといった事情もあります。
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