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初めまして。
素朴な質問なのですが、評論家の人たちが写真作品の善し悪しを判断する時によく“空気感がある”という表現をしますよね。ネットで“空気感”を検索してみたところ、映画、絵、音楽、小説等の説明をする時にも“雰囲気”や“リアリティ”といったいろんなニュアンスで使われているみたいです。
この『空気感』とは正確にはどういうものなのでしょうか?宜しくお願いします。

A 回答 (5件)

ものすごく私の個人的な感想になってしまうのですが…。



shunicさんのおっしゃる『正確にはどういうものなのか』
を言葉で表現できないので、『空気感』なんて言う、
実に曖昧な表現をして、逃げているんじゃないかと思います。
いかにもそれっぽくて、何かすごい事を言ってそうに
聞こえる、非常に便利な言い回しだと思いますね。
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「正確には」と言われると答えられませんが、個人的意見としてはこんな風に感じます。



写真に空気は写りませんよね。物しか写っていないはずです。
でももし、物だけでなく、物と一緒に、そこの空気(物や人が、かもしだす雰囲気)が写っているように”感じる”写真だとしたら、非常にリアリティがありますよね。

一番表現しにくい「空気」の「感じ(存在)」を訴えるような作品に対して「空気感がある」と使うのではないでしょうか?
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正確な解説はちょっと難しいですね。


この言葉を正確に説明できる人はほとんどいないと思います。
それこそ、その場の空気で使っている言葉なので。

私は、「見えない物が写っている」とか、
「聞こえない音が入っている」とかいう風に解釈しています。
例えばアイスクリームの写真であれば「冷たそう」と感じる。
また、誰が食べようとしているのか、誰が差し出したものかなど、
写真の中に無いイメージまでもが湧いてくるもの。
専門用語では「シズル感がある」などと言ったりしますが。
あるいは数人の人物写真であれば、その人たちの仲や、
その場で話している話題にまで想像が膨らむものなど。
はたまたギターのフレーズであれば、
弾き手の表情や心情、演奏している場所が見えてくるとか。

まさに「その場の空気」ですね。雰囲気というか、ムードというか。
これはなかなか出そうと思って出せる物ではありません。難しいです。
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えらい曖昧な言葉を出す批評家いますね、、、(苦笑)。


僕も絵描きだけど「空気感」は、その検索結果同様、
「雰囲気」とかですよ。
僕の場合「独自の世界観」といいますけど。

例えば、あるミュージシャンが歌いました。
その瞬間、そのライブハウスがその人の圧倒的な雰囲気や魅力に
観客全員が飲みこまれる瞬間ありますよね?
あれです、あれ。
小説家でも空気感を持っている人だと、
言葉から伝えたい映像が具体的にハッキリ見えてきます。
僕の好きな谷崎潤一郎なんて本当に美しい、
本物の日本語使うし、女の色気・艶のビジョンを感じます。

こういう事が出来る人が、今時流行りの「カリスマ」。
まさにその言葉通りでしょう。
自分のペースに相手を引っ張り込む事が出来るんですよ。
それが出来ない人は売れないんですわ(苦笑)。
アーティストと単なる知識人(のーがきタレ)で終わる境は
ココら辺でしょうね。
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俺も「雰囲気」だと思います。



では、その雰囲気をだすのはなんでしょうか?
もし目の前に部屋があるとします。それはどんな部屋でしょうか。普通に言えば、机があって、ベッドがあって、大きな窓があってなどと説明するかもしれませんね。では、机の上には何が乗っているのでしょうか。ベッドの大きさは?窓は開いていますか?窓から光が差し込んでいるでしょうか?カーテンがかかっているなら、それは何色?またそれはなびいていますか?

風景でも、目の前には何があって、どんな状態にありますか?
家は建っていますか?その家は古いですかそれとも新しいですか?どんな木が生えていますか?もしかしたら水溜りなんかがありませんか?

人は、これだ!とはっきり認識していなくても、目に入ったものの情報を無意識にまとめ、「感じ」させます。ですから、上に述べたような大まかなものから普通は気にもとめないような小物まで、その全てから『そこがどんなところか、それがどんな状態か』判断しようとします。よって、『そこがどんなところか、それがどんな状態か』をよく表現できているものを“空気感がある”などというのではないでしょうか。


少々まとまりが悪いかもしれませんが、俺の意見はこんなところです。
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