誕生日にもらった意外なもの

法人はゴーイングコンサーンである限り、「承継」により事業の継続発展が不可欠ですが、はたして自然人に「相続」は必要でしょうか?

昔の社会では、国の最小構成単位は「家族」だった事から、親の(経済的)遺産を子供が受け継ぐ事に疑問は無かったでしょう。
しかし、善くも悪くも個人主義が蔓延した現在に於いて、親の遺産を相続することは不平等を生むのでは無いでしょうか?
遺産は本人の努力の結果得られた利益ではありません。偶然その家に生まれたからために背負い込んでしまう偶然の産物です。遺産の分配で肉親同士が争う姿は醜くないですか?
病気や怪我で自立して生計を立てていく事が困難な子供に遺産を相続させることは、気持ち的には理解できます。しかし、一方で何の努力もしないで親が裕福であったというだけでのうのうと暮らしている人間もいます。(ルーシー・ブラックマンさん事件のo原容疑者のように…)
故人の遺産は公的機関が管理し、障害者など社会的弱者に再配分する、そのうえで子供は親の遺産になど頼らずに自分の力で生きて行く…そんな社会にはできないのでしょうか?
結果の平等ではなく、機会の平等を求めるなら、なるべく誰もが同じスタートラインからレースを始めるのが公正だと考えています。(むろん親の経済状態によって幼年期に受けられる教育等に差があり必ずしも人生のスタートラインは平等ではありませんが、「相続」により更に差が開く事はないでしょう。)

皆さんの考え方を教えて下さい。

A 回答 (2件)

うーん。

難しいですね。
親は自分の子どもに少しでも多くの遺産を残そうと働いてるのでないでしょうか?
もし、自分の子どもにその遺産が残らないなら、誰も一生懸命働かなくなってしまわないでしょうか?
昔の「墾田永年私財法」(だったかな?)の成立がそれを物語っているような気がします。
あと、お金だけがはたして子どもにとっての糧でしょうか?
私は親の人格こそ、子どもが選べない重要なものだと思いますし、よい親にめぐりあえた子どもこそ幸せなのだと思います。
(と思うのも、私が自分の親を見て感じたことです)
osafuneさんのいうその容疑者も、お金はあっても親に恵まれなかった子どもだと思うのですが・・・。
もし、貧しいことによって満足な教育が得られないという子どもがいるなら、奨学金制度をもっと発展させるとか・・・そういう方法があると思います。
とはいえ、全部の遺産とまではいかなくても、多少税率を上げることは賛成ですね(^^)
最近贈与税も下がったことですし。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
子供に遺産を残すのは、生物としての"人"特有の本能なのかもしれませんね。

お礼日時:2001/07/11 20:10

個体にはもともと差があるから自然界と人間界は面白いのだと思いますよ。


毛並みのいい家柄、風習、知性、英才教育、貴族的な社会もあっていいと思い
ます。ただそれなりの家柄でしたら人の世をちゃんと洞察し文化を育てる
だけの器を育てる義務というか価値観を継承すべきでしょうね。
血だけでアホが相続している、人を育てない会社はいずれ2、3世代で
クタバリますし、問題ないです。爆

むしろ私には、会社の存続といいますか、組織の存続の歪みが
現代では深刻なまでに問題だと思いますね。
個々の人間社員は素晴らしい人材なのですが
組織になると、ロクデナシなことを平気でやるんですね。人間というヤツは
組織になると惨いことを平気でやります。それが風習や慣習になると尚更
悪循環になります。個体のチャンスは大事ですが、
組織の社会的理念の欠如は文化や教育の衰退を促します。結果
ぬるま湯な組織では個体へのチャンスもおのずと減ります。
組織的な欠陥を浄化すべき段階の時代だと思います。
今、問題なのは群れをコントロールする術、ノウハウの欠如です。
いったきり帰ってこない、ノンフィードバック、ノンコントロールのソフトが
暴走する時代がすでに始まっていると思います。

見えているのに、組織に帰属するがために見ようとしないのですね
それが組織の暴走です。
その行く末はいずれひと回りするまで軌道修正されないのでしょうね 爆
一匹狼やドンキホーテは絶滅するのが近代ですから
群れのソフト見直すべき段階だと思いますね。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
なるほど。個体単体だけでなく、その周りの環境も含めて"個性"と考える訳ですね。
>血だけでアホが相続している
は確かに潰れていきますね。でも、次々に新しいのが出てくるので困ります。

今回の質問には正解はないと思いますので、ポイントは先着順に差し上げますので、ご了承くださいね。(^^)

お礼日時:2001/07/11 20:20

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