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エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、中国文明はなんで大河の流域に文明が起こっているのですか?

A 回答 (6件)

生活をする上で水が必要であるということと、輸送手段として川があると舟で川づたいに輸入、輸出がやりやすいからです。

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エジプト文明、メソポタミア文明、インダス文明、中国文明、いずれも今から数千年前のいわゆる「古代文明」ですよね。

ところで「文明」って何だか分かりますか? あっ! 分からないから質問をしてるんだ。いや失敬失敬。

それでは順を追って説明をしていきます。分からないところが有ったらサイトの補足機能を利用して教えて下さい。

これらの古代文明が起こる以前の人類はどのような生活をしていたのでしょうか。歴史の教科書では「狩猟・漁労(しゅりょう・ぎょろう)」の生活をしていたと教えております。つまり、生きるために自分たち(その多くは家族単位)で、獣を捕らえたり魚などを釣ったり海辺で貝を集めたり、木の実をはじめとして食べられる植物を集めてきたりして食料を確保していたのです。

みんな自分と家族が食べていくために精一杯で、他の事をする余裕などはありませんでした。

しかし、ご質問にあるように、大きな川と広い平野に恵まれた地域では農業が発達しました。地域によって作物が米であったり小麦であったりという違いはありましたが、農業が発達すると、農作業をする人達が食べるのに必要な量よりも多い穀物を作り出す事ができるようになります。これを剰余生産物(じょうよせいさんぶつ)と言います。それまで自分たちが食べる食料を得るだけでも苦労していた人類が、この時から余分の食料を作り出す事ができるようになったのです。

余分の食料を作り出す事ができるようになって何が起こったかを考えてみてください。この時から、自分では食べ物の心配をせずに他の事に専念する人達を養う事ができるようになったのです。

それはたとえば音楽の才能で働いて疲れた人達を楽しませる人だったり、病気や怪我をした人がいたら呪文を唱えたり薬草を調合したりして治すことを専門にする人だったり、木を切り倒して削って家を建てることを専門にやる人だったり、山から特殊な石を掘り出してきて火で溶かして色々な道具を作る人だったり、一族のリーダーになって集団をまとめて大きな事をなしとげたり他の部族からの攻撃をうまく防いだりといった、それぞれ特色のある働きをする人達を、食べ物の心配をしないで自分たちの専門の技術に専念させる事ができるようになったということです。このような状態を「文明」と呼ぶわけです。

少ない人数の働きで大勢の人達の食料を生産することが出来るようになったからこうしたことが可能になったわけですが、最初の時期には農業技術もまだ未熟だったので、大きな川べりに平坦な広い土地が広がっていて、気候風土も安定しているような場所でないとできなかったということです。
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水が充分あって、農業生産により食料が大量に確保できるから。

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文献がないので定かではありませんが、メソポタミアからエジプト、インダスには行ってますね。


おそらく文明の原動力は酒でしょう。穀物を貯蔵していたところに洪水がきて、穀物が発酵します。
これで文明圏の人間は酒を知りました。
酒を造るためには、もっと大きな農地を管理し大量の穀物を作り酒を醸造する必要があります。定住が必要になります。
定住があれば、保安のために軍隊が必要になります。
メソポタミアでは酒を管理するのは巫女の役目で、労働の対価も一時期酒で支払われていた記録があります。
エジプトにも初期にはこの巫女がいたようです。
日本においてもいきなり集落が巨大化する時期があるのですが、縄文から弥生の変化ですね。あの時、酒が入ってきているのです。
川に文明が起こるだけならば、世界中の川から文明が起こっています。これは不思議ですね。
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河川が氾濫したり洪水になったりすると、土壌が肥沃になり作物が育ちやすいと言うのがあります。

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あなたは、ご飯を食べますね。

それは、どうして炊きますか??また、ヤカンに入れるのは何ですか??野菜は取ってくると、どうしますか??お風呂の湯船に入るのは??

全て水が必要です。日本も、集落は川の流域にあります。
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