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 アナウンサーがよく,「時間は○○を回りました。」といいますが,時計の針が回ったということなのか,ある時刻を上回ったということなのか疑問です。どちらの解釈でも時間が過ぎたということにはなりますがどうなんでしょうか。
 それと,もう一つ。放送関係者の用語のような感じがして,私には少しなじめない表現ですが,どのような由来があるのでしょうか。
 よろしくお願いします。

A 回答 (4件)

 「廻る」について「江戸語の辞典」では、


「過ぎる。越える。安永八年伊賀越増補合羽之龍「それゆへの御ちそうでは、迷惑至極を廻りやす」」とあります。

 確かに、「焼きが廻る」の場合でも、「火加減が行きわたり過ぎて切れ味が悪くなる」意味になります。「全身に毒が廻る」も行き渡り満ちてしまった、つまりは「過ぎた」状態でしょうし、「酒が廻る」も行き届いて効き目が現れた、あるいは度を「越した」状態であると考えると、江戸時代の鉄火言葉風にすれば時の鐘を聞いて「いけねえ、暮れ六つをまわっちまったぜ」といった言い回しもあり得た気もします。

 回転文字盤式の時計を連想しての「回る」という言い方を上げる辞書もありますが、広辞苑などではただ「時刻が過ぎる」とあるのも、簡潔ですがむしろ無理なく、存外見逃せないのでは、と思います。
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この回答へのお礼

 わかりやすい解説をありがとうございました。

お礼日時:2004/10/09 21:03

時間が回っているのは、江戸時代から同じです。


昔は、子の刻~子の刻まで回って一日が終わりました。
太陽も、沈み、また上がります。
輪廻転生と言う、仏教の思想が入り込んでいるかもしれませんね。

かつての時間は、時、半、程度のいい加減なものですから、
○時過ぎた、○時を回った。
この言葉が時を教えるのには、
相当必要だったと容易に推測出来ます。

ただ、現在では、NO、2さんの言う通りだと思っています。
正確に時間を知ることの出来る状態で、
あえて曖昧な時間表現を使うのはどうでしょうか?

気象庁が、「所によって雨」を使わなくしたように、
曖昧な時間表現も、いずれ消えて行くかもしれません。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/09 20:47

>「時間は○○を回りました。



は、誤った表現です。
本当はそのとおり「時計の針が何時を回った」だと思います。
「時間は(または時刻は)」といいたい場合は、「何時になりました。」の方が正しいのでは?
由来はわかりませんが、あまり専門用語っぽくはないと思います。
よく業界人は、深夜12時を「てっぺん」と言って、「今日はてっぺん回るね~。」みたいな言い方をしますが…。

こういう間違った使い方はよくありますよね?
例えば「押しも押されぬ」とか(正しくは「押しも押されもせぬ」)。
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/09 20:46

ちょっと外れてるかもしれませんがこんなの見つけました↓



テレビでは「時間は」と「時計は」と言う表現を耳にすると思います。
私は、例えば「3時ちょっと過ぎ」を「3時を少し回ったところ」と表現することがあるけど、身近でそうゆう表現はありませんか?
由来(日時計かな?)は判りませんが感覚的に、時間は回るものだと思っています。

参考URL:http://www.myilw.co.jp/publication/chousahou/pdf …
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この回答へのお礼

 ありがとうございました。

お礼日時:2004/10/09 20:45

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