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「巡り逢いつつ影を並べん」とは如何云う意味なのでしょうか?

A 回答 (4件)

西行の山家集にある一首です。


君にいかで 月にあらそふ ほどばかりめぐり逢ひつつ 影を並べん

いかで~ん、は、どうにかして~しよう、と言う強い意志、願望を表現します。月は毎晩出会えますが、その月と争うぐらいに頻繁にあなたに会って、影を並べていたい。影はシャドーではなく実体で、「姿」「からだ」の意味です。なかなか官能的な歌と思います。蛇足かも知れませんが、西行は坊さんでありながら教義にとらわれない自由人でもありました。ただ、この時期の趣味人の世界ではあらゆる感情をも掌上に弄ぶぐらいの遊び心はあったので、どこまでが本音かそれは分かりません。
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西行の和歌



『君にいかで 月にあらそふ ほどばかり めぐり逢ひつつ 影を並べん』

『貴方はどうなの?いつも空にかかる月と競い合うのも辞さないほど

毎夜、あなたと巡り逢って肩を並べ一晩中寄り添っていたい』
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どんなところに出てきた文なのかくらいは、書いてください。


「(ある人と)巡り会って二人で並んでいようと(思う)」
影とは映った人影のことではなく、姿の意味です。
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私の勝手な意見ですが。


せっかく巡り逢ったけど、そのまま終わると言うか、二人影を並べんだから、二人並んで歩く事はなかった。
つまり結ばれる事はなくって意味かなあ。
男女の悲しき恋の話に聞こえますが。
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