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洋画や海外ドラマの日本語吹き替えを聞いていると、独特の口調、声色、決まった言い回しがあるようで、邦画や日本のドラマで俳優が発する声とは明らかに異なり、映像を見なくても音声だけでこれは吹き替えだとわかります。

私からしてみると、その声優が気取った話し方をしているようにどうしても聞こえてしまい、イラっとすることが多いので、なるべく吹き替えでなく字幕で見るようにしています。

このように、洋画や海外ドラマの吹き替え、そして日本の番組でも外国人にインタビューした際の吹き替えはどうして独特な、不自然なしゃべり方になるのですか?

A 回答 (3件)

実写の場合ですよね。

私もそういう吹き替えは苦手です。

ただ、最近は、いわゆる声優ではなく、一般的な俳優や、下手すると演技経験がない有名人を、吹き替えに起用する機会が増えていますよね。そうすると、その人のセリフだけ、なんだか浮いたりしてません? で、浮くと、作品が本来伝えようとしていたものとは、違うものが伝わってきますよね。

たぶん、吹き替えがしらじらしいのは、ずっとしらじらしいまま来ちゃったので、そこにいきなり一人や二人、飛び込んだ場合に、浮かないようにするため、しらじらしさの伝統を受け継いでいるのではないかと思います。

それと、吹き替えがしらじらしいのは日本語に限ったことではないと感じます。日本の国外向けに上映される、日本語以外の吹き替えも、かなり違和感があります。それにはやはり同様の理由があるのと、加えて、アテレコというものは、それだけ難しいのではないでしょうか。

ちなみに、昨今のアニメの吹き替えって、私、嫌いじゃないんですよね。例えば、ディズニーやピクサーのアニメなどは、原語がもともとしらじらしくしゃべっていて、キャラクターもデフォルメされているので、日本語の吹き替えがしらじらしくても違和感がなく、そこへきて和訳が面白いと、けっこう楽しめちゃいます。
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映画やドラマでは、口の動き(開き・閉じのタイミング)に合わせるようにするためです。



英語(仏語・伊語・独語・etc 語)などのセリフを日本語にする場合、正確に表現すると、日本語では
長文となる場合があり、役者の口の動きが終わっているのに、日本語だけが、長々と続いていては、
見ている方にも違和感が生じます。

例:「Nice meet you ! 」( 約1秒 ”ナイッ・ミーリュー” ) → 「お会いできてうれしいです!」(約2秒)

役者が1秒ぐらいで終わるセリフを日本語で2秒ぐらいかかってしまうと、口の動きにズレが生じて
しまいます。(役者が口を閉じているのに 「うれしいです!」の部分が発せられている状態)
なので訳す場合は「いやぁドウモ!」などとなることがあります。

ホンノ一例ですが、このようなことの無いように、日本語を省略したり、単語を入れて長くしたりと
テクニックを使っているのではないでしょうか?


以前、洋画翻訳の第一人者の戸田奈津子さんがインタビューで:翻訳に大事なことは、日本語の言葉を
どれだけ多く知っているかが大事・・・・。 似たような意味でも、訳で長くも短くもできるからかな?
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「日本の番組でも外国人にインタビューした際の吹き替えはどうして独特な、不自然なしゃべり方になる」というか、誇張した感じがして私も苦手です。

ただ、洋画や海外ドラマの吹き替えは、出演している俳優さんの「顎」に形が似ている日本の声優を選んでいると聞いたことがあります。クリント=イーストウッドの吹き替えは故山田康雄さん(アニメ・ルパン三世のルパンもやってましたね)でしたが、確かに顎の形が似ていると思います。アラン=ドロンは故野沢那智さんとか、「独特の口調、声色、決まった言い回し」は、その俳優さんの日本でのイメージ作りに役立てたのだと思います。また、日本語にすると不自然な英語は直訳ではなく、その場面に適した表現に代えているので「独特の口調、声色、決まった言い回し」にお感じになるのだと思いますよ。
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