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高校の化学についてです。
SO2の電子式と構造は写真のようになると授業でならったのですが、二酸化硫黄がなぜ極性を持つのかという問題の答えが、折れ線型の分子であり2つのS=O結合の極性が打ち消されないからとなっていました。
どうしてS=O結合が2つになるのですか?写真の構造は間違っていいるのですか?どなたか教えてください。

「高校の化学についてです。 SO2の電子式」の質問画像

A 回答 (2件)

SO2に関して、その電子配置や構造の表記方法は1通りではありません。


たとえば、O=S=Oで表す方法と、配位結合(前の回答に書いてあるもの)で表す方法と、それと同じことですが、形式電荷を使う方法、つまり、O=S^+-O^-で表す方法があります。あなたが書こうとしたのは最後のもののようですが、そのように書くのであればS上に正電荷、右のO上に負電荷が必要です。そういった書き方は、Sの価電子が形式的に8個になることを意識したものであり、そのような電荷(形式電荷)を書かなければ8電子にならないからです。
まあ、最近では、O=S=Oの方が妥当であるという見方が主流のようですけど。

いずれにせよ、あなたの学校の教員と、その問題の答を作った人の考え方が違うということです。しかし、どのように書こうとも、SO2が曲がった構造であることは実験事実ですので、それを踏まえて極性を議論しているということです。
まあ、高校レベルで、曲がった構造を説明するためにはO=S=Oではない方がわかりやすいでしょうけど、O=S-Oのように書いたのでは間違いです。S上の正電荷とO上の負電荷が必要です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!

お礼日時:2018/09/13 21:14

簡単に言うと、二酸化イオウはO=S→OとO←S=Oの共鳴構造で存在しています。

あなたの描いた真ん中の構造です。その方が二酸化炭素のような構造よりエネルギー的に得なためイオウ原子はspになりません。p性が大きくなりsp2に近くなるので曲がります。
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