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学校の課題で、ショートストーリー(ミニ小説)を書いています。
正直、気にしすぎだと思うのですが、「行く」という漢字の使い方について質問します。

「階段を下りていった」「ラーメンを食べにいく」「彼女は家内へ入っていった」「調子が良いと、どんどん登っていける」「彼女は手を振りながら帰っていった」「明日、奪いにいこう」「どんどん前へ進んでいった」

この七つの例文における「い」は、漢字の「行」とひらがな、どちらが自然でしょうか。
とりあえず気になった文をすべて書き出したので、重複している部分もあるかもしれませんが、よろしくお願いします。

A 回答 (5件)

個人的には


「ラーメンを食べに行く」
「明日、奪いに行こう」
これ以外は仮名書きがしっくりきます。


動詞として実質的な意味を持つ「行く」は漢字、実質的な意味が薄れた補助動詞の「いく」は平仮名で書くのが原則です。

公用文では、『公用文における漢字使用等について』という内閣訓令でその原則が明示されています。内閣訓令は内閣総理大臣からから中央省庁への命令ですが、各地方自治体の公用文作成規定もこれに準じています。
学校教科書も公用文に準じているので、国語の時間で同様に教えていると思います。


マスコミや出版社は、日本新聞協会の用字用語集や各社の用字用語集で、概ねこれに準じたルールを規定しています。
一般企業でも、ビジネス文書規定・技術文書規定などの社内規定で同様に規定しているのが一般的です。

個人の文書は基本的に自由ですが、仮名漢字変換の普及で必要以上に漢字で書くケースが増えて問題視されています。

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『記者ハンドブック 新聞用字用語集 第13版』 共同通信社

いく

=逝く〔人が死んだ場合〕

=行く〔動詞〕
   行く先、海に行く

=いく〔補助動詞、「行く」の意味が薄れた場合〕
   うまくいく、合点がいく、実施していく、減っていく、満足がいく

 〔注〕「ゆく」とも。「いく」は「ゆく」より口語的。

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『用字用語ブック 第7版』 時事通信社

いく

 =行く〈一般用語。赴く、帰る・来るの対語〉
  ~行く先、学校へ行く、去って行く、連れて行く、出て行く、東京行き、道を行く

 =いく〈補助動詞。「行く」の意味が薄れた場合〉
  ~(物事が)うまくいく、簡単にいく、消えていく、実施していく、地でいく、
  そうはいかない、なかなかいける、納得・満足がいく、減っていく、やっていく

 =逝く〈亡くなる〉
  ~ぽっくり逝く、多くの人に惜しまれながら逝った。

 [注]「ゆく」とも。「いく」の方が口語的。

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『読売新聞 用字用語の手引 第5版』 中央公論新社

いく

=行く〔本動詞。実質的な意味を持つ場合〕
   行き帰り、行き先、大阪へ行く

=いく〔補助動詞。実質的な意味が薄れた場合〕
   うまくいく、合点がいく、消えていく、減っていく、満足がいく

=逝く〔亡くなる〕
  多くの人に惜しまれながら逝った、ぽっくり逝く

 *「ゆく」とも。「ゆく」の方が文的。

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『朝日新聞の用字用語の手引』 朝日新聞出版

いく

=行く〔目的地へ進む。実質的な意義を持つ場合〕
  行き帰り、行き先、東京行き、パーティーに着飾って行く

=(行く)→いく〔補助動詞の場合は平仮名で書く〕
  仕事が増えていく、自然が消えていく、次第に元気になっていく、
  とても暮らしていけない

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『公用文における漢字使用等について』
 (平成22年内閣訓令第1号、旧版:昭和56年内閣訓令第1号)
http://www.bunka.go.jp/kokugo_nihongo/sisaku/joh …

1 漢字使用について

(1) 公用文における漢字使用は,「常用漢字表」(平成22年内閣告示第2号)の本表及び付表(表の見方及び使い方を含む。)によるものとする。
  なお,字体については通用字体を用いるものとする。

(2) 「常用漢字表」の本表に掲げる音訓によって語を書き表すに当たっては,次の事項に留意する。
ア 次のような代名詞は,原則として,漢字で書く。
 <例略>
イ 次のような副詞及び連体詞は,原則として,漢字で書く。
 <例略>
ウ 次の接頭語は,その接頭語が付く語を漢字で書く場合は,原則として,漢字で書き,その接頭語が付く語を仮名で書
く場合は,原則として,仮名で書く。
 <例略>
エ 次のような接尾語は,原則として,仮名で書く。
 <例略>
オ 次のような接続詞は,原則として,仮名で書く。
 <例略>
カ 助動詞及び助詞は,仮名で書く。
 <例略>
キ 次のような語句を,( )の中に示した例のように用いるときは,原則として,仮名で書く。
例 ある (その点に問題がある。)
  いる (ここに関係者がいる。)
  こと (許可しないことがある。)
  できる(だれでも利用ができる。)
  とおり(次のとおりである。)
  とき (事故のときは連絡する。)
  ところ(現在のところ差し支えない。)
  とも (説明するとともに意見を聞く。)
  ない (欠点がない。)
  なる (合計すると1万円になる。)
  ほか (そのほか…,特別の場合を除くほか…)
  もの (正しいものと認める。)
  ゆえ (一部の反対のゆえにはかどらない。)
  わけ (賛成するわけにはいかない。)
  ・・・かもしれない(間違いかもしれない。)
  ・・・てあげる  (図書を貸してあげる。)
  ・・・ていく   (負担が増えていく。)
  ・・・ていただく (報告していただく。)
  ・・・ておく   (通知しておく。)
  ・・・てください (問題点を話してください。)
  ・・・てくる   (寒くなってくる。)
  ・・・てしまう  (書いてしまう。)
  ・・・てみる   (見てみる。)
  ・・・てよい   (連絡してよい。)
  ・・・にすぎない (調査だけにすぎない。)
  ・・・について  (これについて考慮する。)
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/09/29 22:26

補助動詞として動作の継続や進行を表すときは平仮名表記にします。

「行ける」はその可能動詞ですが、これも補助動詞となるときは同様です。

「階段を下りていった」->降りてさらに向こうへ行く、であれば「行く」
「ラーメンを食べに行く」->目的を表す格助詞「に」
「彼女は家内へ入っていった」->入るだけでなくさらに、なら「行く」
「調子が良いと、どんどん登っていける」->同上
「彼女は手を振りながら帰っていった」->同上
「明日、奪いに行こう」->目的を表す格助詞「に」
「どんどん前へ進んでいった」
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/09/29 22:27

個人的な好みですが、この例文の場合は全部ひらがなが好きです。



会社へ行く。のように場所への移動を表す時は漢字の方が意味がはっきりします。
でも、例文の場合、下りる、食べる等の動詞にくっついています。
行く、が主体ではありませんので、漢字だと行くを強調しすぎてくどい印象を受けます。
文法的なことは分かりません。
あくまで、感覚的、視覚的な好みです。

視覚的なので、ひらがながずっと続いてしまうような場合は、行くを漢字にすることもあります。

全く主観的な意見で参考にならないかも知れませんね。ごめんなさい。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/09/29 22:28

本来は「行」の漢字を使うべきなんですが、


最近は、ワープロの漢字変換の影響で聞くところでは全体の30%余りに漢字の利用が抑えられるらしく(その方が読む人に当たりが良いとか)、平仮名で表記される様です、

手書きなら当然漢字なんですが、

なので、使い分けをされると良いのでは?。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/09/29 22:28

どちらもある。



『行く』を使う場合に、ある程度の距離(実際の距離かもしれないし心情的な距離かもしれない)がある場合は漢字の方が引き締まる感じがする。
一方で、他愛もない動作ならば平仮名の方が、余計な緊張なしにスッと流せる気がする。


1. 階段
家の階段なのか、京都駅の大階段なのか?

2. ラーメン
行く

3. 家内という言葉が変。普通、家内は妻の事。
  屋内に入っていくとして、起点はどこか?

4. 登る距離

5. 行く

6. 行く

7. 行く
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。

お礼日時:2018/09/29 22:28

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