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源氏物語の冒頭部分で、桐壺帝の桐壺更衣へのご寵愛が過ぎることから、「ようよう天の下にも、あぢきなう人のもてなやみぐさになりて、…」とあるのですが、これを現代語訳すると「だんだん世間でも苦々しく、人々の悩みの種となって、…」となります。なぜ人々の心配の種となるのですか?他の女御、更衣、または宮中関係者にとっては不都合なことかもしれませんが、世間一般の人にはあまり関係のないように思われます。なぜ人々の心配の種になるのか教えていただけると有り難いです。よろしくお願いします。

A 回答 (1件)

>「だんだん世間でも苦々しく、人々の悩みの種となって、…」となります。



この訳の中の「世間」とは、基本的に宮中のことを指しますし、「人々」とは貴族社会の人々ことです。当時は身分社会ですから、今日のような四民平等で情報の発達した社会の感覚で考える訳には行きません。
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この回答へのお礼

素早くご対応頂き有難うございます!古典においてその時代の社会を知るということは大切なのでとても勉強になりました!有難うございます!!

お礼日時:2018/10/23 22:06

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