プロが教えるわが家の防犯対策術!

高圧遮断器は短絡電流が切れますが、高圧開閉器は遮断容量の問題で短絡電流が切れないと思いますが、詳しくわかる方教えて下さい。

A 回答 (5件)

補足内容を見ていると、高圧受電設備の幹線(受電母線)の受電側に遮断器、もしくは開閉器+PFを設置しなくて良いかという意図に取れますが、違うのでしょうか?



真空接触器は、確かに遮断容量としては4kA程度のモノが存在しますが、これを持って受電遮断器の代用にすることはできません。

一応、電力会社の配電線送りだし点での、短絡容量は10kA程度に設計されております。
確かに、配電線の距離に寄っては、4kA以下になる条件が有るかも知れませんが、電力設備の設計では、当該電路に発生しうる、最大の短絡電流を遮断できる様に設計および設備の設置を行っておかないと、

万が一の電路に異常事態が生じた時、短絡電流の遮断失敗>開閉器の破損>事故点除去が不可能>配電線への事故波及・・・・と、事故が拡大してしまいます。

つまりどのような状況になっても、当該電路を確実に遮断できる事を狙って受電設備は設計されております。

また、受電にPF+開閉器を用いて配電線の送り出し遮断器トリップまでにPFの遮断が遅れ、配電線が停電した場合でも、60秒後に自動再閉路により送電されてきます。

このときに、PFの内一相でも切れていれば、開閉器をトリップさせて、配電線と切り離しておくと、配電線はそのまま復旧します。

このことから考えても、高圧受電母線の受電側に開閉器で代用させるには無理があります。
参考に6.6kV遮断器の遮断容量は12.5kA。25kAが、標準とされております。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

いろいろ適切なご説明有り難うございました。
参考にします。

お礼日時:2004/12/24 22:49

質問者が遮断器と開閉器の違いが明確にならないのは、その機器が果たす役割を理解していないからだと思います。


下記のポイントを参考書籍で調べるとしっかり理解できると思います。
1)遮断器とは
2)開閉器とは
3)過電流とは
4)過電流保護とは
5)過電流保護協調とは
参考書籍
(電気設備技術者なら必ず持ってますよね(笑))
解説 電気設備の技術基準
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4829920 …
高圧受電設備規程
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4889480 …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答有り難うございました。
しっかり調べてみます。

お礼日時:2004/12/24 22:47

開閉器というとどうしても600Aまでと思ってしまうので、少しトーンが違っているようです。


富士電の真空接触器の定格を確認したところ遮断容量が4kAとなっていました
変電所までの距離が長いなどの条件で、計算上短絡電流が4kA以下であればこういう機器の使用も可能なんでしょうね。
構内に使用する遮断器については知見がありませんので、申し訳ないがこれ以上はわかりません

参考URL:http://www.fujielectric.co.jp/fcs/jpn/edc/catalo …
    • good
    • 0
この回答へのお礼

有り難うございました。

お礼日時:2004/12/24 22:51

高圧開閉器は正規状態の電路の負荷電流程度を開閉する物


高圧開閉器は通常時の負荷開閉(定格は200,300,400,600Aなどがある)ならびに地絡電流を遮断できます。
遮断器は線路の短絡電流(最大で1万A程度)を遮断できます。
引き込み開閉器にSOG機能がついていれば地絡遮断を行うことからお判りでしょう
変電所の遮断器は通常短絡事故、地絡事故の遮断を行いますが、需要家構内の地絡事故の場合は需要家側SOGの時限整定値を0.2~0.6秒とし、変電所の地絡時限整定値を0.6秒以上とすることで需要家事故が高圧本線に波及しないように時限協調を行っています。
短絡の場合は事故電流を早く遮断する必要があるため短絡電流を検出後速やかに遮断します。
需要家構内の短絡事故の場合、電力ヒューズが切れるとほぼ同時に変電所遮断器も開放するのではないか思います。
あるいは電力ヒューズが切れる前にすでに変電所が先に開く事もありえると思います
御質問のように開閉器とPFで遮断器の代用はできると思いますが、引き込み開閉用として遮断器はあまり使わないのではないかと思います
もう少し具体的なご質問をなさったほうが的確な回答が得られると思われます

この回答への補足

ご回答有り難うございました。ご返事が送れまして申し訳ありませんでした。
受電に遮断器の代わりに開閉器を設置するのでなく、各フィーダー回路に遮断器でなく開閉器(真空開閉器)を設置した場合、コンビネーションタイプ(開閉器器の一次側にPF設置)は短絡電流を切る事が出来ると思いますが開閉器だけでは遮断容量の問題があると思います。実際にこの回路が設置されていますが、これでいいのでしょうか。はっきりした説明が出ている文献及び公的機関が発行している説明書があるかどうか教えて下さい。

補足日時:2004/12/05 12:34
    • good
    • 0

質問の通り、高圧開閉器は正規状態の電路の負荷電流程度を


開閉する物であり、

高圧遮断器は、正規の電路状態はもとより、異常な状態
(短絡、地絡)の電路をも、開閉できる能力があります。

コスト的には、開閉器<遮断器となるため
小型の高圧受電設備では
開閉器にLBS、事故遮断には電力ヒューズを採用する
PS.F型キュービクルが採用されます。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

ご回答有難う御座いました。
開閉器の一次にPFをつけてコンビネーションで遮断器と同等扱いになると思いますが、一次にPFをつけないで、短絡電流の時間内容で開閉器でもいいと、訳のわからないことを聞きましたが、それに関して何かご存知でしょうか。もし何かありましたら教えて下さい。

お礼日時:2004/11/24 18:01

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!