いつもお世話になっております。
日中辞書で、「置き換える」のある例文が目にしました。ちょっと理解できなくて困っております。
●「XをYに置き換える」
この日本語の隣りに、「用X代Y」という中国語の説明文が書いてあります。中国語の説明文を読んでから、かえって「XをYに置き換える」の意味が分からなくなりました。中国語の説明文の意味は「YをXに変える」となっています。もし中国語の説明文を読まないと、「XをYに変える」と取ると思います。
言いたいことが(「は」?)うまく伝わらないかもしれません。方程式を例に説明いたします。たとえば、「X+Y=200」という方程式があるとします。私の理解は「X+Y=200ー>Y+Y=200」となっています。それに対して、辞書の中についている中国語の説明文は「X+Y=200ー>X+X=200」の意味となっています。
日本語を何年間も勉強していますが、まだまだ文章がうまく書けません。質問文について二箇所お伺いします。第一段落の中の「ちょっと理解できなくて」の「ちょっと」にあたる文語表現もあるのでしょうか。第五段落の中の「は」と「が」のどちらが正しいのかよく分かりません。ほかに質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。以上宜しくお願い致します。
No.6ベストアンサー
- 回答日時:
awayuki_chさん、こんにちは。
ご質問の意味、良くわかりますよ。
皆さんが書かれているとおりです。
ただ、日中辞書の解説も分からないでもありません。語法というか、発想が丁度逆になっているんですね。
分かりやすいように、一つのボード(board:小さな黒板のようなもの)が目の前に置いてあるとします。いま、ボードの上に、X が載っているとします。あなたが手元に持っているのが Y です。そこから始めます。
黒板の上の X を取り除いて、かわりに Y をそこに置くとします。これが通例、「X を Y に置き換える」と言った時の意味ですね(awayuki_chさんの理解の仕方と同じです)。数式の説明に用いられる表現ですし、例えば次のようなシチュエーションでも使いますね。デパートのショーウィンドウの中の飾り替えをしている人が、しばらく全体の絵柄を眺めてから、部下のスタッフにこう言ったとします。「ちょっとバランスが悪いから、そこの花瓶を絵皿に置き換えてくれる?」この場合も、既に置いてある花瓶を取り去り、絵皿をその代わりに置くという意味になり、先ほどの説明と同じことになります。
「用X代Y」(「漢文」式に読み下せば、「Xを用いてYに代える」ですよね)という説明も分からないでもないです。これは、先ほどの説明でボード上に置いてあった X を今度は手元に持っている場合ですね。ボード上には Y が載っています。そこから始めて、Y を取り除いてから代わりに X をそこに置きます。これが、「用X代Y」の意味ですね。「XをYに( to, or into Y )置き換える」という、私たちの使い慣れた意味に対して、これは「XをYに( 代わって:in place of Y )置き換える」という解釈です。言葉そのものとしては「XをYに置き換える」を、なるほど、そのようにも読めます。ただ、通常の日本語の感覚ではそのようには取らないと思います。「用X代Y」の意味を表したいなら、「X で Y を置き換える」と言うでしょう。
ボード上のものに意識が向いている場合、その「ボード上のもの」に対して「~~を」と使います。そして、それを何に置き換えるかを言うには「~~に」(to, or into)や「~~で」(with)と表現します。ですから、最初の「XをYに置き換える」は、「XをYで置き換える」とも言えます。
「用X代Y」の説明は、Xをボード上にあるものとしてではなく、手元にあるものとして意識しているので、丁度意味するところが正反対になったのでした。
言葉の意味はケースバイケースで変わってくることもありますので、文脈によっては「用X代Y」の意味になることもあるかもしれませんが、あまり一般的ではないと思います。
(この回答を書いている間に、別の方の新しい回答がアップされていました。そちらを拝見させていただいたところ、No.3 さんの回答のほうが私の説明より、より広く、優っているように感じました。〔他の方々の説明も同様に優っていることは言うまでもありませんが〕。先ほどの花瓶の例で言うと、「この絵皿をその花瓶に置き換えてくれる?」と表現すれば、「用X代Y」の使い方になると思います。このように「この」「その」をつけることで、X に当たるものが私の説明での「ボード上にあるもの」か「手元にあるもの」かの紛らわしさを解消しているように思いました。)
>第一段落の中の「ちょっと理解できなくて」の「ちょっと」にあたる文語表現もあるのでしょうか。
「よく(良く)理解できなくて」が一番よく使う言い方だと思います。 また、「文語表現」の本来の意味は、awayuki_chさんの使い方のほうが正しく、意味も良く伝わったのですが、現代日本語では、他の方も書かれているように「古語(的)表現」の意味として取られがちですね。中学校、高等学校で習う古典文法のことを「文語文法」とも言いますから(今、手元の「大辞林」で確認して見ましたら、「文語」の意味は「(1)書き言葉(2)古文」となっていました)。ですから、「書き言葉」と言うのが、ごく一般的な言い方かと思います。
>第五段落の中の「は」と「が」のどちらが正しいのかよく分かりません。
この場合は「が」が相応しく、ぴったりだと思いました。
>ほかに質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。
日中辞書で、「置き換える」のある例文が目にしました。
→日中辞書で、「置き換える」の例文を目にしました。
または、「ある」《在る・有る》の意味を生かしたいのでしたら、
日中辞書で、「置き換える」の使われている例文を目にしました。(この文中の「の」は「が」でも可。「使われている」は「用いられている」とも言えます)
または、
日中辞書で、「置き換える」を使った例文を目にしました。
(ただし、「例文」というと、先ほどの「そこの花瓶を絵皿に置き換えてくれる?」や「あなたのおっしゃっていることを私の体験に置き換えて考えて見ました。」《私の体験に当てはめて考えて見ました》といった具体的な文を意味するので、この場合は「用例」のほうが相応しい気がします)
お奨めは、一番シンプルな「日中辞書で、『置き換える』の用例を目にしました。」ですね。
他は、特に不自然と感じる表現は私には見受けられませんでした。おっしゃりたいことが、的確に伝わってくる印象を持ちます。
いつもお世話になっております。
ボードのご説明はとても理解しやすいと思います。X に当たるものが「ボード上にあるもの」か「手元にあるもの」か確かに視角が異なると意味も違いますね。文脈によっては「用X代Y」の意味になることもあるかもしれませんが、あまり一般的ではないですね。大変いい勉強になりました。添削文も大変感謝致します。「用例」、「~を目にする」などの表現にこれから気をつけます。本当にありがとうございました。
No.10
- 回答日時:
awayukiさん、再びこんにちは!
「は」と「が」の使い分けのニュアンスですが、以下のことがあるように思えます。。
刑事ドラマの取調べの情景で・・
●わたし「が」したのです。(1)
●わたし「は」したのです。(2)
の違いは、1は「わたし」に論点があり、2は「した」にあります。。
だから、1なら・・
刑事「お前の恋人がしたのだろう!?」
●「いえ。わたしがしたのです。」
2は・・
刑事「お前は車をバックする時、後ろを確認しなかったんだろう!?」
●「いえ。わたしはしました。」
再びありがとうございます。この二つの例文はとても理解しやすいと思います。大変助かりました。「は」と「が」の中で、「は」の方がもっと難しいと思います。本当にありがとうございました。
No.9
- 回答日時:
#8さんへ。
>> 私が以前教えたものですね。
q=1075479 #9で、私が教えた不適切な用語を詫びるための、前置きの説明の一文です。
指摘のような咎めを受ける発言には思えません。
>> (これもネイティブだから分かることかな?)
「一度『私』をどこかに入れてみる」という提案をしたものの、それで不自然だと感じれるのは自分がネイティブだからかもしれない、という不安のあらわれです。
指摘のような咎めを受ける発言には思えません。
> …質問者のみならず、閲覧者に対して著しく有害な表現…
正誤表なのは少しうわついていたと認めますが、それも、簡明な結論を提示するための表現のあり方の一つという意図です。それに単なるウケ狙いだとしても、「質問者のみならず、閲覧者に対して著しく有害な表現」とまで非難される表現には思えません。
No.8
- 回答日時:
発言削除覚悟で申し上げたいと思います。
(おそらく削除されるであろうことがきわめて残念です。)某氏の
>私が以前教えたものですね。
>(これもネイティブだから分かることかな?)
以上は、きわめて差別的な発言であり、質問者の真摯な学ぶ姿勢を侮辱するものです。
(できれば、私の発言同様、某氏の発言も削除していただきたいものです。)
加えて
>------8<------------8<------------8<------
>日中辞書 正誤表
>P___ [置き換える]の中国語の説明文
>誤:「用X代Y」 → 正:「用Y代X」
>------8<------------8<------------8<------
この記述はあたかも日中辞書正誤表が実在するかのような表現になっていますが、実在か否かは明確にしていません。質問者のみならず、閲覧者に対して著しく有害な表現だと考えます。
前述の通り、本発言は明らかなマナー違反ですので、削除されるに異議はありませんが、サイト主催者に発言の意図をお酌み取りいただければ幸いです。
No.7
- 回答日時:
「XをYに置き換える」は、
「Xに代えてYを用いる」ということで、これにより、
「XはYに変わる」のである。
ということで、
------8<------------8<------------8<------
日中辞書 正誤表
P___ [置き換える]の中国語の説明文
誤:「用X代Y」 → 正:「用Y代X」
------8<------------8<------------8<------
です。
---
> 「ちょっと」にあたる文語表現
文語というのは、私が以前教えたものですね。この用法は避けて「書き言葉・話し言葉」に戻してください。混乱させてすいませんでした。
(口頭語/文章語で分類している本はありましたが、この用語も狭義の解釈は曖昧なようですね)
・言いたいこと (が/は)
「が」は接着剤で、「は」は文を切ると言われています。どういうことかと言うと、
「は」だと、
言いたいことは、(うまく伝わらないかもしれません)。
「が」だと、
(言いたいことがうまく伝わらない)かもしれません。
※( )は数学の用法で見てください。
「は・が」のそれぞれの感じ方は、上のような感じです。だからといって、なぜ「が」かの説明にはなっていませんが、なにかのヒントにでもなればと思いまして。
> 不自然な表現がありましたら
「例文が目に付きました、例文が目にとまりました」なら「が」ですが、「目にしました」なら「を」ですね。この「が」と「を」の使い分けは私もわかりません。
「(私は)例文を目にしました」「例文が(私の)目にとまりました」と、一度「私」をどこかに入れてみると分かりやすいのかも。(これもネイティブだから分かることかな?)
いつもお世話になっております。
ご親切に教えていただき誠にありがとうございました。普通ぴんと来るのは「用Y代X」なんですね。
「は・が」のヒントもありがとうございました。「書き言葉・話し言葉」に戻します。「~が目に付く」、「~が目にとまる」、「~を目にする」のように覚えます。大変いい勉強になりました。これからも宜しくお願い致します。
No.5
- 回答日時:
awayukiさん、こんにちは!
「は」と「が」助詞は日本人でも?というより、私は?!話してる内に主語だったのが途中から目的語にしてしまってたり..
英語や中国語よりも述語や修飾語で一見不必要な繰り返しの要素が多いのを思います。。英語や中国語がデジタル言語的とすると、とってもアナログ言語では。。と思います。夫々の歴史背景と良さがあるのを思います。
先生が仰っておられる。私が喋る。母が申す。。。みたいに、tell、speak,talkの違いでなく、主語が話し手にとってどういう立場の人かと言う背景が映し出されます。。主語を抜かしても、述語だけでも主語が想像出来るわけです。
●言いたいこと「が」うまく伝わらない。
●言いたいこと「は」何ですか?それだけですか?
●言いたいこと「を」整理しなさい。
って感じで、私は今回は「が」の方がしっくり来るように思います。
●「ちょっと」理解できない。。。の「ちょっと」は、「理解できない」という否定的、断定的な言い方を和らげる役目を果たしてるのを思います。日本語は相手が理解できないことを言った、した、ということに視点を置くより、自分側が相手が言わんとしてることを理解する能力が足りない。。という視点を持つところが日本的で、外国の方には理解し難いかもしれません。。ただ。。ヨーロッパでカトリックなどの「黙想」や修道院生活された方では多分に共通点を感じることがあります。。
●「如何せん」とか「残念ながら」「悲しいことに」とかが対応するとはいえませんが、やや文語的に代用できるのでは??と思うのですが。。
ご親切に教えていただきありがとうございました。
日本語から自然が好き、心が穏やかで気持ちが落ち着いているイメージをよく受けています。「日本語は相手が理解できないことを言った、した、ということに視点を置くより、自分側が相手が言わんとしてることを理解する能力が足りない。。という視点を持つところ」もだんだん理解できるようになりました。本当にありがとうございました。
No.4
- 回答日時:
#3 に補足します。
「XをYに置く」というとき、Xは物Yは場所です。
これをふまえて「置き換える」という表現を説明すると、
「XをYに置き換える」=「Yのあった位置にXを置く」
ということになります。
式典のあいさつのおわりに、謙遜の意味で、
「これをもちまして、あいさつに代えさせていただきます。」
という表現をすることがよくあります。
「あいさつ」にふさわしい「あいさつ」ができませんので、「あいさつ」のかわりに「以上のようなことを申し上げます」という意味です。
これが「代える」の本来の使い方で、「置き換える」も同様だと考えられます。
再びありがとうございます。
「XをYに置く」と「これをもちまして、あいさつに代えさせていただきます」から大変いい勉強になりました。本当にありがとうございました。言葉というのは本当に面白いものですね。
No.3
- 回答日時:
「XをYに置き換える」という構文は、そもそも日本語ではあいまいなのです。
文脈でどちらの意味なのか判断しなければなりません。より一般的に「XをYにかえる」という言い方で考えてみます。
「XをYに変える=変化させる」ならば、XがYに変化します。
「XをYに代える=代用する」ならば、Yの代わりにXを用いることになります。
後者は特にわかりにくいでしょうが、日本人にもわかりにくいのです。「置き換える」の場合も、実際の用例を探してみれば、おそらく両方の例が見つかるだろうと思います。
推測ですが、「置き換える」は本来後者の用法であったものが、前者の用法と混同して、あいまいな表現となったものでしょう。
ご指摘の中国語による説明は、「代」となっており、本来正しい説明であったはずが、実際の日本語では必ずしもそうなっていないということだと思います。
「ちょっと理解できなくて」を書き言葉に「置き換える」とすれば、「少々理解に苦しむ点があり」ぐらいの言い方になると思います。
「が/は」は、この場合「が」が適当だと思います。
「は」を使うと、「言いたいことはうまく伝わらないかもしれません(しかし、……。)」という意味合いが生じて、他に何かあるのか? という変な気分になります。
この場合は、「言いたいことがうまく伝わらないかも知れませんので、例を出して説明します。」という気持ちですね。
いつもお世話になっております。
ご親切に教えていただき誠にありがとうございました。「XをYに代える=代用する」という意味も取れますね。「少々理解に苦しむ点があり」という書き方を拝見して、大変いい勉強になりました。これからも宜しくお願い致します。
No.2
- 回答日時:
>第五段落の中の「は」と「が」のどちらが正しいのかよく分かりません。
→言いたいことが(「は」?)うまく伝わらないかもしれません。
どちらも同じように使える場合があり、ご指摘の文例だと、まさにその場合になると思います。
以下、どちらも同じような意味になります。
『言いたいこと「が」うまく伝わっていないかもしれません。』
『言いたいこと「は」うまく伝わっていないかもしれません。』
「は」と「が」でニュアンスの違いが出る場合もありますが、上記では殆ど無いと思います。
またニュアンスの違いを込める人がいても、それが他の人に感じ取られるとも限らないような程度です。
>第一段落の中の「ちょっと理解できなくて」の「ちょっと」にあたる文語表現もあるのでしょうか。
→ちょっと理解できなくて困っております。
「よく理解出来なくて困っております。」などでしょうか。
>ほかに質問文の中で不自然な表現がありましたら、それも併せて指摘していただければ助かります。
→日中辞書で、「置き換える」のある例文が目にしました。
『日中辞書で、「置き換える」のある例文を目にしました。』ですね。
→もし中国語の説明文を読まないと、「XをYに変える」と取ると思います。
『もし中国語の説明文を読まなければ、「XをYに変える」と取ると思います。』の方が自然ですね。
→私の理解は「X+Y=200ー>Y+Y=200」となっています。
『私の理解では「X+Y=200ー>Y+Y=200」となります。』とか
『私の理解は「X+Y=200ー>Y+Y=200」です』でしょうか。
「となっています」でも間違ってはいないのですが。。。
ご親切に教えていただきありがとうございました。「~を目にする」のような使い方は教わったことがありますが、忘れてしまいました。大変助かりました。本当にありがとうございました。
No.1
- 回答日時:
これはあなたの考えている方があっていると思います。
「X+Y=200ー>Y+Y=200」
の方で良いでしょう。
>第五段落の中の「は」と「が」のどちらが正しいのか
「が」の方が正しいです。
>第一段落の中の「ちょっと理解できなくて」の「ちょっと」にあたる文語表現
これですが、言いたいことは解りますが、
少し意味を取り違えているようなので、
文語というのは、現在は一般的に使われなくなった表現のことです。つまり、昔の古い言葉です。
ですから、ご質問の「文語」を「適切な表現」のこと
としてお答えしますが、
普段使う分には「ちょっと」でかまいません。
改まった内容のときは「少々」とした方が良いでしょうね。
それから、
言いたいことが(「は」?)うまく伝わらないかもしれません「ので、」
とした方が良かったかもしれませんね。
私が見たところでは、大体こんなところだと思います。
いつもお世話になっております。
早速のご返事ありがとうございます。文語というのは、昔の古い言葉ですね。大変いい勉強になりました。本当にありがとうございました。
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