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大神神社のご神体は蛇ということなのですが、どのような
経緯で蛇となったのか、伝承などがありましたらお教えください。

A 回答 (5件)

縄文時代より蛇信仰は認められ、弥生時代など時代が経過しても続いている


蛇をさまざまなものに見立てそれを信仰することは古代日本においては複数認められている。(土器・土偶など)
三輪山などの円錐形の山は その形が蛇がとぐろを巻いている姿を連想させる(他にもあり。伊吹山の神も蛇など)
蛇信仰において円錐形の山である三輪山に神格が与えられ
そこのおわす主(神)が蛇神とされた。
日本書紀などには神としての記載がある。
三輪の大物主神が丹塗の矢と化す話が古事記にあるが、丹塗の矢は蛇の象徴と考えられる。大物主神は蛇神。(蛇伝承に多数関わっている)(特に赤蛇)

もともとあった信仰に当時の権力者が神話などでこじつけたか、もともとあった伝承を都合の良いように手を加えたかしたんでしょうけど、元からあった三輪山に対する蛇信仰を活用したので三輪山(蛇)がご神体になったんではないかと思います。
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こんにちわ。



大神神社のご神体は、他の方も答えられているとおり、三輪山そのもので、蛇ではありません。ただ、三輪山伝承などと呼ばれる三輪の神話伝説の中に、三輪の神を蛇であるとするものがいくつもあるのは事実です。

たとえば、三輪の大物主神の妻となった倭迹迹日百襲姫が、夜しか訪れぬ夫の姿を朝見たいと願ったところ、その姿は「うるわしき小蛇」であったという話。これは有名な箸墓伝説です。(『日本書紀』崇神天皇条)

また、雄略天皇が力持ちの少子部連蜾羸(スガル)に「三輪山の神を捕まえてこい」と命じたところ、それは大蛇であったという説。(『日本書紀』雄略天皇)

他の方も紹介されていた勢夜陀多良姫の丹塗りの矢伝説も、蛇の変形と言えなくもありません。(『古事記』神武天皇)

その他、三輪山伝承に関する本は、結構出ていますので、図書館等でお調べになってみるとよいと思います。
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おはようございます。



ご神体は#1さんの仰るように、三輪山ですね。
で・・・何故、蛇かと言うと、この三輪山の神様の御使姫(つかわしめ)が蛇だからです。

それぞれの神様には必ず、その神様に属する御使姫がいて、稲荷神社なら狐ですし天神なら牛。熊野なら鳥で三峰なら山犬・・・と言った感じでいらっしゃいます。
その御使姫を通じて神様に願いを聞き入れてもらうために、その御使姫を信仰の対象にしている訳です。
ですので、大神神社のご神体が蛇な訳ではないですよ。

ご参考になれば幸いです。
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 いろいろ伝承はあるのですがいちばん有名なのは古事記崇神天皇条にある苧環の説話です。

三輪の神が蛇に身を変えて娘のもとへ婿入りするという話で、大和物語にもとられ、中世以降の歌学ではかなり有名な話です。能の三輪や歌舞伎の妹背山もこの伝承にもとづくものです。
 神体が蛇になったのではなくて、もとから蛇(によく変身する)神さまが三輪いて、そのあと神社ができたのでしょう。三輪は日本でももっとも起源の古い神社の一つですから。
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現在の大神神社にはご神体はないそうです。


背後の三輪山を御神体とされているみたいです。
詳しくは、↓をご覧下さい。
http://www.7kamado.net/omiwa.html
http://www7.plala.or.jp/tsukiyomi/homachi/9808na …

参考URL:http://www.7kamado.net/omiwa.html

この回答への補足

大神神社ではなくて三輪山でしたね。
三輪山の蛇の伝承はいろいろとあるようですが、
なぜ蛇がご神体となったのか、根源はなんでしょうかね。

補足日時:2004/12/06 21:06
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