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気象庁やNHKにおいて、風速は m/s で表示されています。
しかし、一般の人にとって m/s で示された数値がどの程度のものであるか直感的に分かる人は少ないと思います。
この風速表示を Km/h に換算すると、ほとんどの人がその風速の程度を直ちに理解できると思います。
災害に備えて分かりやすい気象情報を伝えることが重要であるはずですが、なぜ気象庁やNHKは Km/h の表示を採用しないのでしょうか?
理由をご存知でしたらお教え願います。

A 回答 (8件)

全ての単位は、その実用の範囲の単位を用いるのです。

風速は、人体に感じるのは秒単位なので、cgs単位を使用するのです。物理学の初歩です。風速に関しては、kt/hが広く使われていますが、空と海と専門家の間しか使いません。cgs単位は、長さをcm、重量をg(グラム)時間をs(秒)です。kt=ノットです。元々帆船時代の結び目から来た船のログ(木片でスピードを計った)の単位です。緯度一度を60等分した長さを1時間で移動する速度をいいます。つまり/hは無くともktだけでも単位として使われます。10m/cは約20kt/hです。高速で運行される飛行機には、この方が使いやすいのです。

ご存知のように現在の日本はメートル法で、ktは、気象、船舶、航空機位しか使いません。特殊な世界といって良く、他の全ての単位は、cgsかmkh単位で統一されています。メートル法でない単位は、NHKでは使えません。
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この回答へのお礼

詳しく説明していただき、ありがとうございます。
私の疑問は、専門家向けの単位ではなく、天気予報や災害関係の警報の際に用いる風速の単位です。
自分の体験として、m/s単位ではすぐにピンときません。
試しにKm/hに変換してみると直ちに理解できることがわかり、疑問におもったところです。
念のため、米国や英国の天気予報や災害予報を見ると、Km/hを用いていました。
特に災害関係では一般の人に理解しやすい表現が重要だと思います。
Km/hの単位は十分検討に値すると思うのですが。

お礼日時:2019/06/15 22:28

>ほとんど意味不明の m/s 表示を用いていては、ほとんどの人に有効な情報を提供できないのではないでしょうか?



ほとんどの人は理解できていると思う。

単位なんて感覚と慣れだから。
例えば、ゴルフファーだったら(特に日本国内は)ショットを打つときはヤード、グリーに乗ったらメートルなんてややこしいことをしている。でもそれが当然だと思ってプレーしているからなんの不便も感じない。
むしろ、ショットのときメートルだと距離感がわからない。
ヤードからメートルに変更しようとした歴史があるようだが、結局ヤードに戻したらしい。

船だってノットで表すが、それをKm/h にしたら混乱すると思う。

車のエンジンの出力単位も昔と今では変わってしまった。併記しているとわかるが新しい表示だけだと感覚的に理解しづらい。
PS,HPがWになったしトルク表示も変わった。
300馬力のエンジンというと「すごいね」って感覚になるけどWだとどのくらいがすごいのかわからん。

風速もm/sをKm/h にしたら感覚的にわからなくなると思う。
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それを何と比べるのか、という事です。


人間の歩く速度は、概ね5km/hですが、これは約1.4m/sです。
「歩いて何分」と言う表示規定は、80m/m(分)が基準です。

また、風速は、1時間も定常的に持続することはなく、秒単位で変化している、
事もあります。

100m走の記録は、9.7秒/100mと言う表示です。
これを時速とか秒速とかの表示はありません。

速度表示は、何と比べればわかりやすいか、という観点で選ばれているはずです。
車と比べたければ、その人が換算すればよい、という事でしょう。
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> 一般の人にとって m/s で示された数値がどの程度のものであるか直感的に分かる人は少ないと思います。


> この風速表示を Km/h に換算すると、ほとんどの人がその風速の程度を直ちに理解できると思います。

すみませんが,私は全く逆です.
m/s のほうが感覚として理解できる.
もしも飛ばされたら1秒間であそこまで(何十メートル先)移動すると考えられます.

km/hは,数字を聞いてその速さを実感できません.
自動車や電車などの速さを考えるだけです.それも,乗り物に乗っている速さであって,風の強さ(速さ)を感じたわけではない.
おそらく,車などでkm/h という単位に慣れているから,そちらのほうが理解できるように思うだけでは?

風速は,自動車に乗り慣れていない人にも分かりやすいm/sのほうが良いと 私は思います.
(私は毎日自動車を使っていますが,それでも m/sのほうが良いと思います)
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一応、気象庁が説明してますが・・・。



https://www.jma.go.jp/jma/kishou/know/faq/faq2.h …

言い訳とか、屁理屈っぽいですね。
要は、昔に制定して、それが国内では定着しちゃったと言うことですかね?
これも「日本のガラパゴス化」と言えるかも知れません。

とは言え、秒速を時速に換算するなど、義務教育を受けてたら、誰でも出来るレベルの計算ですから。
たとえば、秒速30mなら、「大体、時速100kmくらい」とイメージするのは一瞬だし。
それが出来ない人は、時速で表現したところで、イメージ出来ないのではないかな?

早い話、「秒速で表現しても、別に問題や実害はないから」と言うところじゃないですか?
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お礼対応



いや、反論されても知らんよ?
単に、測定単位が秒だからじゃないかってー話

個人的には時速だろうと秒速だろうと大して困らんから気にしたことないけどさ・・・
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それだと1時間に何㎞という数値になり、1時間一定ではないので誤差が出まくります。


1秒に何mと瞬間的な量を算出することで正確に、尚且つ分りやすくしています。
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あくまで推測



風速って一定じゃないですよね?1時間も同じ強さの風邪が吹き続けることって、まずないでしょう
ですが、よく「瞬間最大風速」のように、一瞬の強さが問題とされます
おそらくはその「瞬間的な強さ」を直感的に判りやすくするという目的もあるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

さっそくの回答、ありがとうございます。
Km/h 表示にすることはその風が1時間続くことを意味しません。
風速が変わりやすいことは周知の事実ですが、ほとんど意味不明の m/s 表示を用いていては、ほとんどの人に有効な情報を提供できないのではないでしょうか?
防災のため、分かりやすい気象情報の提供が必要だと思います。
気象庁やNHKがなぜそのことに気が付かないのか不思議です。

お礼日時:2019/06/12 18:47

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