アプリ版:「スタンプのみでお礼する」機能のリリースについて

She is thought to have died of cancer. の文で、
to have died ~は「~したと考えられている」で、副詞的用法の不定詞でしょうか?
もしそうなら、それを解説しているサイトも教えていただきたいのですが…。
宜しくお願い致します。

A 回答 (6件)

まずは訂正。



「いいえ、もし、
(2)I believe him to have been a doctor.
の "to have been a doctor" が主格補語なのであれば、
She is thought to have died of cancer.
の "to have died of cancer" も主格補語です。
全く同じものです。」

すみません、「主格補語」ではなくて、「目的格補語」ですね。



さて、どうしても、名詞的用法か、形容詞的用法に分類されたいわけですね。
叙述用法なんだから「形容詞的用法」、ということで納得されるならそれで結構です。
お示しのサイトでも、一応そう述べられていますが、「この分類そのものにあまり意味は無い。<動詞+to不定詞>全体で助動詞的に働くと考えてもよい。」ともおっしゃっています。
その通りだと思います。




以下、かなり面倒な話なので、言わなかったのですが、あえて申し上げます。
無視していただいて結構です。

言語学的には不定詞は文の一種であり、普通の文は定形節 (finite clause)、不定詞の文はそのまま不定詞節 (infinite clause) と呼びます。

I believe that he was a doctor.
They think that he died of disease.
People say that he got married last year.

これらの that 節が名詞節であるならば、下の that 節もまた名詞節。
It is believed that he was a doctor.
It is touhgt that he died of disease.
It is said that he got married last year.

当然、対応する不定詞節も名詞節。
I believe him to have been a doctor.
(注意:ここでは、[him to have been a doctor] が名詞節であり、目的語節であります。
さらに、him は believe の目的語も兼ねています)

これらの文と対応する
He is believed to have been a doctor.
She is thought to have died of cancer.
He is said to have got married last year.
もすべて、名詞節ということになります。

ただし、to 不定詞の名詞的用法というよりは、不定詞節が名詞として用いられているということです。
つまり、この部分です。
he/him to have been a doctor
She/her to have died of cancer
He/him to have got married last year


どうしても、形容詞的用法か名詞的用法に分類なさりたいのであれば、形容詞的用法をお勧めします。
ま、私もこの場合には「この分類そのものにあまり意味は無い」と考えます。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

言語学的なご説明までいただき有難うございました。
「形容詞的用法」ということですね。確かにこの文の形のto不定詞を○○的用法だと、はっきりと記述しているサイトがどこにもないことを、とても不思議に思っていました。要するに、この文が受験問題で何的用法のto不定詞か問われることはないでしょうね。文構造なるものも、文法学者によって千差万別とは言わないまでも、断定付けられないものが多いということがよくわかりました。
何度もご返信いただきご教授いただき感謝しております。
これからもよろしくお願い致します。

お礼日時:2019/06/19 20:30

>(2)が×だということは、She is thought to have died of cancer.なる文で


>”to have died of cancer"は単に「考えられている」だけのことで、
>S=to不定詞は成り立たず、つまり「主格補語」は怪しいということになりますよね。

いいえ、もし、
(2)I believe him to have been a doctor.
の "to have been a doctor" が主格補語なのであれば、
She is thought to have died of cancer.
の "to have died of cancer" も主格補語です。
全く同じものです。

単に think は think O to do の構文をとらないというだけです。
say も say O to do の構文を取りません。
しかし、この架空の think/say O to do を介して、受け身を作ったら、
She is thought to have died of cancer.
He is said to have got married last year.
ができちゃった、ということです。


この「架空のV O to do」が気に入らなければ、もう一つの仮主語仮説をお取りください。
He seems to have been ill.
の "to have been ill" が主格補語なら、
He is believed to have been a doctor.
She is thought to have died of cancer.
He is said to have got married last year.
の to do はすべて主格補語となります。


どっちにしろ、補語ですね。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答度々有り難うございます。
そうですか。補語ですね。すると、「形容詞的用法」か「名詞的用法」かのどちらでしょう?ここまで考えても、この種の用法が何的用法なのか述べているサイトはないですし、下記サイトの最後の方の「形容詞的用法」では、ちょっと掘り下げた例文が載っていますが、be thought to ~ の例文は載っていないのが不思議でなりません。
http://mep.papiko.com/index.red.php?to%E4%B8%8D% …

お礼日時:2019/06/19 17:16

believe という動詞がありますよね?


ちょっと変わった動詞です。
こういう構文があります。
(1)I believe that he was a doctor.
(2)=I believe him to have been a doctor.
[ジーニアス英和辞典(第5版)]

下の文を受け身にすると、
(3)He is believed to have been a doctor.

本来は(2)があっての(3)なのですが、中抜きをする動詞が出てきました。
手抜きと言ってもいいけど。
それが think と say です。
(1)They think that she died of cancer.
(2)×They think her to have died of cancer.
(3)She is thought to have died of cancer.

(1)People say that he got married last year.
(3)=He is said to have got married last year.
彼は昨年結婚したそうだ
[ジーニアス英和辞典(第5版)]


あるいはこう考えてもいい。
seem という動詞がありますよね?
It seems that he was ill.
=He seems to have been ill.
[ジーニアス英和辞典(第5版)]

これを応用して、
They believe that the Japanese economy grew less than 2 percent last year.
=It is believed that the Japanese economy grew less than 2 percent last year.
=The Japanese economy is believed to have grown less than 2 percent last year.
日本経済の昨年の成長率は2パーセントを下回ったと考えられている


They think that he died of disease.
=It is thought that he died of disease.
=He is thought to have died of disease.


People say that he got married last year.
=It is said that he got married last year.
=He is said to have got married last year.
彼は昨年結婚したそうだ



どっちでも好きなように解釈して。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!
興味深いのは、(2)×They think her to have died of cancer.です。
確か、think it true that ~ で、形式目的語はOKですよね。
(2)が×だということは、She is thought to have died of cancer.なる文で”to have died of cancer"は単に「考えられている」だけのことで、S=to不定詞は成り立たず、つまり「主格補語」は怪しいということになりますよね。あくまでも「考えられている」だけであって、事実は違う場合もありますから。そうなると、目的語で「名詞的用法」ということになりますよね?

お礼日時:2019/06/18 18:18

あえていうなら、形容詞用法かな。

she is cool の cool 部分と同じですから。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

確かに「主格補語」なら「形容詞的用法」も考えられます。

お礼日時:2019/06/18 18:19

英文の文意を完全に把握できさえすればそれ以外のことはまったく必要ありません。

不停止の〇✖用法とかを調べてみても完璧に時間の無駄なのです。
人生はあなたが考えるほど長くはありませんので、時間はせいぜい有効に使うようにしましょう。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

回答ありがとうございます!

お礼日時:2019/06/18 11:46

これを副詞的用法の不定詞と解釈されるのを見たことがありません。

よってサイトも無いと思います。一般には主格補語、ではないでしょうか。
    • good
    • 1
この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます!
主格補語ということは、「名詞的用法」ということでしょうか?

お礼日時:2019/06/17 20:36

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!