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実験で共振回路と共振していない回路を扱ったのですが、そもそも共振回路はどういった利点があるのですか・・?ラジオなどで使われている事はわかったのですが、回路を共振することの利点がわかりません。教えてください、お願いします

A 回答 (3件)

簡単に説明します。



共振回路には「直列共振」と「並列共振」があります。
直列共振は、LとCが直列にある回路が共振した場合で、このとき、この回路両端の
インピーダンス(抵抗)は最小になります。
並列共振は、LとCが並列に構成された回路が共振した場合で、このとき、この回路両端の
インピーダンスは最大になります。
どちらも、共振周波数(f)は同じ式で計算されます。
  f=1/(2Π(LC)^0.5)

上記回路が、回路に直列に入る場合と並列に入る場合を考えてみましょう。

1-1 L,Cの直列回路が回路に直列に入っていると共振周波数には抵抗がありませんから、
優先的に通過します。
他の周波数は、インピーダンスがあるので通過しにくくなります。(周波数選択)

1-2 L,Cの直列回路が回路に並列に入っていると、共振周波数には抵抗がありませんから、
バイパスされてしまい、出力に現れません。
他の周波数は、インピーダンスがあるので、一部バイパスもされますが、大部分は出力側に現れてきます。(周波数除去)

2-1 L,Cの並列回路が回路に直列に入っていると、共振周波数で最大のインピーダンスを
 持ちますから、出力に出ることができません。(周波数除去)

2-2 L,Cの並列回路が回路に並列に入っていると、・・・どうなるか考えてみてください。

このように、共振回路は特定の周波数の「除去」、「通過(選択)」をさせることが出来ます。
また、これ(共振回路)をフィードバック回路の中に入れれば、特定の周波数を「発振」させたりすることも出来ます。

以上のことは、実験で先生が説明されたことと思うのですが・・・
もし未だ何か分からないことがありましたら、補足欄で再質問してください。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。ご説明にあった内容は理解できましたが、別件で理解できない事がありました。共振されてない回路と共振されている回路では、「キレ」が違うと(先生に)説明されたんですが、その意味がわかりません。諸事情により直接先生には聞くことができませんでした。もし、ご理解できたらお願いします。
補足欄ではなくてすいません・・・。

お礼日時:2004/12/13 22:34

並列共振でしたら発振器に使います。

並列共振周波数の信号は、コイルとコンデンサの間で互いに充電放電を繰り返して大きなループ電流を流します。この並列共振回路に端子を付けて信号を一部取り出せば、発振器の出来上がりです。この場合の共振する利点は、共振周波数でのみ発振出来ることです。コイルまたはコンデンサを可変にしてやれば発振周波数を調整出来ます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。再確認して、考えてみます

お礼日時:2004/12/13 22:36

必要な周波数のみを取り出すとき、共振周波数は、インピーダンスが0となるので、他の周波数より電流が流れやすく、分離しやすくなります。



直列共振回路の場合は、コイル、またはコンデンサの両端電圧は、電源電圧よりも高くなります。

並列共振回路の場合は、コイル、コンデンサに流れる電流は、電源に流れる電流よりも多くなります。

このとこを利用すると、高電圧耐圧試験装置などの機器では、電源電流が少なくても、耐圧試験が行える試験機ができます。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。知恵が増えました!

お礼日時:2004/12/13 22:35

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